三浦展のレビュー一覧

  • 横丁の引力

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)

    なぜ、ネット社会でも人気は衰えないのか?吉祥寺ハモニカ横丁、新宿思い出横丁、立石仲見世商店街など、「駅前横丁」が再び活性化している。スナックブームも巻き起こっている。一方で、再開発で危機に瀕している横丁もある。武蔵小山は大幅に縮小し、立石も近々ビルになる。安くてうまい食べ物、見知らぬ他者との交流の場所を提供し続けてきた横丁を、いまこそ見直し、将来につなげていく必要がある。社会デザイン研究者にして「街歩きの達人」として知られる著者が横丁の現代的意義を徹底分析。NPO法人「ハモニカ横丁東京」によるインタビュー記録も掲載。

    横丁散歩は楽しい。物凄く非日常な

    0
    2017年10月26日
  • 東京郊外の生存競争が始まった!~静かな住宅地から仕事と娯楽のある都市へ~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コーホート増減。増加するのは海外から転入があった時のみ。
    2016年の23区において、890万人中、38万人が外国人。将来的には、1割が外国人になりそう。
    23区の女性未婚率をみると、30歳で47.9%、35歳で31.9%。
    会議をチャットにすると、会議時間が半分になる。
    通勤時間がなければ、早くに仕事を開始し、早く終わる。
    自動運転技術が確立されれば、車がガクっと減る。

    自動車産業は、IBMが製造からサービスに移管したように、mobirity solution system会社になるべき。

    0
    2017年10月17日
  • 東京郊外の生存競争が始まった!~静かな住宅地から仕事と娯楽のある都市へ~

    Posted by ブクログ

    ・住みたい街は、その人が今住んでいる地域によってかなり変わる。首都圏を平均すると吉祥寺が1位になるが、現在の居住地別に見ると、基本的には自分が今住んでいる地域の近くに住みたい街があるのだ。(p.87)

    ・現在「新・四畳半暮らし」をしているのは、郊外で生まれて、都心で就職した、未婚の若者だろう。彼らは、「父親のように長距離通勤はしたくない」と思っている。(p.110)

    ・少なくともほぼ8割の若者は生まれ育った県内に住むと言えるのである。(p.121)

    ・住みたい街は食べたい街なのだ。まず、ある街に食べに行き、美味しければその街が気に入り、そこに住みたいという流れがあるのだろう。(p.134

    0
    2017年10月14日
  • 東京郊外の生存競争が始まった!~静かな住宅地から仕事と娯楽のある都市へ~

    Posted by ブクログ

    東京は2000年以降の人口増加が大きいが、都心から30〜50km圏で人口減少が起きている。1970年代からバブル期までに開発された住宅地では、そこで生まれ育った2世たちが流出して生産年齢人口が減少し、親世代の高齢者ばかりになっている。

    2005〜2015年のコーホート増減により、自治体のタイプを分けられる。
    成長型:町田市、横浜市都筑区、西区、川崎市川崎区、鎌倉市、流山市、柏市、船橋市、千葉市緑区、中央区、越谷市、川口市、さいたま市浦和区、緑区、川越市、白岡市
    学生街型:多摩市、八王子市、国立市、国分寺市、小金井市、所沢市、川崎市多摩区、千葉市花見川区、厚木市
    若者型:武蔵野市、調布市、府中

    0
    2018年10月31日
  • 女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?~「承認されたい自分」の時代~

    Posted by ブクログ

    『下流社会』で有名になった三浦氏による、キャバクラ嬢の分析。
    2008年なので若干古い。

    背景は格差社会によって雇用が奪われたというのは納得できるけれど、承認欲求を得たいがためというのは?

    0
    2017年08月26日
  • 人生を変えたいなら、住む街を変えよう あなたにいちばん似合う街

    Posted by ブクログ

    住みたい街ランキングのことを記した本をよみ、気になったので本書も購入。あの人はこの街に住んでいるなとか考えながら読むとおもしろい。

    0
    2017年08月20日
  • 東京郊外の生存競争が始まった!~静かな住宅地から仕事と娯楽のある都市へ~

    Posted by ブクログ

    タイトルにもありますが、東京郊外の人口の増減と町の衰退が見れますが、結局「都心回帰」と言う高齢化と少子化に伴う、一般的な話になるのではないかと。都心周辺の、埼玉・千葉・神奈川を対象としたデータも多く掲載されていますが、偏っている印象もあり。

    0
    2017年08月01日
  • 毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代~今を読み解くキーワード集~

    Posted by ブクログ

    かっこよかったものがかっこわるくなる。新しいものが古くさくなる-。今を読み解くキーワードを掲載し、「消費」「世代」「少子高齢化」「家族」「都市」の最先端の動きをわかりやすく解説する。

    キーワード集なので、そんな感じって、あっさり読み終えました。

    0
    2017年04月21日
  • 職場で“モテる”社会学 なぜ今、女性は「仕事を楽しむ男」に惹かれるのか

    Posted by ブクログ

    ・部下のモチベーションアップのための4つの法則
     1.まず部下に関心を持つ
     2.長所を10個探して書き出す
     3.ほめる。
     4.部下に自分で課題に気付かせる
    ・3GTs「毎晩寝る前にその日にあったいいことを3つと、その原因を簡単に書く」ことを1週間続ける。
    ・「来年自分のモチベーションが上がる」と答えた人の理由は、「自分でやる気を高めたり、維持するように意識しているから」

