森岡浩之のレビュー一覧

  • 星界の戦旗V ―宿命の調べ―

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    第一部完結作である本著は、もっともアーヴらしさが描かれた作品でした。アーヴらしさとはつまり、アーヴの価値観や考え方についてです。

    アーヴは自らの故郷を滅ぼした親殺しの原罪を持つ種族です。それ故に、彼らは誰かに覚えてもらう、覚えておくということを強く意識しているように見受けられます。
    英雄芳名碑の一連の流れはその象徴的な描写でした。歴代の戦没者名をすべて記している英雄芳名碑の存在。帝都が滅ぶさなかにあってもそれを守り抜こうとするアーヴの意志。忘れじの広間管理官エーフとジントの対話。
    英雄芳名碑はそれそのものも大事ですが、ただのモニュメントとして重要なのではなく、そこに記憶が付随しているか

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    2015年04月10日
  • 星界の戦旗V ―宿命の調べ―

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    4巻から随分と時が経ってしまったために前の話しを忘れていたせいもあったが、あの星界軍がこんな窮地に追い込まれてしまうのかと、世の無常を感じました。とはいえラフィールやジントなど主要キャラは相変わらず飄々としているので、常に緊迫感に満ちているわけではなく、読んでいて疲れることはありませんでした。続きを早く読みたいんですが、果てさていつ読める事やら。

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    2013年04月08日
  • 星界の戦旗V ―宿命の調べ―

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    ほんとに久しぶり。
    思い出しながら読むため、ゆっくり読みたかったのだが、作者は話を急ぎ、物語は急展開。
    ここで第一部完となると、第二部はどの時点になるのだろう?
    とにかく次が楽しみ。

    この巻では、ラフィールとジントの関係も落ち着いた感じで、進展はないが、第二部で進展するのかしらん。

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    2013年04月06日
  • 星界の戦旗V ―宿命の調べ―

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    ネタバレ

    第一部完。この巻自体がずいぶん久しぶりで、第一部完となると第二部はいつ出るのだろうか…と思ったら、後書にもそんなことが書かれていた (^^;;;
    負けっぱなしのままはやなんで早く次が読みたいんだけどねぇ。

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    2013年04月03日
  • 星界の戦旗V ―宿命の調べ―

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    もう出ないかと思ってました。(苦笑)

    おもしろかったです。でも、ちょっと、話が唐突な急展開で、いやにあっさりだったかなー。

    第一部完結ですが、物語自体は全然終わっていないので、次が早く出てくれるとうれしいんですけどね。

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    2013年03月28日
  • 星界の戦旗V ―宿命の調べ―

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    本編まだぁという内容。老兵がバンバン退場し、熾烈な戦いはこれから始まるぞというところで終わり。続きが読める日はくるのかなあ。

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    2013年03月24日
  • 星界の紋章 3―異郷への帰還―

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    惑星探査の生物部品として地球人類から遺伝子改造して作出された「アーヴ」。彼らは人間から独立し、強大な星間帝国を作った。
    アーヴの皇孫女ラフィールと、地上出身者ながらアーヴの星間帝国の伯爵公子となったジントとの、出会いと冒険の物語。
    設定は良く作り込まれており、独自性が高く非常に面白い。驚くべきことには作者森岡浩之氏はアーヴ語を創作したそうだ。この辺りのエピソードはトールキンの『指輪物語』を彷彿とさせる。
    詳細な設定とアーヴ語に支えられ、物語も勢いがあり読者をぐいぐい引っ張っていく。

    ただし物語の主題はボーイ・ミーツ・ガールものであり、ジュヴナイルの匂いが漂う。とても面白いのだが、あおり文句の

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    2012年10月17日
  • 月と炎の戦記

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    スサノオの行状に悩まされたアマテラスが天の岩戸にこもっていたとき、三貴子のもう一柱、ツクヨミは何をしていたか?

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    2011年11月06日
  • 夢の樹が接げたなら

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    久し振りに珍しくSFを読むと、いつもと違う頭の中の回路が刺激されて面白いですな。特にこの短編集に収録されている作品は、こと細かに事象の説明が成されていないので、考えつつ読み進めたので余計にそういう感覚が強かったのかも。
    人工的に言語を作り出す世界を描いた表題作や、名付けるという行為について考えさせられる『ズーク」など、言語に関した作品が気に入りました。

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    2011年10月13日
  • S RED ザ・スニーカー100号記念アンソロジー

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    ネタバレ

    冲方丁さんの作品が入っているということで購入。他にも吉田直さん初め、様々な方の作品が入っている。
    シュピーゲルやトリニティ・ブラッド等を一度に読めるのでいい。

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    2011年09月28日
  • 星界の断章 II

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    新書購入

     SF・短編・シリーズもの
     星界の紋章・戦旗の後続。
     元々が、人工生命体の作った「アーヴによる人類帝国」。そこの皇帝の孫娘と、帝国に攻め込まれた結果、アーヴの貴族になった少年の軍務生活のお話……(だよね?)
     

