田丸雅智のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
とある街にある一軒の小料理屋は一風変わった食材を使った料理を提供している。本日のお客さまに供される食材は一体何なのか、思いも寄らない料理に癒される一冊。
その店は、普通の料理屋と少し違っている。店の外に看板や料金の書かれたメニューはなく、また店内にもメニューはない。その日その時のシェフとの会話から、お客さまにぴったりのおすすめメニューが提示される。使われるメインの食材は、まさかそんなものが食べられるとは思えないようなもの。自動車、パワーショベル、新幹線、灯台……それらを『食材』として扱って、しかも美味しく調理してしまう。食材の力ごと食べたお客さまは、今日も笑顔で店を後にする。そんなお店で -
Posted by ブクログ
ジャックはまちなかである男から声をかけられ、夢を聞かれた。「母のために新しい家を買いたい」と語ると、男は豆を一粒。それを植えた翌朝、巨大な豆の木が現れ、そこには入口がついて…。
イソップやグリム、アンデルセンなどの童話を下敷きに、基本的には日本のどこかで事件がおこる、ちょっと不思議で、ちょっとブラックな短編集。
カンパニーと銘打っているが、会社が舞台になっているのは数作で、学校だったり、店などいろいろな話だ。
ショートショート作家と紹介されているが、ショートショート的に最後でカタルシスのあるものは2~3作で、基本的には短編。それもブラックユーモアみたいなものが多い。筒井康隆や小松左京、阿