あらすじ
情報は、検索するな、覚えるな、整理しすぎるな。問題意識を持ち、アナログな情報に触れれば、アイデアや仮説が生まれる。『仮説思考』の著者であるトップコンサルタントが明かす、独自の思考法・発想術。
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Posted by ブクログ
あらゆるデジタルガジェットを駆使しながら、大量の情報をインプットして整理して記録して…でもなかなかアウトプットにつながらない。10努力してもその内アウトプットにつながるのは1つか2つに満たない非効率で脳は疲弊し、その内閉塞感と共に思考が展開しなくなる。
勤勉な日本のサラリーマンは様々なビジネス書を読み解いては論理思考やフレームワークで武装し、涙ぐましい努力で上記のような苦労を経験しているに違いない。私は間違いなくその一人だと思う。
内田さんは「そういう疲れるのはやめて、もっと普段から日常的に発揮しているクリエイティビティ、柔軟な思考で仕事に臨もうよ、その方が発想も飛躍的に広がるよ」というい事を本書で語っており、タイトルにもある通り右脳の使い方について思考法のコツを伝授してくれる。
今や情報はちょっと検索すれば誰でも手に入れられる時代、インプットそのものには全く価値はなく、“アウトプット”から考えて必要な情報だけを脳内にインデクシングしておいて、熟成発酵させ、いわば“スパーク”させるかのようにアイディアを発想すべきだと説く。
人間の脳の使い方をよく心得た人らしい思考法だなという感想を抱いた。神田昌典氏、トニー・ブザンのような方々のそれに近いように感じる。
■本書で重要なポイント
・問題意識をもっておく(自分の気になりごとが何かをはっきりと意識しておく、または明文化しておくことだと理解した)
・情報は整理したり覚えようとしたりせず、ひたすら前述の問題意識をもった状態で様々な一次情報に触れることが肝要
・気になっていれば自然と目に飛び込んでくる、思い出せない情報は大した情報ではない
・情報は放っておいて熟成させる、問題意識をもった情報には脳内でレ点をつけるように本であればページの端を折ったり線を引いたりするだけでよい
・他人をリトマス試験紙にして、考えたことを議論としてぶつけてみる
・並列で繋がった別の事象(スパークをきっかけに)があれば、なぜつながったかを考え心に留めておく
・しゃべる、書く、歩きまわる
・自分にとってのクリエイティブスペースを持ち、公私混同する
・作業することが仕事ではない
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自分メモ
自分に必要な情報は、すぐに使える形で持つ。
頭の中にとどめた形で持つ。頭の中にないものは不必要。
頭の中にとどめるためには、アナログで。
身体を使って、レ点を打つ感じ。
いつかどこかで、情報が融合・反応して、スパーク!
新たな発想となる。
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内田和成氏が自身のアイディア発想術を紹介。
問題意識、好奇心をもつことでさまざまな情報が脳に蓄積され、データベース化する。新たな問題意識と蓄積された情報がつながる。そこから新しいアイディアが生み出される。
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業界の垣根を越える異種格闘技
異なる事業構造を持つ企業が
異なるルールで
同じ顧客ないし市場を奪い合う
自分の興味のデータベースが化学反応を起こす。
例えば、なぜWiiはヒットしたのだろうかという疑問、問題意識を少し転がしていくだけで、発想の連鎖を生む事ができる。
全ては問題意識から始まる。
小口化「時間や空間、権利を切り売りするビジネス」という概念化する。
必要なのは、「強い問題意識」と「自分なりのデータベース」
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本書も楠木建教授の戦略読書日記で取り上げられている著書。本書のテーマは、「日ごろの私生活で自然と行っているクリエイティブな発想や行動を、なぜ仕事では行わないのか?」というもの。
ただし、「構えて面倒くさいことをやりなさい」と言っているわけではないところがポイント。
