田丸雅智のレビュー一覧

  • もしも料理店

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    変わったあり得ない食材をお客の様子に合わせて料理して悩みを解決する、ほっこり読めるショートショート。最後にレシピも載っていて楽しく読めた。

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    2025年09月27日
  • もしも料理店

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    ちょっと不思議なありそうでない料理小説。
    発想が面白いかなり楽しい小説でした。

    食材が「自動車」「マウスポインター」「公衆電話」!?ってなる食材を使って料理をします。本当にあったら面白いしかなり興味がそそられました。

    短編集が11個あり、ちょっと時間で読めるのも魅力的です。
    今回の食材はどのように料理して、どんな味になるか予想品が読むと面白いです。
    また、悩みを持ったお客さんにあった食材を使い心を晴らせる。
    なるほどとそんな考えがって思いながら読みました。

    今はこれを食材にしたらどんな味がするだろう?という視点で物を見てしまいます。
    とにかく癖になる小説でした。かなりおすすめです。

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    2025年09月06日
  • ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

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    『ショートショート美術館 名作絵画の光と闇』太田忠司 田丸雅智

    世界の名画を題材に太田さんと田丸さんがショートショートを書いた共著。本としては共作であり、各作品は競作。互いに競う合うように、書いているのがめちゃくちゃ面白い。オール讀物で連載していたそうで、いわば相手の出方も考慮して、「最もベタ」っぽいことは外して、一歩踏み込んだ設定で書いている気がする。ハイクオリティの作品がずらりと並ぶ。人によって捉え方や着目するポイントが違うのも楽しめてよかった。

    絵自体が物語性を持っているので、自分ならどんな話にするかな〜と考えながら読めるのも面白い。題材といっても、フリにするのかオチにするのか、入り

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    2025年07月28日
  • ショートショート列車

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    大学生の頃の田丸さんと関わらせていただいたことがあり、それ以来作品をたまに読まさせていただいている。
    47都道府県のショートショートという発想がとても面白く、サクサク読み進めることができてスキマ時間に読むのに最適だった。特に「愛媛」のストーリーは会話がまさに現地のものであり、田丸さんの地元愛を強く感じられた。

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    2025年06月19日
  • 憂鬱探偵

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    相変わらず作者の発想は素晴らしい。面白い。
    憂鬱な原因もこれかもよ?笑

    ただ、表紙のイラストが残念
    話に繋がっているかと思いきや、特になく。
    憂鬱を表しているのかと思うが、うーん
    話が面白いので、もう少し手に取りやすい表紙だと良かったなあ

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    2025年06月10日
  • ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

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    美術館好きの私には大好物の企画、文藝春秋さまに感謝感謝。
    ショートショートの作者2人が、ゴッホやムンク、俵屋宗達、平山郁夫など其々の絵画にヒントを得て描く物語。競作とは言うものの、どちらも魅力的で視点の違いが面白く伝わってくる。
    絵を見て読み再び絵を観ると今迄とは違って感じる不思議感も堪能できた。

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    2025年06月09日
  • ショートショートガーデン プチコン受賞作品集 新生活

    購入済み

    面白い

    様々な人の様々なストーリーが描かれていてとても面白かったです
    特に全体的に明るい話が多く読んでいて気分が明るくなりました

    #ハッピー

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    2025年03月05日
  • 白線以外、踏んだらアウト

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    ネタバレ

    面白かった。
    個人的に白線が面白くて、まさかこんなにドキドキワクワクするとは思わなかった。設定が凄く楽しい。よく考えつくなあと。
    後は、チョウチョ。
    痛いの痛いのとんでいけ〜

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    2025年02月24日
  • 珍種ハンター ウネリン先生

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    ネタバレ

    おもしろい
    ベル虫とふうせんふぐ、おそうじカメレオン、シャンデリアン、かなえてんとう、たいりくうしがとても貴重な珍種。
    大陸の天気を自由自在に変えられる牛。


    2024/11/16 小1

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    2024年11月16日
  • ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

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    一話一話、面白くて、次の話を読む前にまずその世界観が消えていくのを待ってから進む。
    まず扉絵を見て、作者たちの一言を読んで、どんな話が待っているんだろうと想像する。毎回、想像以上。
    作者二人の競作という形だけど、甲乙つけがたい。個人的にはわずかに太田忠司さんの話しのほうが印象に残った。

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    2024年11月14日
  • たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座 増補新装版

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    〝ショートショート〟〝超ショートショート〟とは何ぞや⁈
    ワークショップを本にぎゅっとまとめ、体験できる内容です。

