森岡浩之のレビュー一覧
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樓主が取り上げるのはとっても珍しい、短編集。
星界の紋章でおなじみの森岡氏の、初期の作品。デビュー作も入ってる。
全部SF。
この人は言葉が好きなのね。
この人の本を読むと、自分の描くSFの拙さを見せ付けられるようで、痛かったりする。
一番、インパクトが強かったのは「スパイス」。
どんでん返しを樓主は期待したが、けっきょく路線はホラーっぽくなってしまった。
好きなのは「無限コイン」と「夢の樹が接げたなら」。
「スパイス」は人工的に作られた女の子が中心に置かれた話。彼女はとあるサディストに食われるために作られた。牛の細胞などを使って作られているから彼女には人権が -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者を知らずに買ったが、星界の戦旗(ブレイクは星界の紋章)の著者ということで有名人だった。
並行世界の地球(ウラ地球)と、コチラの地球(オモテ地球)上のある地域が入れ替わる「突然変移」がおきる世界を舞台に物語が進む。
序盤は世界観の説明も兼ね、登場人物達のコチラ側の地球での生活やそれぞれの心情が描かれる。
抵抗も予想もできない"突変"への恐怖を抱えながら生活する人々の描写(と、時間や突変が起きるごとに進んでいくアチラの世界の分析)だけでも物語になりそうな巧さだが、
物語の中盤からは小さな町が並行世界へと"変移"し、手元に残った組織、資源だけでのサバイバ -
Posted by ブクログ
この本は、スペースオペラの名作「星界の紋章」シリーズの第三巻です。この巻では、人類統合体の追撃から逃れるために、惑星クラスビュールに不時着したジントとラフィールの冒険が描かれます。クラスビュールは、敵の支配下にあり、地上ではアーヴの王女であるラフィールは無防備です。ジントは、彼女を守るために、危険な環境や敵の追跡に立ち向かいます。一方、宇宙空間では、ジントとラフィールの救出を目指すアーヴの艦隊と、人類統合体の艦隊との壮絶な戦闘が展開されます。果たして、ジントとラフィールは、無事に帝国に帰還できるのでしょうか・・・。
この本のテーマは、私にとっては「成長」と「愛」でした。ジントとラフィールは、 -
Posted by ブクログ
全体を通して楽しく読んだんだけど、全体的になんとなく物足りない。
会話のテンポが良くて、ピンチに次ぐピンチという展開も面白くて、続きが気になってしょうがないんだけど。
まず、いちいち付いているアーヴ語のルビが煩雑。
続きが気になると言っているのに、目が忙しくてなかなか進まないもどかしさ。
それから登場人物が多くて、誰が誰だか最後の方はもう思い出せなかった。
でも、敵味方ははっきりキッパリわかるので、誰が誰でも問題なし。
さらに、場所の位置関係がわからない。
巻頭に平面宇宙図でも載せておいていただけるとよかったのだが。
最後に、クラスビュールからの脱出行あたりから物語が駆け足で、もう少し