たとえば、
情報は整理するな、覚えるな
情報は無理に集めるな
思いだせない情報は大した情報じゃない
時が情報を熟成させる
脳にレ点を打つ方法
というように、かなりゆるい。
その中で、「唯一、必要なのは、問題意識だ。問題意識さえあれば、脳の中で、特定の情報に印(レ点)をつける行為はスムーズにできるはずだ。」
全くその通りだと思う。自分も何気ない日常の中で、「なぜ」と思うようなことを、ある時ふと別の事象を見て思い出したりすることがある。
…非常に共感できた。
Posted by ブクログ
尊敬する経営学者・楠木建教授のオススメの一冊だったので読破。数ある「“””良質な情報と数多く接触するための”情報収集TIPS本」とは全く違う。この類の本には目的意識がない(もしくは薄い)。手段論、技術論に傾倒するあまり、そもそも何のために情報と接触するのかが置き去りにされがちだ。
一方で、本書は、“いかにアウトプットの質を上げるか?”という視点で描かれた一冊。その目的達成のために、逆説的だが、むしろ情報の棄て方を教えてくれさえしている。
Posted by ブクログ
全ては「なぜ」という問題意識からはじまる。決して仕事だからといって無理せず、仕事を日常として生活に取り込める人がスパーク「ひらめく」秘訣。フェラーリのデザイナーが、注文が来てから発想するんじゃ遅い。発想は熟成しているワインなんだと。日常の何故が大事であることの良い例だと思う。頭が一つであることをメリットにするには自分の頭で熟成し、他人との会話や自分の無意識などを利用するのが良いのだろう。またリーダーとしては、自然体の監督は並列列挙型であり、戦略型の監督は何を捨てるか教えてくれる。との言葉が印象的だ。
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情報は無理にストックせず、自分の興味の箱に引っ掛かったキーワード(20個ほど)を意識しておくという思考法は手軽であり、面白かった。デジタルよりアナログ、サーチより人との出会いが有効、はよくわかる。
Posted by ブクログ
著者は、極端な物言いをしている様なニュアンスではあるが、発想のプロセスとして至極真っ当な事が書かれている。
情報をインプットし、それを脳裏に焼き付けるインデクシングの方法が幾つか示されている。インパクトを与える事が重要であり、示されている具体例のエピソードは興味深い。また人に話したり、書いたりするという方法も効果的である。全く持ってその通りだと思う。若かりし頃、記憶力が良かったときは、自分もその様な覚え方をしていた。年を取れば、尚更そういう工夫が必要になると感じる。
実践する事が出来ていない事を、再認識させられた。
Posted by ブクログ
面白かった。
イノベーションのジレンマの話と作業と仕事は違うという話が特に引っ掛かった。
で、最後のセキュリティのあるべき姿というのも難しいけど考えて見たい
Posted by ブクログ
9/26 朝活@栄の課題本です。
ひらめく(スパークする)には現在のビジネスパーソンがタブーとされている右脳の働きが重要。
普段の生き方オフタイムの常識をそのまま仕事にも活かすというのは、考えてみれば、一日の大半の時間を占める仕事をプライベートと全く切り離すということ自体が無理があるし、長続きしないんだなと感じました。窮屈を強いることなくハッピーに仕事をするという考え方に共感できました。
当日の皆さんのアウトプットを聞くのが非常に楽しみです。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
情報の整理は無駄な努力。
革新的アイデアは記憶の連鎖から生まれる。
[ 目次 ]
はじめに 日常を仕事に持ち込むだけで、発想力は向上する
第1章 問題意識がスパークを生む
第2章 アナログ発想で情報を集める
第3章 情報は放っておいて熟成させる
第4章 アイデアを生み育てるアナログ思考
第5章 創造力を高める右脳発想
エピローグ 生活者視点があなたをクリエイティブにする
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
情報は覚えない。頭に「インデクシング」するだけでよい。意味のある情報なら、無意識のアンテナによっていつか触れることになる。
