内田和成のレビュー一覧
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BCG前日本代表の内田和成さんの著書。偶然本屋で発見し、すぐ購入しました。
『仮説思考』『論点思考』を読んでいましたので、非常に興味を持って読み進めました。
アウトプットを意識することや情報収集に目的意識を持って行うといったことはよく聞かれることですが、かなり具体的な方法も紹介していますので、いろいろ参考になると思います。
「20の引き出し」については、カラーバス効果を狙い、常に関心を持つための仕掛け。これはすぐにでもできるはず。
BCGのトップコンサルタントという先入観で読んでしまうと、どれだけすごい手法なのかと構えてしまいそうですが、実態はアナログ情報も活用されていますし、文房具や -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
情報の整理は無駄な努力。
革新的アイデアは記憶の連鎖から生まれる。
[ 目次 ]
はじめに 日常を仕事に持ち込むだけで、発想力は向上する
第1章 問題意識がスパークを生む
第2章 アナログ発想で情報を集める
第3章 情報は放っておいて熟成させる
第4章 アイデアを生み育てるアナログ思考
第5章 創造力を高める右脳発想
エピローグ 生活者視点があなたをクリエイティブにする
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足 -
Posted by ブクログ
【より大きなバリューチェーンを描く】
業界全体と自社、それに関連するバリューチェーンなど事業連鎖を意識する。
【消費者起点で事業連鎖を考える】
ニーズを起点としてバリューチェーンを右から見る。本当に無くてはならないものが大切で、手段は問わない。
【バリューチェーン構成要素の変化】
1:置き換え
ある要素が別の要素に取って代わる。
ex.フィルム→メモリーカード
2:省略
ex.デジカメ登場→現像取り次ぎ店不要
3:束ねる
ex.インスタントカメラ→フィルム+カメラ
4:選択肢の広がり
ex.パソコンやテレビで写真を見る。
5:追加
ex.携帯カメラで写真を撮ってその場で送信。
【事業連鎖 -
Posted by ブクログ
業界という枠組みを超えた闘い、異業種格闘技における競争構造を事業連鎖で読み解いた一冊。日本経済の成熟化による新市場への進出(デジカメ業界でのSONY、PANASONIC(家電)vsNIKON、CANON(カメラ))や情報革命の進展(IT技術による置換、ex.携帯カメラ)がその要員。顧客への提供価値、儲けの仕組み、競争優位の持続というビジネスモデルの3要素を確立し、ルールを作れ、というのが本書の主張。コスト構造の違いは分かるが、事業目的の違いは盲点。MSとgoogleの違い。前社はアプリケーションソフトを売りたい。後者はオマケに対する戦い方の違いは勉強になる。事業目的の違いを理解せずに機能競争を