森岡浩之のレビュー一覧

  • 星界の紋章 1―帝国の王女―

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    SF小説です。時は近未来、宇宙進出を果たした人類のその後を舞台としています。新人類として存在するアーヴ、小説の中で語られるアーヴ語、旧人類との関わり、政治的対立、血族、様々な設定が絡み合い、読む内にその世界に引き込まれます。絶対です。そういったSFとしての面白さを押さえていながら、この作品の一番の魅力は会話にあります。絶妙のテンポ、ユーモラスな掛け合い、頭に残るリズム、すべてが素晴らしい。これは実際に読まないとわからないと思います。日常における幸せで穏やかな刺激を感じたいあなた、是非ご一読下さい。

    (宮崎大学 学部生)

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    2010年09月14日
  • 月と闇の戦記 一 退魔師はがけっぷち。

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    「月と炎の戦記」の続編、らしい。

     作者は早川で出ているあの「星界の紋章」等を書いた森岡さん。

     イラストはオーフェンの草河さん。

     うむ。主要キャラの一人がまんまオーフェン・・・・・。貧乏退魔師、その日を食いつなぐことにも難儀している青年が主役。

     これの見所は、やはり主要キャラの兄ちゃんの理屈っぽさ。けっこう辛辣なのだが、読むと笑える。

    「月と炎の戦記」では、「アマテラスオオミカミ」のお籠もり時期の話(神話時代)だったのだが、今回は現代。

     軽く読める作品。

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    2009年10月04日
  • 月と闇の戦記 三 神様はしらんぷり。

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    スニーカー文庫ですね。
     月と闇の戦記、三巻。完結編。

     正確には、月と死の戦記、でしょうか。
     敵イザナミに共感してしまう。
     だってさあ、自分が死の国の女王で、平穏で綺麗な黄泉の国を作っていたのに、宗教汚染されて捻じ曲がった死者が来るようになって、自分の王国が滅茶苦茶にされたら、腹が立つでしょう。人間全部ぶっころそうっていう気分はわかります。
     でも、イザナミ様、自分の部下の研究者に『死んだら猫の神にしてやる』とか親切心で言ってたりしてますが、その人にしてみたら余計なお世話ですよね。死の女神だから、この人はとことんそういうの、無頓着です。

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    2009年10月04日
  • 夢の樹が接げたなら

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    樓主が取り上げるのはとっても珍しい、短編集。

     星界の紋章でおなじみの森岡氏の、初期の作品。デビュー作も入ってる。

     全部SF。

     この人は言葉が好きなのね。

    この人の本を読むと、自分の描くSFの拙さを見せ付けられるようで、痛かったりする。



     一番、インパクトが強かったのは「スパイス」。

    どんでん返しを樓主は期待したが、けっきょく路線はホラーっぽくなってしまった。

     好きなのは「無限コイン」と「夢の樹が接げたなら」。



    「スパイス」は人工的に作られた女の子が中心に置かれた話。彼女はとあるサディストに食われるために作られた。牛の細胞などを使って作られているから彼女には人権が

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    2009年10月04日
  • 星界の紋章 1―帝国の王女―

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    スペースオペラの名作。ボーイミーツガール。
    登場人物たちがいい!!
    統治機構としての帝国や星間航法がきちんと描かれているのも魅力。
    帝国のモデルはローマ帝国?

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    2009年10月04日
  • 星界の紋章 1―帝国の王女―

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    SF長編小説です。おもしろいんですが、単行本が出る間隔がおそろしく長いです。
    演劇的な台詞の言い回しとか、細かく作りこまれた世界設定とか、ツボにはまるとたまらないはず。

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    2009年10月07日
  • 星界の断章 II

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    星界シリーズの新作ぅぅ! と思ったら、短編集のほうでした。おもしろかったけど。
    この人は、あいかわらず言語というものへのマニアックな姿勢を感じさせるなあ。
    好きです。

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    2009年10月04日
  • 星界の紋章 1―帝国の王女―

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    緻密で独特な世界設定を持つスペースオペラであり、登場人物たちの魅力を前面に出したライトノベルでもあり、少年と少女が旅を通じて成長していくロードムービーでもあり。一言では表現できない素晴らしさを持つ星界シリーズの第1作目はジントとラフィールの旅立ちと出会い編といったところか。あの名台詞はこの巻にあり!

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    2009年10月04日
  • 夢の樹が接げたなら

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     素晴らしかったです。星界シリーズとはまた違った趣きで、本当に楽しめました。
     表題作「夢の樹が接げたなら」と「ズーク」が、私の中では特にお気に入りです。言語というものが私たちの大部分の形成に寄与していることが、疑いようのないことに思える。SF的世界構築の緻密さは他のSF作家にもいえることですが、この言語に対する洞察の鋭さは、他に類を見ないものではないでしょうか。

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    2009年10月04日
  • 星界の紋章 1―帝国の王女―

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    ○回目の再読。やっぱり星界はよかですよー。
    細かく作られた設定、キャラクター達、どれをとっても一品だと思う。

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    2009年10月04日
  • 星界の紋章 1―帝国の王女―

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    出会いは中学生の頃です。
    この本は世界観が難しく、さらに独自の言語を作者が作り出しているので中学生の僕にはわかりづらかったです。漢字は難しくても振り仮名がないので苦労しました。
    ここで蹂躙を学びました。