頭の中に自分の興味ごとにフォルダを作る。そのフォルダに、良質なネタを仕込んでおき、必要に応じて引き出せるようにしておく。
何かいいことを思いついたら、必ず誰かにそれを試そう。率直な意見をもらえる人なら尚よし。
議論の喧嘩をしよう。
Posted by ブクログ
pcやクラウドサーバーにいくら情報を貯めこんでも引き出せなければ意味が無く、最も広く、早く引き出せるツールは「脳」だということが直感で分かる。情報に触れたとき「レ点」を付けるという表現は面白い。
・「勘」というものは多くの場合過去の経験に裏付けされて自然と取捨選択した結果でありそれほど非科学的なものではない
・イノベーションのジレンマ:オーバースペック
・一生懸命データ収集、分類、整理整頓し「有事に備える」必要はない
・「オフト監督の牛」牛の顔を見て尻尾の形がわかるようになる=リーダーの先見性は観察と検証によって学習できる
・仕事が来るか来ないか分からない段階からアイディアは常に考えておくものだ(奥山清行<デザイナー>)
・ネット検索だけでは思考がスパークしにくい
・デジタル依存は「仕事をした気に」なってしまう
・本当に育てたいなら口を出す代わりに自分の唇が血でにじむくらい我慢すべき(キャプテンの唇)
・荒削りなアイディアを他人に披露して反応を見る
・「私がわからなければ多分他人も分からない(妻)」
・「チェック」することが大切。頭の中でレ点を打つ。後で調べようと思う。意識する。タイトルを考える。
・右脳で考えて、左脳で整理する
・「彼(彼女)ならどう思うだろう?」と思われる存在になれ
・自分にとってのクリエイティブスペースを作る
(電車の中?カフェ?トイレ・お風呂?)
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ひとつの事からなぜを引き出していき、
ある社会的課題まで見えることもある。
関心ごとを大きな箱の中に入れるイメージはもって置く。
この具体例はここにはまりそうという一つ上のレイヤーを頭に持つ。
Posted by ブクログ
情報整理するな、覚えるな
20の引出し
バーチャル引出し
アナログが勝る
他人をリトマス紙化
一人スパーク
アナロジー
右脳で俯瞰
右脳と左脳の連鎖
スパーク生むメカニズム
あいつに聞いてみよう
しゃべる、書く、歩き回る
自分のクリエイティブスペース
シャンプータイムにいいアイディアが
クリエイティブになれる空間をみつける
クリエイティブになれる場所といい刺激を受ける手段
吉祥寺サンマルク
仕事外でクリエイティブな活動、ボランティアもいい
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どう創造力を育てるか?
→現象(情報)が問題意識を触媒としてデータベース(引き出し)の内容と化学反応を起こしてひらめきを得るという連鎖
1.問題意識を持っていて何かに引っかかる
2.現象を見て、興味がわき問題意識が生まれる
3.自分の仮想データベースを検索する
ひらめきを訓練するには、なんらかの現象を見た、知った時になぜ?と問いかける習慣を持つことが大事
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発想法についてのお話。
内容は、物事を発想するには、自分の頭の中に興味関心データベースを持っておいて、関心のあるテーマについては頭の中にタグをつけておくことが重要というもの。何かしらの情報に触れたときに、新しい情報と頭の中にある情報や知識が化学反応を起こして頭の中にスパーク(ひらめき)が起こるという。「これはあそこに使えるな」とか「これはあれと組み合わせるとこうなるな」とかの発想に至るには、新しい情報と組合わせる土台が必要。
ひらめきが起こるプロセスの説明としては、他の発想法の本で述べているものと同じ。日常、自分にひらめきが起こる時もこのようなプロセスが踏まれているし、内田氏ほどの人物でもそれは変わらないのだとするとこれはやはり一種の真理なのだろう。
ひらめきは結局、ひらめきが生まれる土壌を用意したうえで自然発生に任せざるを得ないという少しネガティブな気持ちで本書を読んでいた。ひらめきの発生を自らコントロールできる方法論はないのだろうか…。
