佐々大河のレビュー一覧
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毎回新刊を待ちわびているシリーズ11巻。やっとアイヌに会えましたね、バードさん。その為にはるばるイギリスから来たというのに、数日しか滞在出来ないなんて、辛かったろうなぁ。
数々の悲劇が心に浮かびますが、バードさんの興奮に乗っかって沈み込まないように。イトの差別意識をすぐに氷解させない佐々さんの慎重さ...続きを読むPosted by ブクログ -
やっと北海道に着いたバードたち
初めて見るアイヌの人たち
ドキドキ感が伝わってくる
イトの恋もあってほんわかしました
冒険家は差別や偏見を持ってはいけない
尊敬の念と信頼関係を築く事
イザベラ・バードの真髄
和人のいない純粋なアイヌの村への冒険が楽しみな次号ですPosted by ブクログ -
この時代に、異国の女性が、日本のことをこんなに理解し、自分の目で調べていく姿に感動しています。もっとバードさんのことを知りたくなります
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このコミックはもうすぐ終わってしまうのだろうか。絵も上手いし、資料にもあたり、現地で取材もしているようだ。
創作はあまり盛り込まないで史実に忠実に描いてほしい。
そして、蝦夷地のみならず、西国への旅も読みたい。Posted by ブクログ -
どこまでが事実でどこまでがフィクションなんだろう。「日本奥地紀行」にあたってみれば早いことなのだが。
公使夫人の回など、回を稼ぐためなのだろうが、このマンガが早く終わってほしくない私には、退屈であると思う一方で、嬉しいとも思える。
淡々と進んでいたこのマンガに初めての悪役が登場し、ザワザワする。Posted by ブクログ -
秋田を目指す途中、火事に遭うが、それをも克明に記録するバード。
それ以外にも、紙漉きを体験したり、葬式に出くわしたり。それらが、克明に記録されているなら、大変貴重な民俗学的資料だと思う。Posted by ブクログ -
かねてから興味があったイザベラ・バードの「日本奥地紀行」がマンガ化されていると知り購入。
日本人の私たちでも知らないいろいろな風俗が知れておもしろい。Posted by ブクログ -
明治初期に日本を旅した女性冒険家イザベラ・バードの手記(?)をコミカライズした「ふしぎの国のバード」の1〜5巻を一気読みしました。
開国、文明開花、そして西洋文化の流入。西洋に追いつかなければ、と日本人が思っていた時代。
今、調査しなければ、古来からの日本の文化が失われてしまう、というモチベーショ...続きを読むPosted by ブクログ -
ずっと引っ張ってきたマリーズ編は一応決着?
マリーズさんは敵役ですが私は好き。
昔の日本人の暮らしが見れるのもいいですが、昔の英国紳士の現代なら即キャンセルされそうな言動が見れるのも歴史モノならではの楽しさです。
最後の番外編、ゴールデンカムイを読んでいたから熊と対峙したのに全員軽傷で違和感を感...続きを読むPosted by ブクログ -
待ってました!
やっと読める!
伊藤が酷い目に遭ってないかと心配だったけど、
バードとマリーズの商談により
また二人旅に出れる!
北海道には来たけど、どうやら目指すアイヌの人々は英国人をよく思ってないのかも・・
最後の1話はマリーズの話でしたね
苦労人ですPosted by ブクログ -
バードvsマリーズ
イトを痛めつけるマリーズの印象は良くないですが、経済力や政治的な権力もあり、大きな後ろ盾のないバードはイトを手放さないといけないのではとハラハラしました。
最後に勝つのはバードさんの好奇心と洞察力、大胆さ。
おまけにマリーズさんの旅の話がありました。
北海道と...続きを読む -
この伊藤という通訳に出会えたこと。バードさんにとっての幸運ですね。それにしても1800年代に欧米はまだ女性の進出は好ましい環境でなかったはず。異国を旅する冒険家バードさんのストーリーを実話を交えて読むことができるのは嬉しいです。それにしても日本の風景、エキサイティングですね!
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知る人ぞ知るイザベラ・バード女史にまつわる傑作的コミカライズです
歴史物を好きな人はまず間違いなく、好きでない人も好きになるきっかけになり得る、素晴らしい作品です -
バードさんはホリが深く、大きな目で、明朗快活な性格。伊藤さんはキリッとした目で冷静。対照的な性格ですが、それがいい組み合わせだと思います。お互いにない部分をカバーしあっていると思います。
他にも、感情表現がハッキリしている(例えば、目をキラキラさせたり、口を大きく描くなど)のでこちらに伝わりやすいで...続きを読む -
彼女は病身でよく頑張り、耐え抜いたと思う。
それは夢や意思など、目に見えないエネルギーがあったからのみならず、伊藤が非常に出来る従者だったから。稀有な存在だったろう。
お陰で今に至るまで、私たちは当時の誰にも知られることのなかった筈の風俗を知ることができた。
そしてその世界を魅力的に見せて...続きを読む