    第一歩の基礎の学びとして丁度良かったです。
    1作目の作品が出来ました♪♪
    とても楽しく、世界が広がりました。

    日常のあらゆる事がアイデアに繋がると思うと、
    見える景色が変わると思います。
    敷居も高くないので、これからも2作目3作目と続けて行こうと思います。


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    2024年11月11日
  • 憂鬱探偵

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    ショートショート集なのに連作集でもある珍しい一冊。
    主人公の冴えない探偵・西崎と助手の女子大生・若菜が、色々な日常の憂鬱にひそむ謎を暴いていく。発想力の飛躍がすごい。さすがです。

    扱う憂鬱は『足を踏まれる』『なかなか料理が来ない』『保存しないままファイルを閉じる』『ジャンケンでいつも負ける』『靴下をよくなくす』『スマホの充電がすぐになくなる』『服が他人とかぶる』『パスワードのリセットメールがなかなか届かない』『月曜日は気分が沈む』。

    これらの裏にひそむのはーーーがあったから、と探偵が真相の解明に挑むストーリーが楽しくて、どんどんページをめくってしまう。

    特に好きだったのは『なかなか料理が

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    2024年10月30日
  • コトダマ!(1) 絶体絶命! クグツとの戦い

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    ネタバレ

    言葉でたたかうんだよ。言葉が6個くらい出てきて、そこからケチャップと加湿器を選んだらケチャップ加湿器がでてきて、主人公の白い洋服が汚れたんだよ。服のマークが赤くなっちゃって、赤いねって友達に指摘されたんだよ(9歳10ヶ月本人談)

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    2024年10月26日
  • 世界のふしぎは、きっと誰かの仕事でできている。

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    きっと自分が知らないだけで、世界には色々な仕事があるんだろうな。この空も、あの声も、いつも見ている聞いている感じているものが、誰かの仕事のおかげだと思うと楽しくなる。
    一つ一つのお話は短く、ちょっとした隙間時間でも読めて、心が温かくなる本。

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    2024年09月02日
  • おとぎカンパニー

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    子供の頃読んだことがある童話をハッピーエンドで終わるのだけではなくて面白い話や怖い話などに変えて読者の心を掴む本でした。
    今まで読んだショートショートの中で一番面白かったです。

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    2024年08月28日
  • 遅刻する食パン少女~おとぎカンパニー~

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    あるあるのエピソードから始まるまさかの展開!!ですごく面白かったです。某少女漫画の裏はこんなことに…と思うとちょっと笑えてきましたw(?)

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    2024年07月29日
  • 言語表現の名手20人から学ぶ ことばの魔法

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    言葉の持つ力と日本語の多彩さを知ることができる一冊。
    私達よりも言葉と密接に関わっているプロのお言葉には説得力があり、たくさんの気付きを得られた。

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    2024年03月30日
  • たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座 増補新装版

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    すごく勉強になる!
    とはいえ難しい事は何もなくてただショートショートが確実に書けるようになるノウハウがちゃんとあって小説ってこんな簡単に描けるのかと感動します。

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    2024年01月11日
  • ショートショート列車

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    ネタバレ

    最高。旅行+本好きなので、どちらも満たしてくれる一冊。旅のお供でもある。
    「アイデアを思いつくだけではダメ、行動しないと意味がない」とはよく聞くが、まず設定を47つも出して、一冊の本になるまで全て描き切ったのがすごい。行動力の鬼。

    特にお気に入りの作品は、東京『虎柄の』。まさかの山手線のラッピング車両であんなものを作るとは、発想力いかつい。

    他にも熊本『懐かしい肉』、福岡『替え玉』、三重『月の雫』、岐阜『合わされた手』、山梨『ブラッド・ワイン』、長野『賭けソバ』、青森『褒めリンゴ』など、発想力に脱帽する作品のオンパレード。ぜひ手に取って、自分の県の作品をチェックしてみてほしい。

    そして田

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    2023年07月27日
  • 俳句でつくる小説工房

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    すごく読みやすくてページがさらさらと進んだ
    ショートショートというと、星新一を思い出すが、田丸氏のショートショートは、短い純文学といった印象
    ストーリー性もさることながら、情景描写が美しく、まさに自分の思い出を呼び起こしてくれるようなお話の数々だった
    そして、自分なりに俳句も味わってみる
    五七五だからこそ、世界は広がる
    堀本氏と違った捉え方を僕はしているものもあって、俳句の可能性を感じた
    まるで、宇宙旅行だった

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    2023年05月18日