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    2009年10月04日
  • 星界の戦旗III ―家族の食卓―

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    この巻では、主人公が完全に故郷と決別する話が描かれる。

    二つの種族の狭間で、「自分は一体何者なんだろう」と自問し続けた、主人公の出した答え。
    それがとても美しい一文で描かれている。

    同時進行で展開する戦闘も、迫力の描写。

    このシリーズは、数々の名台詞がちりばめられているので、目が離せません。

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    2009年10月04日
  • 星界の紋章 1―帝国の王女―

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    最初にアニメから入ってしまったのですけど、やっぱり原作のコチらの方が楽しく読めました。3巻ブっ続けで読んだので肩凝りが…(笑)主人公のジントの、なんともイマドキの子らしい性格が、見ていて興味をひきます。そしてラフィール様は可愛い!「許すがよい!」には笑わせてもらいました。アーブには素敵な人がいっぱいですね。

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    2009年10月04日
  • 星界の戦旗I ―絆のかたち―

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    本編の位置付けの戦旗シリーズ。3巻で終わりではないらしいです。まずは紋章を気に入って頂けたのなら、まちがいなくお勧めのシリーズです。気になるのは、マルチメディア化されてから格段に遅くなった発刊のペース。

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    2009年10月04日
  • 夢の樹が接げたなら

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    代表作「星界の紋章」シリーズや表題作「夢の樹が接げたなら」など、独自の言語を創作し、テーマとする作者の短編集だが、ぜひ読んでいただきたいのは短編「スパイス」。
    この読後感、最高である。

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    2009年10月04日
  • 星界の断章 I

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    星界シリーズの補遺となる短編集。楽しく読めます。
    /アーヴの精神の根幹にはかつての母星にあった弧状列島の住民が作り上げた、漫画、アニメ、ゲームなどの現在では意味不明になっているもの、ヲタク精神があるらしい。
    /アーヴの原型、作業生体たち。その宿命を外すか否かの議論。独立と彼らの原罪。
    /表紙カバー絵のいちばん大きく描かれている少女はペネージュだろう。ファンとしては、彼女の子供の頃の話はおもろかった。
    /表紙カバー絵のツインテール眼鏡っ子は「委員長」だろう。彼女の一族は元の文化を守っている。
    /クファディスの女難。など。

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    2025年12月27日
  • 星界の戦旗I ―絆のかたち―

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    紋章ではボーイミーツガールの冒険もの!というストーリーだったが、今回では登場人物も増えて艦隊同士がぶつかる大河ロマンの始まりを感じさせる。
    正直、用語の嵐と登場人物の多さにおぼれそうになるが次を読みたくなるパワーがある

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    2025年01月03日
  • 突変

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    ネタバレ

    著者を知らずに買ったが、星界の戦旗(ブレイクは星界の紋章)の著者ということで有名人だった。

    並行世界の地球(ウラ地球)と、コチラの地球(オモテ地球)上のある地域が入れ替わる「突然変移」がおきる世界を舞台に物語が進む。
    序盤は世界観の説明も兼ね、登場人物達のコチラ側の地球での生活やそれぞれの心情が描かれる。
    抵抗も予想もできない"突変"への恐怖を抱えながら生活する人々の描写(と、時間や突変が起きるごとに進んでいくアチラの世界の分析)だけでも物語になりそうな巧さだが、
    物語の中盤からは小さな町が並行世界へと"変移"し、手元に残った組織、資源だけでのサバイバ

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    2024年04月23日
  • 星界の紋章 3―異郷への帰還―

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    この本は、スペースオペラの名作「星界の紋章」シリーズの第三巻です。この巻では、人類統合体の追撃から逃れるために、惑星クラスビュールに不時着したジントとラフィールの冒険が描かれます。クラスビュールは、敵の支配下にあり、地上ではアーヴの王女であるラフィールは無防備です。ジントは、彼女を守るために、危険な環境や敵の追跡に立ち向かいます。一方、宇宙空間では、ジントとラフィールの救出を目指すアーヴの艦隊と、人類統合体の艦隊との壮絶な戦闘が展開されます。果たして、ジントとラフィールは、無事に帝国に帰還できるのでしょうか・・・。

    この本のテーマは、私にとっては「成長」と「愛」でした。ジントとラフィールは、

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    2024年01月14日
  • 星界の紋章 3―異郷への帰還―

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    全体を通して楽しく読んだんだけど、全体的になんとなく物足りない。
    会話のテンポが良くて、ピンチに次ぐピンチという展開も面白くて、続きが気になってしょうがないんだけど。

    まず、いちいち付いているアーヴ語のルビが煩雑。
    続きが気になると言っているのに、目が忙しくてなかなか進まないもどかしさ。

    それから登場人物が多くて、誰が誰だか最後の方はもう思い出せなかった。
    でも、敵味方ははっきりキッパリわかるので、誰が誰でも問題なし。

    さらに、場所の位置関係がわからない。
    巻頭に平面宇宙図でも載せておいていただけるとよかったのだが。

    最後に、クラスビュールからの脱出行あたりから物語が駆け足で、もう少し

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    2023年10月31日