田丸雅智のレビュー一覧
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はじめに しか読んでませんが、何か書いてみようと、思いました。
ディア
100円玉を、握りしめて、深夜3時前、駅へと、走っていた。電話ボックスを見つけた。胸のドキドキと、汗が止まらない。まだあの魔法は、使えるだろうか。電話をかける。番号は覚えている。
「…トュルルルルル……はい。」
「私。T君 寝てた?」
「夜は普通寝てる。…どうしたんですか?」
「クロが、消えた。」
「…悪い予言ですか?」
「違うよ。T君。あの仔猫だよ。……ありがとう。
おやすみ。」
「…おやすみなさい。Yさん。」
大好きだったあの声を思いながら、夜道をあるいていく、涙こぼるるY。月の光に照らされながら。
終わり
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Posted by ブクログ
1日10分のごほうびで綿雲堂と出会い、田丸さんの小説をもっと読みたくなり、読んでみました。
私が本を読む時、まずその作品の世界観に入り込むまで時間がかかります。例えるなら作品という名の卵の殻をつっついて、中に入るようなイメージ。一度入ってしまえば、その中でぐんぐん泳いでいける。ショートショートというのはどんどん新しい世界観が現れるから、たくさん殻を割らなければいけません。短いから読むのが楽というわけではなくて、逆に体力を使うと思うのです。
というわけで、この本のショートショートは短くて世界観もまちまちなのでなかなか体力を使いました。
どうしても比べてしまうのが星新一さんですよね。星さんの -
Posted by ブクログ
ゴッホ、モネなどの10の名画をテーマにし、二人の作家がショートショートを競作。
ショートショートと美術ものという好きなものが組み合わさった一冊で、面白くないわけがない。お二人の物語も面白いし、もとになった名画にも興味がわく。
太田さんのほうは、ゾワッとしたり、ほっこりしたり。好きなのは、クプカ「静寂の道」の「収穫される者」、ルネ・マグリット「光の帝国Ⅱ」の「夜の町」。
田丸さんのほうはユニークでクスクスと笑えるものが多い。好きなのは、シャガール「サーカス」の「鉄の曲芸師」、ルネ・マグリット「光の帝国Ⅱ」の「闇の住人」。
ショートショート熱が再燃しそう。 -
Posted by ブクログ
武漢ウイルス蔓延により、はからずも数多の余剰時間が出来まして。
ひさぶりに本でも読もうかなぁ?と。
でも?いきなり中長編はなぁ?と。
ぢゃあ!星新一先生!てのも短絡。
アンソロジーやショート集を読みたいな?と本著に出会い、田丸雅智さんをはじめショートショートの旗手の方々にも出会いました。
ワンルーマー
Dogcom
工場散歩
山へ帰る日
鞍の上で
天文学者の受難
ラプラスの兄妹
砂漠の機械工
ドルフィンスーツ
つなげる思い
田丸雅智先生もですが、特に松崎有理先生の書に好感を覚えました。
峠も越えた感有る武漢ウイルス。
あと少しの?のんびり期間?
数多の書籍を楽しみたく思います(=´∀`) -
Posted by ブクログ
【収録作品】ゴッホ「夜のカフェテラス」 「語らい」太田忠司 「灯りのカフェ」田丸雅智/フランティシェク・クプカ「静寂の道」 「収穫される者」太田忠司 「スフィ女」田丸雅智/ムンク「吸血鬼」 「緋色の髪のマダム」太田忠司 「吸わせ屋」田丸雅智/俵屋宗達「風神雷神図屛風」 「世紀の一戦」太田忠司 「風神雷神コンテスト」田丸雅智/クロード・モネ「雪の中の蒸気機関車」 「目撃者の証言」太田忠司 「願いの蝶」田丸雅智/シャガール「サーカス」 「くるよ」太田忠司 「鉄の曲芸師」田丸雅智/月岡芳年「猫鼠合戦」 「戦の始末」太田忠司 「猫の悩み」田丸雅智/エッシャー「写像球体を持つ手」 「転移狂詩曲」太田忠司