田丸雅智のレビュー一覧

  • 白線以外、踏んだらアウト

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    ショートショート。次の時代の星新一と言われる田丸さん。星新一は結末が風刺が多いイメージだけれども、田丸さんのこの作品はワクワクであふれ、現実の中の非日常のつかまえ方が素晴らしいと思った。白線でのみ生きる白線の民。手のひらに書いた人という文字が動きだしたり、不思議で楽しい話しが多くて純粋に楽しかった。

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    2024年06月15日
  • 憂鬱探偵

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    それぞれのエピソードがムフッて感じでおもしろく、憂鬱探偵さんの残念っぷりと助手さんの活躍っぷりがわかり易すぎる好対照で楽しく読めました。「コイエ」は吹き出しちゃしました。

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    2024年06月15日
  • 夢巻

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    メガネの話が好き。
    これから、印象的なメガネの人に会ったら、体が装飾品なのかもな…って思うことにする。

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    2024年03月11日
  • 遅刻する食パン少女~おとぎカンパニー~

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    5.6年から。ショートショートの現代版。軽やかなコメディータッチに、想像できない面白い物語次から次へと展開される。昔と違って今は砕けた感じも当たり前になっていると思う。子どもたちの時代でショート発想の面白さを感じるのにはちょうどいい。

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    2024年01月28日
  • おとぎカンパニー

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    ネタバレ

    童話を現代にしたお話集。
    シュールなものや設定に笑ってしまうもの、ちょっと最後もやっとするものなど色々です。

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    2024年01月23日
  • 遅刻する食パン少女~おとぎカンパニー~

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    食パンをくわえて走る少女、「お医者さまはいらっしゃいませんか?」の問い、サスペンスもので自白する崖、創作世界におけるベタな展開をショートショートで作品化。現代のおとぎ話パロディという感じで結構楽しめました。

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    2023年10月28日
  • 憂鬱探偵

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    日常の中で、困ったり不満に思ったり、イライラしがちなこと。足を踏まれる、なかなか料理がこない、スマホの充電がすぐなくなる、など。実際に同じ不満や困ったことに直面した時に、この本にある現実ではあり得ない理由を思い出すだけで、少しは憂鬱が和らぎそう。

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    2023年10月03日
  • おとぎカンパニー

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    現代風にアレンジされた童話の短編集
    どの童話も知ってるからこそ、現代風にアレンジされたのがまた、おもしろかった。
    いろんな童話があるなかで、個人的には「赤ずきん」がなかなかシュールでおもしろかった。
    「白雪姫」のりんごのオマージュもなかなかよくて、ああ、そういう視点でくるのか、となかなか面白味があった。

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    2023年08月19日
  • たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座 増補新装版

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    ショートショート作品を執筆する為の具体的な手順を解説した本。40分で書けてしまうのだが、実際書いてみると面白くて趣味にしたくなる。

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    2023年05月04日
  • 日替わりオフィス

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     発電できる靴下をはいて微弱ながらも電気を発電する話、クラゲの様に自由に海の中を散歩したりする話、人間は男 の人にガラスの心を持っている人が多いので、その心の玉 が割れないように保存する話、良く納得しないまま印鑑を押すと、文書からその人のハンコが逃げ出す話などユニークな 話が多く、読みやすかった。

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    2023年04月01日
  • ショートショート千夜一夜

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    20編のショートショート
    千夜一夜とのことで、怪しげな、そしてちょっぴりゾワッとするような終わり方のも多くて面白い
    夜の祭りと蚤の市
    蚤の市では不思議なものと出会った人達の不思議現象を垣間見れる
    金魚すくいならぬ人魚すくいでは、金魚と同じように人魚をポイで掬い上げる
    蚤の市で出会った革財布は、子育てするようにお手入れすることで味が出る財布
    お手入れした先にはどうなるのか!?

