【感想・ネタバレ】ふしぎの国のバード 11巻のレビュー

イギリス女性探検家イザベラの大紀行! ~明治日本見聞録~
 「明治に」「イギリス人女性が」「蝦夷を目指す」……創作かと思ったらなんと実話を元にした作品!旅は発見や出会いが醍醐味とは言え100年以上前の日本を外国人女性が探検となればカルチャーショックも山盛りです。
様々な作品で舞台になることの多い明治時代ですが、本作の面白いのは都会から離れた奥地の日本が描かれている所。今の日本人でも初めて知る当時の社会風俗が描かれていて、読みながらその時代に思いを馳せてしまいます。
単に「感動した」「綺麗」と賛辞を並べるだけでなく、当時の不衛生な所や文化の違いなども変に美化せず描写されているのが良いですね。旅路は好奇心旺盛な女性探検家イザベラと不愛想な通訳の伊藤が歩みますが、衝突したり分かり合ったり支え合ったりで実に良いコンビです(イザベラの反応もいちいち面白い)
イザベラ著の原作「日本紀行」も是非オススメ、本作と読み比べると楽しさが更に倍増です!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

毎回新刊を待ちわびているシリーズ11巻。やっとアイヌに会えましたね、バードさん。その為にはるばるイギリスから来たというのに、数日しか滞在出来ないなんて、辛かったろうなぁ。
数々の悲劇が心に浮かびますが、バードさんの興奮に乗っかって沈み込まないように。イトの差別意識をすぐに氷解させない佐々さんの慎重さは好もしいです。そんな簡単なものじゃないはずだもの。てゆうかバードさん自身、日本民族自体を結構蛮族扱いしていたし。
それでも、生きた記録を遺してくださったことに感謝です。彼女だから成し得た偉業。

1
2024年04月27日

Posted by ブクログ

このコミックはもうすぐ終わってしまうのだろうか。絵も上手いし、資料にもあたり、現地で取材もしているようだ。
創作はあまり盛り込まないで史実に忠実に描いてほしい。
そして、蝦夷地のみならず、西国への旅も読みたい。

1
2024年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと北海道に着いたバードたち
初めて見るアイヌの人たち
ドキドキ感が伝わってくる
イトの恋もあってほんわかしました
冒険家は差別や偏見を持ってはいけない
尊敬の念と信頼関係を築く事
イザベラ・バードの真髄
和人のいない純粋なアイヌの村への冒険が楽しみな次号です

0
2024年04月25日

購入済み

次号が待ち遠しい

この時代に、異国の女性が、日本のことをこんなに理解し、自分の目で調べていく姿に感動しています。もっとバードさんのことを知りたくなります

#感動する #ドキドキハラハラ #カッコいい

0
2024年04月24日

Posted by ブクログ

理由はわからないけど、急にバードが生き生きと動き始めた気がする。それがとても良い。
巻末に作者の取材記があったから、それがいい感じに筆に乗ったのかもしれない。

1
2024年04月15日

Posted by ブクログ

一気に北海道編!
マリーズ仕事の植物採集もしつつ
引き続きバードさんの旅に同行する伊藤。
よかった、よかった(*´∀`*)

そして、室蘭でその伊藤に異変が!
なんだよぅ(*´∀`*)
長旅を続けてきて、こんな表情見せるとは。
「思えばまだほんの20歳の若者」
見守るバードさんなのでした。

でも、そんな伊藤にとっては
未開の地である北海道。
ここまでと違って警戒心と猜疑心が
ちょっと悪い方に振れている感じです。

いよいよラストスパート。
ふたりの旅路に幸あれ…。

0
2024年05月07日

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