三浦展のレビュー一覧

  • 人生を変えたいなら、住む街を変えよう あなたにいちばん似合う街

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    ちょうど山手線の東から西へ引っ越したので、価値観の違いなど含めてかなり的を得た内容があり、面白かった。路線マーケティングを考える時にも使えるのではないか。

    「え。ここまで言い切るの」とぶっちゃけデータの中身を見たいところはかなりあることはあるが、そのへんはまぁ愛嬌かな。

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    2017年03月06日
  • 毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代~今を読み解くキーワード集~

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    <目次>
    第1章  消費行動の変化
    第2章  世代の新しい意識
    第3章  少子高齢化社会の男女と家族
    第4章  都市や街はどう変わっていくべきか

    <内容>
    自分が勘違いしていたが、この本は著者がひも解いてきた日本の社会の「キーワード集」。詳細はここから各々の本を読み解くしかないが、社会学とはこうした分析を基に少し先をしっかりと見通していくことかな?と感じました。
    この本はシャッター商店街とか人口減に悩む地方公共団体の担当に読んでほしいな、と思いました。

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    2017年02月06日
  • 毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代~今を読み解くキーワード集~

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    時代を切り取るキーワードには感心するものが多い。著者がこれまで作ってきたキーワードで、今や、これからを読み解けるキーワードを集めた本。わかりやすく書かれていて今の時代が読める。

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    2016年11月24日
  • 第四の消費 つながりを生み出す社会へ

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    戦後からこれまでの時代の遍歴と、消費者の消費行動がどのように変化したか、俯瞰して学ぶにはかなりの良書だと思う。マーケティング初心者にも人口動態を用いて分かりやすく解説してくれてる。勉強になりました。

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    2016年10月12日
  • 日本の地価が3分の1になる!~2020年 東京オリンピック後の危機~

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    日本の人口構成の変化から将来は、日本の地価は、3分の一になると書かれていて、その根拠は、老齢人口が増えて、それを支える働く世代が減ると、地価が下がると、書かれているが、それが、事実になるか、あるいは、ならないか、分からないが、しかし、日本の人口が減ってきて、老人が増えていくことは、真実である。それが、どのように、影響を及ぼすか、一度、読んでおくこともいいと思う。

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    2016年10月11日
  • 女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?~「承認されたい自分」の時代~

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    三浦展さん、社会の様子・変容を眺める視点が面白いなと感じます。「女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?」(承認されたい自分の時代)、2008.11発行です。15~22歳の女子の2割以上がキャバクラ嬢になりたいとのことです。なりたい職業では、歌手、パティシエ、ネイルアーチスト、カフェ店員、美容師などに次いで9位にキャバクラ嬢・ホステスがランクインしてます。正社員が難しい時代、かといって女優・モデルや歌手・芸能人はかなりの才能と努力が必要。ある程度の容姿の良さと社交性があればキャバクラ嬢が浮上。平均年収600万

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    2016年06月12日
  • 下流社会 第2章~なぜ男は女に“負けた”のか~

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    2005.9ベストセラーの「下流社会」三浦展(あつし)氏の「下流社会第2章」(2007.9)です。正社員か派遣か、フリーター(パート・アルバイト・フリーター)かニート(働いてないし、仕事も探していない)か、男女間に意識のギャップが。「派遣」という企業側のための制度が生まれ、そしてバブルが崩壊し、働きにくい社会になりましたね・・・。今の若者たちみんなに夢と希望のある社会にするにはどうすればいいのか、この本を読んでて辛くなりました。すがりたい男、男にすがらせない女、結局は仕事の厳しさに向かう強さが必要ですね!

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    2016年06月11日
  • 「情報創造」の技術

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    知識なしにまっさらな気持ちで情報に接するべきだという人もいるが、それはちょっと文学的に過ぎる。
    原因を掘り下げるときは、短期、中期、長期と同時に、引き金と火薬を峻別すること。
    ライフスタイルの変化は、生活単位、生活時間、生活空間、生活経済、生活価値(ニーズ)に分けるとよい。
    『「言語技術」が日本のサッカーを変える』で、日本のサッカー選手はなぜそこにパスを出したかと問われても答えられないことが多い。でもドイツなどは違う。プレイを論理的に説明する力。つくば言語技術教育研究所の三森ゆりか氏も、絵を見せて想像してもらい、なぜそう思ったかを論理的に説明させるという訓練をしている。

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    2016年03月02日
  • 格差固定~下流社会10年後調査から見える実態~

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    読みやすかった。カラーもあり。
    『下流社会』から10年(だっけ?)。
    グラフや図表も見やすいし、説得力がある。

    結論としては、今更言われなくても分かってる内容かもしれないけど、こういう地道なデータの集積と分析は、大事だよ。

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    2016年01月13日
  • 第四の消費 つながりを生み出す社会へ

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    非常に読みやすい。これからのマーケティングの一助になるのでは。まぁ、本は3年前のものなので、すでに広がってる部分もあるけど。

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    2015年10月29日
  • 日本の地価が3分の1になる!~2020年 東京オリンピック後の危機~

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     テレビ番組や本で日本はこんなに素晴らしいという主旨のものがはやっている。すばらしい面もあるが、その一方で避けては通れない現実もある。それは、人口減少、高齢者の増加に伴う医療費、年金負担増加などが挙げられる。

     今回の本では、地価の下落をキーワードにしてこれからの日本について考える1冊となっている。
     
     人口が減っていくことで議論の対象になるのが外国人を労働者として受け入れるかどうかという問題が浮上してくる。もうすでに日系ブラジル人を受け入れているし、少ないながらもインド人や東南アジアの人も増えている。

