成田良悟のレビュー一覧
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【ネタバレあり】
相変わらずのバッカーノ。
鬼畜外道野郎がヒィヒィ言ってるのには、やったねエルマー! さすが魔王! と思ったけど、
フェルメートにも人間的な面があると知ると、なんか拍子抜け。
もっとひでぇ取り返しのつかない奴かと…うんこれから何百年でそうなっていくのかもしれないけど。
こいつが大ボスとして2003に君臨するのかぁ…何をやらかしてくれんのかなぁ。
ヒューイといえば、やっぱりホムンクルスはモニカのためだったの?
ルネ先生の「実験台」は結果シャーネってことでいいのかしら。
お嬢様がネブラ関係だったらどうしよう。
そろそろマルティージョが恋しい。 -
Posted by ブクログ
昔から思っていることがあって、100点満点のテストで0点を取ることも100点を取ることも大して変わらない。いや、重大な違いだという意見は当然あるだろうけど、常識の範囲内という意味では両社とも常人なのである。
異常とは、0~100点までしか取れないテストで「103点」とか「-4点」とかを取ってしまうこと。すなわち常識を逸脱してしまうことであって、そこには「優秀」だとか「落ちこぼれ」なんて分類はない。どんなに優秀でも100点以上を取ってしまうことは異常である。
制御を失っていきすぎた「正義」ってのはもはや異質な別物なんじゃないだろうか。
本書を読んでそんなことを感じた。
いやはや、相変わらずというかなんというか、構成もしっかりしている上に面白い。成田さんは外れのない作家さんだと思います。タガの外れたキャラクターを書かせたらピカイチです。
ネジの外れた人間はまるで全てが破綻したように見えてしまいがちですが、それこそネジが1つ外れただけなんじゃないかなと思います。ただ、それが信念みたいなその人の根幹を揺るがす重大なピースであるがゆえに影響力も大きいだけです。
成田さんの描くキャラクターもなにか1つだけズレていることが多いです。
最後に余談ですが、「悪を逸脱した悪」があるとしたら、それは一体どんなものなのでしょうね。 -
Posted by ブクログ
ドタチンが轢き逃げで意識不明の重体!!
狩沢は病院へ…
ゆまっち・渡草は轢き逃げ犯探し…二人ともかっこいい!
シズちゃん任意同行で警察で取り調べられる…
自分との闘いスタート
帝人・青葉・セルティの話し合いの場に赤林(と贄川)が…
贄川、娘の贄川春奈の捜索をダラーズに依頼
黄巾賊、vsダラーズに向けて着々と準備中
甘楽ちゃんなりすまし被害!
犯人は鯨木
鯨木は『澱切陣内という集団のリーダー』
臨也ピンチ?
ゆまっち・渡草・波江・張間美香・誠二・新羅父・エゴールが新羅・セルティの家に集結
ゆまっち的には秘密基地
澱切(鯨木)の駒となった四十万がダラーズに潜入…
泉井蘭の裏には青崎
ろっちーがドタチンのお見舞いに来てくれた! -
Posted by ブクログ
“バーテン服を着た男が、肩にバイクを担いで立っていた。
「......っ!?静雄さん!?」
「あー......、やっぱそうか。えーと、あれだよな。セルティの知り合いの......竜ヶ崎つったけか?こないだ新羅の所で鍋やった時にも会ったよな」
「はい、あ、あの、竜ヶ峰です」
「ん、おー、そうだそうだ。悪ぃな」
突然目の前に現れた『池袋最強の男』を前に、帝人は再び腰を抜かしかけた。肩にバイクを担いでいるが、ラジカセを担いで踊るダンサーと同じぐらい涼しげな顔をしている。
眼前の『伝説』を前に、帝人の頭はますます混沌の糸に絡め取られていくのだが——そんな帝人の熱を冷ますかのように、静雄が冷めた声を吐き出した。
「あー、そうだ。お前も確か、ダラーズの一員だったよな?」
「え?あ、は、ハイ!」
「そうか......誰にも言わないってのもあれだからよ。とりあえず来良の後輩にあたるお前に言っておく事にするけどな......」
力強く頷く帝人に、静雄はやや申し訳なさそうに目を逸らし——
「俺、ダラーズ抜けるから、よろしくな」
——え?
「.....え?」”
帝人君見てると何か辛いよー。
“帝人が頷いた事を確認して、痛みに耐えながら顔をあげると——
その瞬間、青葉は本当に凍りついた。
目の前にいる少年からは、既に3秒前までの冷徹な空気は消え去っており、普段学校にいる時と全く変わらぬ笑顔を浮かべていたのだ。
「よかった......受け入れてくれてよかったよ!手、本当に御免ね。ああ、消毒液や包帯とか持ってきてあるんだ。今、巻いてあげるから、なるべく手を心臓より上にあげてて!」
テキパキと包帯を用意するていとは、まるで学校の保険委員のようなものだった。
一瞬で普段通り——いや、普段以上に帝人らしい帝人に戻ったのを見た瞬間——
青葉の全身は、本当に不気味な物を見た時のおうな得も言われぬ『恐怖』に包み込まれた。
ブルースクウェアの面子もその不気味さを感じたようで、普段は饒舌な彼らが、一言も発せずに青葉と帝人を見守っている。
背筋に滝のような汗が流れるのを感じながら、青葉は心中で呟いた。
——折原臨也。気付いてるか?
——俺もお前も......帝人先輩を舐めていたかもしれない。
——先輩はもしかしたら、俺やお前が思うより......。
——もっとずっと、得体が知れない何かかもしれない。
——気付いているのか......折原臨也......。”