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仮説思考などを執筆している内田和成さんの本。スパークとは自分がこれまで持っていた頭の中の情報と化学反応を起こして生じるひらめき。一見ひらめきと言うと、誰しもが鍛えられてどうにかなるものではないと思いますが、実は常日頃からひらめきを使っていたりする。その具体的な例やひらめきをするための準備などが事細かく解説されてます。今までひらめきとは縁がないと思っていた方は読んでみる価値ありです。
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単なる読書などのインプットやファクトからの分析だけでなく、実はひらめきみたいなものものけっこう大事なんだよ、というポイントが商店だと思われる一冊。
でもこれを言えるのは人一倍インプットとアウトプットをしている人じゃないかなと思う今日このごろ。世の中中途半端な知識量や経験値で思いつきで決断しているリーダーがいかに多いことか。下手に結果が出ちゃうとそれまた成功体験になってよくないんですが、そういう点には触れられなかったんでしょうねぇ。
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結論すると、「自分が直接見聞きした一次情報にこだわり、アナログで考える。」です。それ以上のことはほとんど言ってません。
御立さんの「戦略脳を鍛える」の後に、手に取りました。
同じBCG出身ということでしたが、内田さんの発想法では効率やスピードにはほとんど触れられていません。
自分の興味あることをテキトーに、イイカゲンに普段から収集し、「20の引き出し」として頭の中にストックしていくという方法で発想しているそうです。
インサイトを見つけるためのインサイトは見つかっていないようです。
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次回の読書会課題本です。
いかに良いアイデアを出すか?
そのためにはどうするか? という話ですね。
著者独特のやり方が書かれているので 素直に納得とは行きませんでしたが参考になります。
IT技術が発達した今、ネットで検索して調べた!ではアイデアは生まれません! 常日頃「なぜ」という疑問心をもって生活していきたいものです。
好奇心旺盛とかは序の口で その後のデータ引き出し、転換が自分の課題です。
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この手の本に救われたことがないのですが、何か応用できそうなことはないかだとか、自分の今の考えと合致することはないかとかそういう目論見で読んでしまいます。
「スパーク」というのは、ひらめきのことを言っています。
著者は、そういったひらめき(創造性)を生むためには、
情報の収集の仕方、整理の仕方にその源があると述べています。
アイデアというものは、無から生まれるものではなくて、
様々な情報同士の頭の中での化学反応で起こるとしている。
情報の収集の仕方でいえば、問題意識(興味)を持って、
日々生活することで頭にひっかかることができてくる。
それをパソコンなどにメモするのではなくて、
かなりおざなりに頭の中へ入れておくことが大事だ、
それがアナログ的やりかたで、それがいいんだと言っている。
そして、それらが頭の中で熟成し、折に触れてまた同じような情報に
出くわしたり、思い返したりして覚え、それを頭の引き出しに、
自分の興味を引くようなタイトルをつけて分類する。
タイトルのついた引き出しに、またタイトルをつけて情報を入れておく。
そうすることで、新たな情報が手に入ったときに、蓄えていた情報とのあいだで
化学反応が起こってひらめきが生ずるとしている。
情報収集には、1次情報と2次情報があると書かれている。
新聞や雑誌、グーグルなどの検索などは2次情報で、それらだと、
誰もが求められる情報だし、検索だとキーワード以外の発想が
広がりにくいという点などで、1次情報をより重宝すべきだと書かれている。
1次情報というのは、人と話をして、現場で見聞して得た情報のことで、
ネットの世界でもそういったものがあるということです。
