橋本幸士のレビュー一覧

  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    理論物理学者の著者のエッセイ集です。

    高校物理をこれから学ぶ人にも、高校物理を一通り学んだ人にも、ニヤリとするページがたくさんあるのではないかなと思いました。

    科学者ってこんな人だよ、と、いろいろな著者の習慣や考え方がちりばめられているのですが、その多くを「あ、これ、自分もやったことある!」とい...続きを読む
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    物理を学んだ端くれとしてはとても興味深く読めた。私も納得する場面もあり、学生時代に戻った感覚になる。
    時々登場する奥さんの秀逸なツッコミにどんな方なのか興味がわく。
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    物理学者の理系エッセイ。とはいえ内容は緩く文系人間でも充分楽しめる。奥様のツッコミと落ちが笑える。

    物理学者がついつい日常で考えてしまう理系脳について語る。子供とギョーザを包みながら皮とタネのバランスを思考したり、たこ焼きのサイズと昆虫の大きさの近似性、ニンニクの皮を向きながら微分に思いを馳せたり...続きを読む
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    すべてはものの見方だから。ある人にとってはこう見える。物のみかたがかわればひとの見方も変わる。気楽にいこう。
  • 超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義
    おもしろすぎて一気に読んだ。
    半年前の『数学の大統一に挑む』を違う角度から見直せた。
    頭の中で2冊の内容をマッピングさせるように読んだ。

    このマッピングを紙に書くのはすごく楽しい作業になりそう!あとでやってみよう。
  • 「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義
    標準模型がどんなことを表しているのか、難しいことは抜きにして、おおまかにその意味を教えてくれるいい本でした。手書きの式が、私も主人公と一緒にパパ先生に教えてもらっている感じがしてよかった。物理学者の生態も垣間見えておもしろかったです。前著の超ひも理論のほうも読んでみたいです。
  • 「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義
    天才物理学者・浪速阪教授の70分講義第二弾。

    今回は、「宇宙のすべてを支配する数式」と題して、素粒子の標準模型を中心に大統一理論や超ひも理論に迫る。前回は娘の美咲が、パパである浪花阪教授にマンツーマンの講義を受けたのだが、今回新たに親友のリカが登場し、どちらかというとリカがメインの物語になっている...続きを読む
  • 超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義
    天才物理学者浪速阪教授が、高校生の娘美咲に、物理学の最先端を伝授する。
    3年前に読んだものだが、最近シリーズ第二弾が出たので、並行して改めて再読してみた。1日10分で7日間、合計70分の講義で素粒子論や重力理論を展開する。ちょっと変わった父と娘の会話が面白い。
    専門書に進みたい方には、「おまけの異次...続きを読む
  • 「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義
    場の量子論ですね。私は工学部出身ですが、大学院でも教わりませんでした。なので知りたいと思って読んでみました。
    詳細の説明はないのですが、その意味というか意義を説明してくれます。すぐ読めてしまって、面白いです。
    これを読んだ高校生が、物理学に興味を持ち、自分も研究したいと思ってもらえると良いですね。
  • 超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義
    ―この世は”ひも”でできている―

    このような言葉を聞いてすぐにピンと来る人はごくわずかかもしれませんが、実は最先端の物理の分野では超弦理論という考え方があます。そしてそこで議論されているのは、素粒子がイメージとしては輪ゴムのような”ひも”として存在しているのではないかということです。われわれ人間を...続きを読む
  • 超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義
    今まで単語でしか分からなかったことが、ばばばと全てが鮮やかにつながった。読み始めは、こんな女子高生がありえないと受け止め難かったが、最後はこの設定で良かったと思う。とにかく説明がうまい。共形不変性、ホログラフィーという対応理論のあたり、本当にうまい。

    ・平面波の方程式から質量が出てくる機構。p84...続きを読む
  • 超ひも理論をパパに習ってみた 天才物理学者・浪速阪教授の70分講義
    超ひも理論の入門書。高校生の娘に向けて話す、というていを取っているので、難しいと思った部分があってもスルーして最後まで読むことができる(難しい部分はコラムで補足されている)。
    物理学者についての描写は、「あーこういうひといるよねー、こう思われるよねー」って感じで、物理学者の方のご家族にオススメ?(笑...続きを読む
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    物理学的思考法、心掛ければすごく簡単なのなら出来そうな気がする……と思ってしまうぐらい、面白かったです。

    心に、科学を!
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    クロワッサン・ブックガイドから。いわゆる物理学入門みたいなものではなく、物理的思考を根底にある著者の手になる、日常に纏わるエッセイ集。だから難解さはほぼ皆無で、さらさらと読める内容なんだけど、そこかしこに物理的素養もさしはさまれる、という結構。そのあたりのバランスも絶妙で、終始興味深く読み進められる...続きを読む
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    何かに没頭するというのに、私はよく憧れる。
    物理学に没頭するなんて、限られた人だろうし、頭も良くないといけないだろうし、こういう人っていいよなぁと、よく思っていた。
    でも広くいえば、人生そのものに没頭してればいいんですよね。
    別に何かひとつに没頭する必要もない。
    それにしても物理学者の思考は、曰く「...続きを読む
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    思考法というより、物理屋さんのエッセイ。
    専門分野に絡めた日常の捉え方は面白い。気を抜いて笑いながら読む本。
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    自分は物理学者ではないが、将来研究職につきたいと考えている。物理学者は研究だけでなく、日時生活でも独特の視点で常に思考している。問題の抽出、定義の明確化、論理による演繹、予言の4スッテプをフォロー思考する。(物事を抽象化、現象発生の理由を推測、仮説立てる、実証のための実験)どんな些細な事や、数字、文...続きを読む
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    物理学者が日常、どのように考えるか、読みやすく、ユーモアたっぷりに書いたエッセイ。

    物凄く面白かった。

    家で餃子を作っていた時に、このペースだと皮が足りなくなる。どうすればよいか物理学的に考えたり、エスカレーターの片側を空ける習慣を無くすにはどうしたらいいか考えたり。

    自分とは次元の違う人の脳...続きを読む
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    物理学者の思考法として、とっつきやすい日常的な例を挙げてそこに潜む筆者の考え方が記してある。
    語りも内容もゆるりとしており、物理に疎遠な人でも読み易い形で作られている。1つ1つの節が独立しており空いた時間などに読み進め易いのも良い。一方で(大衆に向けた本であるのは理解しているが)、理学徒としてはもう...続きを読む
  • 物理学者のすごい思考法(インターナショナル新書)
    物理学者の一般向けエッセイ。日常のなんでもない事を理論物理学としてどう見ているか(つい見てしまっているか)や子どものころに好きだった遊びなど。大阪人らしいユーモアに、奥様のツッコミも楽しい。
    『雲』『かな漢字変換』が好き。ギョーザは息子も同じことをしていて、天才物理学者の素質あり?笑