     アーヴの秘密に迫る短編(笑)
    「併呑」苦手な人物がそばにいないと落ち着かないって……この人たちマゾですか?
    「謀計」感情が重視されるのも、さることながら。教官たちは頭がとても柔らかい……。(笑) 
    「墨守」喧嘩しようと仲良しこよし家族ですよね、けっきょく。罵っても。けなしても。

     ほとんどみんな、ギャグやコメディです。シリアスなのが「変転」です。反逆の話。アーヴに

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    2011年05月29日
  • 夢の樹が接げたなら

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    とても久しぶりに森岡浩之を読んだ。「星界」とも違う短編集。中学のときに一度読んでいるもののかなり捕らえ方言うか理解は変わった小説である。いくつか方向性は神林長平に似てるのではないかなと思う。特に最後の「夜明けのテロリスト」なんかは「死して咲く花実の有る夢」に人間の意識の捕らえ方は似ている部分がある。いくつかの短編を通して共通しているのは「言葉が世界を認識する術の一つ」ということであり、この「道具」を持ち変えることによって大幅に今見ている世界は変わるのではないかということである。特にその意味では表題作なんかは正面からその論を描いているのではないか。題名もまとまっており面白い。しかし、途中の論の展

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    2011年05月01日
  • 星界の紋章 1―帝国の王女―

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    ある日突然、《アーヴによる人類帝国》の貴族となったジント。
    だから、ジントは純粋たるアーヴではない。

    ある事件を期に、ひょんな事で乗り合わせた王女ラフィールとの逃避行を開始する。
    アーヴの秘密。ジントの葛藤。ふたりの冒険。

    アーヴ語を始めとする、森岡浩之により構築された世界観。

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    2011年01月16日
  • 夢の樹が接げたなら

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    森岡氏といえば、「星界の紋章」のイメージから”スペースオペラ”というイメージが定着してしまっているが、なかなかどうして、本短篇集では、氏のハードな一面を見せくれる。
    もっとも、ここでみれるようなアイデアが十分「星界の紋章」のシリーズにも発揮されているのは言うまでもない。

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    2010年10月27日
  • 星界の断章 II

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    相変わらず。
    小ネタ満載です。


    CDブックとか買っている人にはつまらんだろうなぁ、既出なんで。
    とは言えそんな高価なものに手を出せないファンとしては有難い。
    唯一の書き下ろし「墨守」には思わず苦笑。やれやれ困りましたねぇ、古代からの日本人の悪い癖(笑、日本人に限らんが)

    驚いたのは「嫉妬」
    …よくこんな話でOk出たな…とか思うのは、自分の思考のせいか?

    何はともあれ、星界シリーズの読者は一読どうぞ。

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    2009年10月07日
  • 夢の樹が接げたなら

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    SF作品の短編集。
    こんな風になっていったら怖いなぁと思う作品ばかりで始終ぞわぞわとした感覚がしてました。
    苦手かも・・・と思いながら、途中から夢中になって読んでしまいました。
    「普通の子ども」と「無限のコイン」がお気に入り。

    「ズーク」は妙に惹かれました。
    必要があるから、名前をつけるんだよなぁ・・・。

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    2009年10月04日
  • 星界の紋章 1―帝国の王女―

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    アニメにもなっている、有名なSF小説。好みは、分かれるところであろう。

    世界設定・人物設定が几帳面に作りこまれており、充分現実感を感じられる。もっとも、作り込まれた世界・人物というのは、反面、受け容れにくい人には受け容れにくいということでもある。
    また、文体や言い回しには癖があり、苦手と感じる人はいるだろう。
    好みが分かれるだろうというのは、そういう意味合いである。

    その点を除けば、超未来ともいうべき遥かな未来で広大すぎる宇宙を移動する物語と、登場人物たちの強い個性に引き込まれるに違いない。

    好みは分かれると思われるが、SFをはじめて読む人にも、お勧めできる。

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    2009年10月04日
  • 星界の断章 II

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    星界の紋章・戦記シリーズのエピソードがたっぷりと詰まった短編集第二弾。

    本編では語られなかったアーヴの歴史に隠された真実を暴いた、書き下ろし「墨守」を含む全十二編。

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    2009年10月04日
  • 星界の戦旗III ―家族の食卓―

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    ジントとラフィールは一路、ハイド星系を目指していた。

    敵艦隊の撤退により帝国領に復帰したハイド星系をジントが伯爵として正式に統治する為だ。

    だが、故郷である惑星マーティンの領民政府は、頑強に帝国への帰属を拒んでいた。

    一方、新たに構成された艦隊もまた、戦技演習の為、ハイド星系を目指していたが……。


    すれ違った家族の絆が涙を誘う、スペースオペラ第三幕、ここに開幕!!

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    2009年10月04日
  • 星界の戦旗II ―守るべきもの―

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    帝国暦955年、幻炎作戦において圧倒的勝利を収めたアーヴによる人類帝国は、残存する人類統合体の艦隊を制圧すべく、新たな艦隊を編成し、狩人作戦を開始した。

    狩人第四艦隊に所属するバースロイル艦長ラフィールは艦隊司令長官によって、またも領主代行を命じられる。

    ジントと共に惑星ロブナス?に向かったのだが、そこは……。


    二人の絆が試されるスペースオペラ、第二幕ここに!

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    2009年10月04日