そういった1次情報は臨場感が感性を呼び覚ましてくれるものだと。
だいたい、そのようなことが、簡潔に全編にわたって書かれています。
途中、例としてだされる著者のもつ頭の中に整理された情報とか、
そこから引き出される分析やひらめきが紹介されていて、
僕なんかには、なかなか目新しく面白い情報だなぁと、
ちょっと得した気分にもなりました。
題名を読むと、脳科学の本かと勘違いしてしまいそうですし、
読み始めてみると、口うるさい啓蒙書かとも最初は感じてしまう
かもしれませんが、そんなことはありません。
内容からして、そんな、人を束縛してガチガチに情報収集術を
叩き込んでやろうとか、そういう本ではないです。
なんとなく、時間つぶしにふら~っと読むには適した本だったかもしれません。
頭の中に引き出しを作って、情報を分類していれておくっていうのがね、
なかなか出来ないことだよなぁとも思いました。
Posted by ブクログ
芸人がなぜトーク番組であれだけ上手く話せるのかということにもつながる。
芸人は普段から面白いタイトルと共に、頭の中にファイリングしているのだと考えた。
その日のトークテーマに合わせいくつかの話を準備しているのだろう。
日常の何気ない一場面を話しているのに面白い。何も特別な本、特別な体験、だけでなく、日常にいくらでもヒントがある。
あいつに聞いてみよう。と思わせる人材。
オープンマインドで世の中に身を置く。
自分の興味の赴くままに行動する。
気になったことがあったら「何故?」と考えてみる。
その結果にタグをつけ頭の中、またはリアルの世界で整理しておく。
20×20の引き出しとする。
考える⇒書き出す⇒人と会う⇒現場に行くということを繰り返す。
Posted by ブクログ
仕事 : 目的を成し遂げること。
作業 : その仕事を成し遂げる為に必要な手段のこと。
「仕事ができる」とは目的を成し遂げることができることを指す。
目的を成し遂げる為の発想、企画を生み出すには、思考の「スパーク」が必要である。思考をスパークさせる為のPointを6つ。
1:常に問題意識を持って、興味をもった事柄にはindexを貼る。
問題意識を持って、興味を持って現象に出会い、情報として収集する。問題意識から新たな発想は生まれる。
2:アナログにこだわる。
(1)検索すれば誰にでも手に入る情報
(2)(1)に自分の経験や考察を加えたもの
(3)自分が直接現場で手に入れた、自分しか知らない情報
⇒(3)の1次情報がにこそ価値がある。
3:情報は集めない。整理しない。覚えない。
問題意識というフィルターを通して、自然に情報を選り分ける。思い出せない情報は大して重要ではない。必要なものだけに頭の中で印をつける。
4:情報は放っておいて熟成させる。
「私の頭の中の仮想データベース」(=問題意識・indexの引き出し)を準備し、整理しないで格納し、熟成させる。
5:発想では右脳的思考を解放する。
発想においては右脳と左脳を連携させる。
(1)読んでいてひらめく。
(2)人の話から頂戴する。
(3)他人との対話の中からひらめく。
(4)「私の頭の中の仮想データベース」をひっかき回す。
6:行き詰まったら、書く、喋る、歩き回る。
どんな些細な事でもとにかく書いてみる。視点を変えて繰り返してみる。
失敗から学び、経験から仮説を構築し自由に発想をする、という私生活では当たり前にできていることが、仕事になると途端にできなくなる場合が多い。仕事でも同様に自由でクリエイティブな発想・企画ができれば、イチ社会人として一人前になったと言えるようになるかも。。
先ずは手始めに「私の頭の中の仮想データベース」を可視化するところからやってみたいと思います。
Posted by ブクログ
ビジネスコンサルタントの内田氏の本。2008年。ロジカル思考が大切なのは当然として、それ以上に、アナログ的な思考が重要だと説いている。脳の中でひらめく何かを大切にすると、そこからいろいろなものが生まれる。ビジネスには新規に開発する項目が多くある為、そういったひらめきが非常に重要になる。そのためには、常に頭の中に20くらいのネタを用意しておき、目の前の現象が20のネタのどれとマッチするかを考えることが必要で、かつ、考え続けることが必要である。すべての事柄に納得するのだが、ポイントが若干多すぎる感あり。