    1編1編が短いのでサラッと読めて、スキマ時間に手に取るのにちょうど良い

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    2022年12月01日
  • ショートショート・マルシェ

    購入済み

    切れ味はいまいちだが

    題名のとおり食べ物をテーマにしたショートショート集。
    一般的な見方として、ショートショートの味わい 値打ちは 最終行一行で決まる。となっている。
    その点ではこの本に収録された各篇の最終行の切れ味はいまいちのものが多い。
    しかし、優しい 楽しい 雰囲気の作品が多く、そちらの方で楽しめる。

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    2022年10月03日
  • おとぎカンパニー

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    好みのものもあれば、うーんというのも。おとぎ話をベースに展開するショートショート。赤ずきんと白雪姫がよかったなー。

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    2022年09月23日
  • ショートショートBAR

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    ショートショート21遍+α

    収録作
    ・マイナ酒
    ・霊鈴
    ・妻の秘密
    ・褒め殺し事件簿
    ・あの人の手
    ・洞窟の星
    ・グチ清掃員
    ・手縫いの堪忍袋
    ・夜のマーケット
    ・企画にララバイ
    ・桜色の爪
    ・手ぶらのキャンプ
    ・甲子園の魔物
    ・オーラの写真
    ・螺旋の人
    ・気球の熱
    ・水玉
    ・媚酒
    ・真夏のクリスマス
    ・裏口のゴンドラ
    ・客が育てた

    カバー裏にもショート・ショートが一遍あって、サービス精神旺盛

    トニーさんのBARもの、ゴールドコーストもの、その他に大別できるかな

    個人的に面白かったもの

    ・マイナ酒
    発想そのものは、眠くならないヤヴァいなお薬を想像してしまう
    オチに関しても、摂取への注

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    2022年09月12日
  • ショートショートBAR

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    BARを題材に集められたショートショート。ぱっと読めるのでショートショートにハマった。
    .
    霊鈴はもしかしたらこういう展開かもと思った通りだったので切なかったけど物語としては好き。

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    2022年08月11日
  • 夢巻

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    「世にも奇妙な物語」のような内容の短編集。内容は基本誰が傷付くものでもないライトなもので、一話一話が短いので読みやすい。
    疲れた時に読むと、変なことが起きてもそんなもんかーと思えるようになりそう。

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    2022年07月01日
  • たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座 増補新装版

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    ネタバレ

    単語の連想ゲームから物語を作るやり方が書いてある。
    その言葉からの発想で不思議な世界ができあがるところが面白い。
    ショートショートは「アイデア」「すじかき」「意外な結末」の3つの条件を満たし、5分程度でよめるという定義があるらしい。そんなジャンルがあることを
    この本で知った。

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    2022年06月01日
  • ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

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    古今東西の絵画を題材に2名の作家がショート・ショートを「競作」する。つまり一枚の絵に付き、2名それぞれが物語を作る。

    これを作家ならではの特権に留めず、ペアを作ってチャレンジしてみるのもありかも笑 田丸氏・太田氏どちらの話がタイプか各章探っていくのも良いけど、それらを参考に「自分ならどんな物語にするか…」と思索にふけるのもまた違った楽しみ方になる。
    各話の感想を書きたいが、ショート・ショート故に踏み込むと即ネタバレになっちゃうから、いつも通り掻い摘んでいく。

    フランティシェク・クプカ「静寂の道」:元から不思議な構図やから、話を考えるのも楽しそう。『収穫される者』ではコズミックホラーっていう

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    2022年05月01日
  • たった40分で誰でも必ず小説が書ける超ショートショート講座 増補新装版

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    実践的で分かりやすい内容で、本当にショートショート小説が書けそうです。
    また、ビジネスにも転用出来そうな内容なので早速試してみたいです。

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    2022年01月25日
  • ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

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    同じ絵画をモチーフに、太田忠司さんと田丸雅智さんがショートショートを書くという、おもしろいスタイル。
    全く違うスタイルになることもあれば、どこか同じ匂いを感じる作品になることもある。
    趣向も作品自体も楽しめるものだった。

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    2022年01月14日