     東京の東に位置する西葛西は、都心に東京メトロ東西線で一本の場所にあり、家賃も安く、

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    2015年09月17日
  • 貧困肥満~下流ほど太る新階級社会~

    購入済み

    おもしろい

    読みやすくおもしろい本でした。電車に乗っていると、下流か中流か上流かは知りませんが、いわゆる「だらしない」感じの人(特に男性)が大量にいます。肥って、猫背でだらしなく脚を開いて座ってスマホでゲームしている中年男性が、何の遠慮もなく大音響でクシャミをしたりするのをみると、この方々も手間のかかること、自律することが嫌いな「下流の食生活をしている人たちなのかな?」と考えてしまいました。

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    2015年06月24日
  • 「情報創造」の技術

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    この著者の本は初めて読んだが、自信過剰で「おれってすごいでしょ、才能あるでしょ」感がすごい。また、「文句つけてくる奴はわかってない、おれのやってることは正しい」感もすごい。

    ただ、書いてある内容については、参考になる部分が多いのも事実。しかし著者が自分の思考のオリジナリティを自慢するほどには、この本に突拍子もない視点や考え方は載っておらず、仮説思考と情報収集の互いのフィードバックや、アウトプットの大切さ、疑問を持つことの重要性など、至極ベーシックな内容が説かれている。

    実例や体験がうまく挟まれており、全体としては、読みやすい。

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    2015年05月25日
  • 郊外はこれからどうなる? 東京住宅地開発秘話

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    高度経済成長期に多々開発された「郊外住宅」の現在の状況と将来の展望について、現状分析や海外の事例などを参考に、論じた作品。
    既に、空き地・空き家問題が起こっており、人口減少社会の本格的な到来の前に、いち早く取り組まなければならない課題だと思う。

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    2015年03月22日
  • 日本の地価が3分の1になる!~2020年 東京オリンピック後の危機~

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    力作、良書。
    74歳まで働くことになりそうだ。
    今迄と考え方を変えなくては。
    生産者人口が減少すると、地価が下がるらしい。74歳まで働くと、下がりにくくなるらしい。

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    2015年03月14日
  • 第四の消費 つながりを生み出す社会へ

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    メニムのような先がわからない物語を読んでいると不安になるので
    このような歴史をたどった本を間に挟んで読むのがよかったです

    作者は、パルコ系のアクロスに携わっていた方
    自分は、アクロス…覚えてない(;^^)ゞ
    宣伝会議は、チェックしてたんだけどな

    最初の章で消費社会の流れを振り返りました
    自分が生きた時代は、おーキタキタって感じ
    作者の個人的な経緯が見え隠れするのも面白かったです

    これからのキーワードは、大きさや豪華さじゃない
    「人とのつながり」
    これが、地方につながっていくかは分からないけど

    自分も物を買うときは
    ストーリーがほしくなってきているから
    そういう流れになってきているんだな

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    2015年02月26日
  • 日本の地価が3分の1になる!~2020年 東京オリンピック後の危機~

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    人口減少で地価下落か、当たり前過ぎてつまらんな、と思いつつ手に取ったが中々楽しめた。タイトルの「3分の1」という数字自体には本文にもある通りさほどの意味はなく、実は地価がメインイシューというわけでもない。本書が最も強く焦点を当てているのは、終盤の対談からも明らかなように実は「移民」だ。冷戦下での高度成長という僥倖により過去の中途半端な成功体験を得てしまった日本が、これから移民という問題にどう向き合うべきかというのは確かに難しい問題。

    「生き残る都市」として本書では自由が丘や中野、池袋が「個性が一貫した都市」の例として挙げられているが、一方でこれらの都市は若者が世帯を持った時には他都市へ転出し

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    2014年12月18日
  • 日本の地価が3分の1になる!~2020年 東京オリンピック後の危機~

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    ネタバレ

    2040年の日本の地価を大胆に予想します。人口動態から「消滅可能性都市」が発表されたのは記憶に新しいですが、「高齢者と生産性人口の割合が地価に影響するとすれば」という前提で各地の地価を予想します。『日本の地価は3分の1に」でのけぞりましたが、「札幌の地価は4分の1に」でさらにのけぞりました。実際には、高齢者と生産人口の比率のみで地価は決まらず、あくまで需要(住宅を取得したい人)と供給(売りに出したい人)のバランスで決まると思います。地価が下がり続けるのは間違いないと思います。この本の予想で、「高齢者の定義を変え、75歳まで生産人口だ、とすれば高齢者/生産人口の比率は現在と変わらず、「かえって値

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    2014年11月06日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

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    大変興味深い視点である。
    一部書評等では、統計ベースに論じている割に標本が少なかったり偏っている等の批判もある様だが、知見として納得出来ることが多く、現実の問題を正確に捉えているのだろうと思う。
    高度成長期とは状況が違うとは言え、一人一人が夢や向上心、もしくは野心を持たなくなったら、将来日本はどうなっていくのだろうか?
    豊かさ故の問題、どうすれば解決するのか?

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    2014年09月15日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

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    都市計画に興味のある友人に薦められて読みました。
    2005年に書かれた新書なので情報は古いが良著です。
    今、私レベルでもようやく危機感を覚えてきた郊外化の問題に関して分かりやすくまとめてあります。

    新しくできる広い道路沿いにショッピングモール・ファストフード店、という光景がどの地域でも広がってきている。
    「便利で早くて安い」
    それのどこが悪いと思ってたくさんのものを消費してきたが、その「悪さ」をきちんと説明されてみると、それは確かに悪い。
    安いということは、どこかで損をしている人がいるということだ。
    安い賃金で働いている人がいるということ、安い価格で買い叩かれている商品があるということを考え

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    2014年08月02日