【感想・ネタバレ】世界の中心、針山さん(3)のレビュー

あらすじ

彼の名前は針山真吉。眼鏡をかけて憎めない顔で、他に特徴は──特になし。涙もろいことを必至に隠そうとする姉と疑うことを知らないやんちゃな弟を持つ、ごくごく一般的な四人家族の世帯主である。 そんないたって普通な針山さんが住む所沢市では、毎度毎度様々な出来事が起きている。竹から生まれたかぐや姫がなぜか忍パンダとショーを繰り広げたり、巨大ロボに乗るという昔からの夢を叶えるために工場長まで上りつめたり、気づけば黒服&サングラスという都市伝説みたいな格好で記憶を失っていたり──。世界の中心は、今日も忙しいのだ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

あいかわらず、多ジャンルごった煮なのに「すべては丸く収まり爆ぜる」な短編集。
特に「なよ竹~」と「工場長のドリームチェイス」の二作品は短編で終わっちゃうのがもったいないくらいに面白かったです。長編でじっくり読みたかった。
今回のオススメキャラは、月夜見カグヤと忍者の末裔親子と工場長。

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2010年02月12日

Posted by ブクログ

今回はそこまで意外性はなかったかも。「工場長のドリームチェイス」が好きでした。西神さんがツボすぎる。

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2009年10月21日

Posted by ブクログ

カグヤの話はなかなかいいロマンチックな話で好きでした。一番は工場長の話。ちょっと泣けた。最後のおまけがなかなか面白かった!まさかそう繋げるとは!と驚いたな。
針山さんの新刊また出して欲しいです!

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2011年03月28日

Posted by ブクログ

不本意ながらツボってしまった第三巻。
「なよ竹の~」も最初はよくわからないなあと思っていたのですが…。
読み終わる頃には、普通に好きになってました。ラストちょっと強引だけど。。

でも一番は工場長のドリームチェイス。
いい大人が頑張ってる姿は惚れます。
自分がそういうことが出来ないままに、ここまできてしまったから。
生きがいがないわけじゃないけれど、なんとなく生きてる感がぬぐえない自分にとっては、凄く眩しかった。

メン・イン・ブラックだけ普通だったので、ここは4点にしてみた。

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2010年05月17日

Posted by ブクログ

工場長のドリームチェイスがおもしろいなぁ好き。ロボはロマン。
そんで深冬ちゃんがかわいいなー。
エナミさんが好きなもので挿絵がほぼエナミさんで嬉しかった、って言っていいものか。ヤスダさんデュラアニメとかで忙しいのかなぁ。
画集も楽しみです。
あと成田エナミコンビでホラーが読みたい。都市伝説っていうかホラーが読みたい。

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2009年11月04日

Posted by ブクログ

このシリーズは何でもありですねー。
3巻でメインになるのは竹取のお姫様(ちょっと発育不全)と黒服達ですか。

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2009年10月17日

Posted by ブクログ

「なよ竹の姫君は伝奇パンダの夢を見るか」は未来を除いた部分の設定、キャラは面白かった。まぁ、このシリーズの針山さんは完全脇役であるから、各話に主役級が登場し、他の話にも顔を出すというパターンだからカグヤとパンダもまだ活躍するかも。「工場長のドリームチェイス」も他に比べて展開は地味だが、けっこう面白かった。「メン・イン・ブラックの閻魔帳」は・・おまけの「子供の中心、針山くん」も加えて内容的に落ちる。まぁ、蛇足ってとこか(笑)一応短編集ってのも読みやすいし次号も期待。

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2015年08月09日

Posted by ブクログ

なよ竹の姫君~がかなり好きな話だった。首領が彩雲のしょうか様のキャラに似ていたように感じたのはフィルターのせいだと思うけど、タイヘントキメキマシタ。

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2011年08月31日

Posted by ブクログ

とても読みやすいです。かぐや姫の話が少し分かりにくかった感じがします。巨大ロボットの方が私は好きです。

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2010年07月26日

Posted by ブクログ

何処にでもいるような風貌…。

目立った異能力があるわけでもない。


なのに、数々の異質な事件には必ずその名があがって……。


一つ一つの事件では完全な脇役やのに別の視点、すなわち彼の視点から見ると全てが繋がって……。

そんな"世界の中心"針山さんの日常の世界を楽しんでみませんか?

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2010年07月14日

Posted by ブクログ

工場長かっこいい・・・!
父親だったら困るけど(笑)

そしてサマーちゃんと銀島さんがでると、とても微笑ましくなるわぁ。

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2010年06月09日

Posted by ブクログ

“「ていうか、いや、そんな理屈はどうでもいいわよ……。ちょっと、腰が抜けそう」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「やっべ!まじヤベーって!凄すぎじゃね!?」
「クロスさん、もっと高くならない?」「ロボの足元がよく見えませんわ」
「子供二人肩にのっけて背伸びまでしてんだ。これ以上はジャンプするしか……」
「あれ、あそこにいるの、月夜見カグヤじゃね!?」
「あの忍術公園のアイドルだろ?マジかよ!」
「いやいや、今はそれどころじゃねぇって!すげぇこのロボ!」
「時代が……時代が来たよ!俺らの時代がきたって幹事だよ!」
「すげえなー。俺が蹴っ倒した戦隊のハリボテロボよりずっと強そうだ」
「……かっこいい」
「お、素直じゃねえか、流石は総統閣下だ」
「……総統って言うな」「ほらほら、二人とも今日は喧嘩しないでください」
「なんか工場の周り、黒服の人達がうろうろしてなかった?」
「警護とかじゃない?」「他国のスパイだったりして」
「実は政府の秘密機関で、このロボには宇宙人の技術が使われているのかも」「そこの御伽話だ」
「すごーい!すごーい!」「ひー」「なっちゃん、この人混みで飛び跳ねたら危ないよう」”

忍者の血を引いている少年。
宇宙からきた少女。
ロボに乗ることだけを夢見る工場長。
黒服姿の記憶喪失の女性。
基本のメインはこれくらい?
一つ一つの短編が何気にさり気につながっている。
成田さんのこういう展開がすごく好きだ。
台詞を読むだけで誰が話しているのかがわかるっていうのも好き。
そしてそれでもこの奇妙な世界は針山さんを中心に今日も普通に回っている。

“そこで僕は、まず自分の眼を疑った。

人里から一歩だけ離れた竹林の中、踊るのは白と黒の固まりと、線の細い肌色だった。
白と黒の方は確認するまでもなくパンダであるとして――問題は、長い竹槍を持ってパンダを追い回す、半裸の少女の方だった。
年は、僕と同じぐらいだろうか。
胸や腰を隠すように布が巻き付けられているので、確かに半裸といえば半裸だが、覆っている面積は半裸というには少なすぎる。
鮮やかに転がり回るパンダに対し、半べそをかいたような顔で竹槍を突き出し続ける少女。

―――なんだこれ。

―――まあ、ここは一つ冷静に考えよう。

―――竹槍を持った半裸の女の子とパンダのダンス。

―――……なんだこれ。”

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2010年03月08日

Posted by ブクログ

短編集的な作品だが
登場人物を微妙に引き継いでるタイプ
すっかり忘れてて
端の方に出てくるキャラがさっぱり分からんが
大筋には関係なし
今回のはいまいちかなあ
意外過ぎるオチってトコまではいってない気がする

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2009年10月18日

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