内田和成のレビュー一覧
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BCG日本支社設立50周年の区切りとして纏められた経営コンセプト書。「新規市場編」と銘打っており、事業開発や新規市場を主とした論点でよく纏まっている。が、全体的に尖りのない一般的な話、それこそ浅い新書で拾えるレベルの話題が続く。(それでもBCGにはノウハウやナレッジの蓄積があり強いのだと伝わってくるが)しかしながらケーススタディとTSRの章はBCGの切り口や分析手法、視点などは非常に参考となる。
それほど新しい発見に気付かされるものがある本ではないが、時代とともに役割と立ち位置を柔軟にリポジションしリノベーションしていく戦コンファームのしたたかさが感じ取れる本である。 -
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【市場創造】
A.今日、既存大企業の課題の1 つにデジタル化がある。デジタル事業を開発するには、次の機能をリンクさせる必要がある。
Think(戦略立案)→ Design(コンセプト企画・サービス設計)→ Make(開発)→ Run(運用・成長)→ Risk Share(投資)
既存大企業は、これらの機能のほとんどを外部リソースに頼っている。そのため、各機能が分断され、開発が遅れている。
B.インターネット発のプレーヤー、例えばYahooやDeNA であれば、これらの機能をすべて社内に抱えており、各機能が連携して進める。
ところが、既存大企業の場合、これらの機能のほとんどを自社で保有してお -
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ネタバレとても読みやすい。さらっと、つまることなく読める。
社会が成熟すればするほど、異業種間の競争は増える。
著者は、異業種間競争を異業種格闘技と呼んでいる。
以下、抜粋となるが、ドキッとさせられた。
『(音楽業界における事業連鎖において)絶対になくてはならないのは「ミュージシャン」と「消費者」だけ。そのあいだにある要素は手段であり、レコードでもCDでも音楽配信でも何でもよいのです。』
己が提供している製品やサービスのみならず、バリューチェーンの川上と川下、消費者が何を欲しているのか?をより強く意識せねばならないことに気づかせてくれる。 -
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発想法についてのお話。
内容は、物事を発想するには、自分の頭の中に興味関心データベースを持っておいて、関心のあるテーマについては頭の中にタグをつけておくことが重要というもの。何かしらの情報に触れたときに、新しい情報と頭の中にある情報や知識が化学反応を起こして頭の中にスパーク(ひらめき)が起こるという。「これはあそこに使えるな」とか「これはあれと組み合わせるとこうなるな」とかの発想に至るには、新しい情報と組合わせる土台が必要。
ひらめきが起こるプロセスの説明としては、他の発想法の本で述べているものと同じ。日常、自分にひらめきが起こる時もこのようなプロセスが踏まれているし、内田氏ほどの人物でもそれ -
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Posted by ブクログ
コンビニがATMをやる、電機メーカーが音楽配信する、フィルムメーカーがデジカメを作る、検索エンジンの会社がアプリケーションソフトを提供するなど、異業種からの殴り込みを分析した本
バリューチェーン(活動のつながり)の概念を拡張した、事業連鎖(業界のつながり)という枠組みで、異業種競争を類型化すると、パターン化できる。機能を置き換える/束ねる/省略する/広げる など
(バリューチェーンと事業連鎖って使い分けが難しくない?あるいは、混同して使っている人いない?)
異業種からの殴りこみは、そもそも事業目的、戦い方が異なり、自らの強みを打ち消すようなやり方も少なくない。グーグルにおけるアプリケーショ -