三浦展のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある年代になって「せんべろ」という言葉に誘われ、東京近郊の街をそぞろ歩くようになって、戦後の生活遺産としての飲み屋街に激しく惹かれています。また、その横丁のスナックのママさんたちの昭和史オーラルヒストリーも波乱万丈の面白さ。でも再開発や高齢化でどんどん死滅する予感がしています。自分にとってはレガシーな街探検が、本書では未来の郊外の生き残り策として語られます。それは第5章の「郊外に夜の娯楽を復活せよ!」のあたり。その中で1920年代に「夜の都市計画」を提案していた石川栄耀の存在を初めてしりました。また第4章で言及される「センシュアスシティ」(官能都市)というコンセプトにもなるほど。などなどい、「LIFE SHIFT」的100年人生時代の第二の人生や副業解禁なんどが街をも大きく変えていくとこを感じました。ちょうど30年前の著者の「第四山の手論」のエピソードⅧとして無茶苦茶面白かったです。東京シティ・ウォーズ エピソードⅨはどうなるのか?
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Posted by ブクログ
知識なしにまっさらな気持ちで情報に接するべきだという人もいるが、それはちょっと文学的に過ぎる。
原因を掘り下げるときは、短期、中期、長期と同時に、引き金と火薬を峻別すること。
ライフスタイルの変化は、生活単位、生活時間、生活空間、生活経済、生活価値(ニーズ)に分けるとよい。
『「言語技術」が日本のサッカーを変える』で、日本のサッカー選手はなぜそこにパスを出したかと問われても答えられないことが多い。でもドイツなどは違う。プレイを論理的に説明する力。つくば言語技術教育研究所の三森ゆりか氏も、絵を見せて想像してもらい、なぜそう思ったかを論理的に説明させるという訓練をしている。 -
Posted by ブクログ
テレビ番組や本で日本はこんなに素晴らしいという主旨のものがはやっている。すばらしい面もあるが、その一方で避けては通れない現実もある。それは、人口減少、高齢者の増加に伴う医療費、年金負担増加などが挙げられる。
今回の本では、地価の下落をキーワードにしてこれからの日本について考える1冊となっている。
人口が減っていくことで議論の対象になるのが外国人を労働者として受け入れるかどうかという問題が浮上してくる。もうすでに日系ブラジル人を受け入れているし、少ないながらもインド人や東南アジアの人も増えている。
東京の東に位置する西葛西は、都心に東京メトロ東西線で一本の場所にあり、家賃も安く、その上新しい街なので以前からいる住民とのトラブルがないといった条件が重なっている。
東京主要駅の現状と未来として、吉祥寺、北千住、中野、自由ヶ丘、池袋、豊洲、武蔵小杉といった場所が取り上げられている。以前と違って、活気がなくなってきているところもあれば、活気が出ているところも出ている。これからは、東京の東側、東北部かもしれないと著者は述べている。
最後に特別座談会として不動産価格下落を防ぐ処方箋が掲載されている。気になったのは、日本が移民を積極的に受け入れたとしても肝心の移民が日本に魅力を感じなくて、他の場所を選ぶことだ。日本人でも優秀でガッツのある人で海外に飛び出す時代になっている。会社レベルではなく、大学レベルで起こっている。年金を株にジャブジャブつぎ込んで数字だけ良く見せようとしているアベカワノミクスで大丈夫なのかしらとふと思う。
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購入済み
おもしろい
読みやすくおもしろい本でした。電車に乗っていると、下流か中流か上流かは知りませんが、いわゆる「だらしない」感じの人(特に男性)が大量にいます。肥って、猫背でだらしなく脚を開いて座ってスマホでゲームしている中年男性が、何の遠慮もなく大音響でクシャミをしたりするのをみると、この方々も手間のかかること、自律することが嫌いな「下流の食生活をしている人たちなのかな?」と考えてしまいました。
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Posted by ブクログ
メニムのような先がわからない物語を読んでいると不安になるので
このような歴史をたどった本を間に挟んで読むのがよかったです
作者は、パルコ系のアクロスに携わっていた方
自分は、アクロス…覚えてない(;^^)ゞ
宣伝会議は、チェックしてたんだけどな
最初の章で消費社会の流れを振り返りました
自分が生きた時代は、おーキタキタって感じ
作者の個人的な経緯が見え隠れするのも面白かったです
これからのキーワードは、大きさや豪華さじゃない
「人とのつながり」
これが、地方につながっていくかは分からないけど
自分も物を買うときは
ストーリーがほしくなってきているから
そういう流れになってきているんだな、と実感
山崎正和「やわらかい個人主義の誕生」
当時人に薦められて読んだ本
貸してもらったので手元に無いのが惜しいけど
現在を予言していたかと思うとすごい本だったんだな~
山崎亮 芸大の先生
京都造形芸術大学