田丸雅智のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
海外の童話をショートショートで再構築したパロディ作品集。原型となったのはアンデルセン、グリム、イソップなどの名作で、14話を収録。
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玉石混淆とまではいかないまでも、各話で出来栄えに差があったように思います。ショートショートではありがちなことで、かの星新一さんでも同様でした。
印象的だったのは、「同期で一番」「教務課の女神」「大沢の耳」「夕陽売りの少女」で展開がよく考えられていて楽しめました。
また、「天色の髪の乙女」と「ハーメルン科」はオチがいたく気に入りました。
ショートショートの範囲に収める必要があるため捻りが足りないところはやむを得ませ -
Posted by ブクログ
「ショートショート」が再び注目を集めているらしい。
私にとってショートショートと言えば星新一さんだけど
「現代のショートショートの旗手」と称されるのが田丸雅智さん。
ということで、手にした一冊。
久々のショートショート、田丸さんの本も初めて。
『おとぎカンパニー』は童話を大胆にアレンジした作品集。
星新一さんのショートショートはくすりと笑える作品が多かったと思うが
『おとぎカンパニー』はかなりブラックのものもあり
ちょっとぞっとしたり…
田丸さんによると
「ショートショートが再ブレイクしている背景には
色々なコンテンツが短くなる中で、
消費者の好みにマッチした可能性があるのでは」
そ -
購入済み
シュールで皮肉な作品
同じシリーズの「花」や「海」と比べてシュールで皮肉な作品が多い。その分 ショートショートらしさがより増しているような気がする。しかし途中で落ちまでわかってしまう作品があるのは残念である。更に冒頭の最優秀作だが テトリスがわからないので良さが全くわからないのが残念である。
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購入済み
やや期待外れ
ショートショートはオチが命であるが話の途中でオチが読めてしまう作品がかなりあったのが残念である。それでも冒頭の作品やボトルシップの作品などちょっといいな と思えるような作品がいくつかあった。さらに精選して「選集」を作るとより価値が上がると思う。
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購入済み
切れ味がいまいち
ショートショートの価値ははオチの切れ味に9割方かかっている。この作品集はテーマが「花」のせいか いわゆる可愛らしい作品が多かった。しかし純粋なショートショートとしての値打ち という観点で見ると、面白いと思える作品は冒頭の猫の作品など数点しかなかったような感想を抱いた。