成田良悟のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◇あらすじらしきもの
バッカーノ異色作。
ミスターハッピーエンドと
彼を探しに行った4人の不死者、
そして山奥の村に住む人々の物語。
チェス君にとって2回目の転機の巻。
別名、300歳の少年の成長の軌跡。
もしくは、世界は笑顔を中心に(嘘)
◇大好きなところ
1、とにかくチェス君
(火だるまになりながら
「笑うんだ」と言い切る場面は最高です)
2、エルマーが素敵だ
(さりげなくカッコイい)
3、登場人物は皆
どこかしら歪んでいる
(というか、作品自体が異次元。)
4、チンパンジーがシェークスピアの名文を生み出すような確率の奇跡
(と言った後に
あ -
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Posted by ブクログ
BACCANO!作品で一番年代が古いからと初めに購入した小説。
けれど気付いたらこれ番外編っぽくないですか?(笑)
ということで、途中で「うわ、どうしよう・・・」と思いながらも読んでみましたが結構いけますね。
アニメではほとんど登場しない人たちの過去を題材とした話ですがこれ単品でも普通に読めます。
それに舞台設定が自分的には好み。ロットヴァレンティーノ。多分架空の町ですが。あと魔女裁判の話とか、錬金術とかね。
そんで、この作品伏線がめっちゃわかり難い。
いやなんか同じようなことを執拗に書いているんですがそれがどういう伏線になんのか自分はわからなかったです。
そんでキャラク -
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Posted by ブクログ
2010/04/10~2010/04/12
星4
おもしろかった。やっぱりライトノベル・ハードボイルド好き。
堅いハードボイルド(語かぶってるけど...)も好きだけど軽いハードボイルドはもっと好きだ。
今回のおもしろい、というか興味深かったところは、どの主人公も「完璧」じゃなくなったところ。
ハードボイルドってのは、「最強」が必ず1人いないと成立しないと思っていたけど、そうでもないみたいだ。
『デュラララ!!』には多数の登場人物がいて、それぞれに最強で、それぞれに弱く、それでいてバランスを保っているから面白いんだろうな。
このバランスを保っていられるのは凄いと思う。ちょっとでも崩したらすぐに