世界のふしぎは、きっと誰かの仕事でできている。

田丸雅智

空模様をデザインする「空染め職人」、動物たちに鳴き方を教える「生き物ボイストレーナー」など、あったら楽しい、そして、想像が広がる「架空職業」につく人たちの姿を描いた、空想仕事物語。「働くこと」の楽しさと意味も考えさせられ、感動の読後感。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 児童書 / よみもの
• 出版社: 学研
• ページ数: 240ページ
• 電子版発売日: 2024年07月22日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 24MB

[ブクログ · ★★★★★]

きっと自分が知らないだけで、世界には色々な仕事があるんだろうな。この空も、あの声も、いつも見ている聞いている感じているものが、誰かの仕事のおかげだと思うと楽しくなる。
一つ一つのお話は短く、ちょっとした隙間時間でも読めて、心が温かくなる本。

[ブクログ · ★★★★☆]

この世界はいろんな人の仕事で成り立っている。目に見えないところで働いている人たちのおかげで、私たちは快適に毎日を過ごすことが出来る。
この本の中に描かれているのは、実際にはあり得ない仕事だけれど、自然や社会の成り立ちを改めて気付かせてくれるような、そして、自分自身の仕事にも誇りが持てるような、そんな素敵な気持ちにさせてくれるお話しだった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

こんな仕事があったら……という空想を基に書かれたこどもの職場体験によるお仕事本。赤ちゃんの影縫いの話が好きだった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

空染め職人
生き物ボイストレーナー
デジタルゴミ収集員
影縫い師
風飼育員
絵画俳優
争い消防士
開花応援団

身の回りの当たり前だと思っていたことは、実は誰かのおかげだった？！本当にこんな仕事があったら面白そうだな