    0
    2016年12月25日
  • 下流老人と幸福老人~資産がなくても幸福な人 資産があっても不幸な人~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・タイトル通り、老人における資産と幸福度の関係をデータを元に分析している。
    ・結論は、巻末インタビュー(ひふみ投信の藤野氏)に全て記載されているので、そこだけを読めば良い。以下がその抜粋。
    ・下流幸福老人は資産が少なくても自分だけでなく他人の幸福も考える人、下流不幸老人はお金が欲しいと言い続ける人、上流不幸老人は資産が多くても夫婦や子供との関係が悪い人。
    ・収入が増えると満足度は上がるが、年収600万円を超えると幸福度は上がらなくなる。
    ・収入に応じた水準で生活を固定化してしまうと、より収入が欲しくなってしまい、いつまでも資産が足りないと考えて幸福になれない。
    ・資産と幸福度の関係でいえば、年

    0
    2016年10月15日
  • 下流老人と幸福老人~資産がなくても幸福な人 資産があっても不幸な人~

    Posted by ブクログ

    いつもながらに三浦さんの本はデータが充実しており、とても説得力がある。今回は、老人に焦点があたっており、まさに高齢な方からこれからの方まで参考になる内容だと思った。

    0
    2016年04月02日
  • 妻と別れたい男たち

    Posted by ブクログ

    離婚したい人と実際にした人について、様々な角度から分析した一冊。

    彼の分析というよりも、彼の仮説に基づいて話が進んでいるように見えた。
    結論も「離婚したい男は高卒が多い」とか、ごく平凡なものが多かった。
    データが多かったので、多少のバイアスがあるにせよ、その点は面白かった。

    0
    2016年03月18日
  • 日本人はこれから何を買うのか?~「超おひとりさま社会」の消費と行動~

    Posted by ブクログ

    個人化・孤立化が進む中、ライフスタイルはどう変わっていくのか。モノを買わない時代、人々は何を求めているのか。「シェア」と「共費」をキーワードに、様々な地域や企業の取り組みを紹介し、日本社会のゆくえを予測する。

    0
    2016年03月10日
  • 日本人はこれから何を買うのか?~「超おひとりさま社会」の消費と行動~

    Posted by ブクログ

    【第1章】これまでは一人暮らしというと若者のイメージであったが、今後は都市圏を中心に、中高年の一人暮らしが増える。原来家族中心だった日本人のライフスタイルは、一人暮らし中心のものに今後は変わり、また、単発的に友人と生活をするなどの、新しいタイプの消費スタイルも生まれてくる。

    【第2章】おひとりさま消費の現状としては、一定以上の年収のある「未婚•一人暮らし」に絞って見てみると、消費者の年齢差、男女差が小さくなる傾向にあった。


    【第3章】今後おひとりさま社会に必要になってくるものは、食生活を代表とするヘルスケアである。高齢男性はコンビニや外食を利用する傾向があるが、女性を筆頭に、今後食の安全

    0
    2016年01月13日
  • 格差固定~下流社会10年後調査から見える実態~

    Posted by ブクログ

    なかなかクロス集計された表中から傾向を見ていくことは骨が折れましたが、リタイアした60代のあるべき姿が調査の結果、書籍などで学習したいという希望に高い傾向が出ていることが分かりました。地域活動や社会活動と並んで、講演会や大学の公開講座、地域の生涯学習センターでの受講形式にも感心が高かったです。これから60代を迎える方々の大学進学率の高まりも相まって、高齢者支援に、知的刺激を含めていく必要性に触れていました。

    0
    2015年11月02日
  • 格差固定~下流社会10年後調査から見える実態~

    Posted by ブクログ

    三菱総研の毎年3万人への調査「生活者市場予測システム」、追加千人への「下流社会10年後調査」質問と結果の概要。全体の意識調査では10年間に下流が39%から43%に増えた。昭和35年並み。

    半分は質問に対する結果の表やグラフ、100点以上。解析結果だけではなく、データブックとして役立つのでは?

    0
    2015年11月27日
  • 日本の地価が3分の1になる!~2020年 東京オリンピック後の危機~

    Posted by ブクログ

    人口動態から予想した、不動産市場の未来を展望している。生産年齢人口(15~64際)と老年人口の割合を分析の基礎にしており、やはり明るい展望は少なく、地価は下がるとしている。状況の悪化を食い止める方法として生産年齢人口の定義の変更が議論されているが、どうやらそのようになる確率がかなり高まったと感じた。75歳まで働かされる世の中になるのだろう。今後はそれを前提とした人生設計が必要になると思われ、真剣に考えてみたい。本書の中では、世界の都市との比較や、移民をどれぐらい受け入れれば地価が維持できるかや、東京圏の中で浮上する街と停滞する街を予測しており、議論の内容が面白い。個人的には豊洲の30年後がどう

    0
    2020年10月26日
  • 日本人はこれから何を買うのか?~「超おひとりさま社会」の消費と行動~

    Posted by ブクログ

    人工構成が変わってきているなか、独り暮らしが増えるだろうという予測に基づいた内容。
    世の中を読み解くヒント、いただきました。

    0
    2015年04月22日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「一億総中流」などと云われていた日本。その中流以上のが消費者として大半をしめていたが、本作はそんな日本人のお金の使い方、稼ぎ方、嗜好品などの変化から詳しく文政sあれているのが面白い。
    中流と云われる層が少なくなり、上流と新たに発生してくる「下流」だけになっていく。単にお金があるかないかではなく、人の生き方そのものが二極化していくようだ。

    0
    2015年04月08日
  • 日本の地価が3分の1になる!~2020年 東京オリンピック後の危機~

    Posted by ブクログ

    【下落は確か】
    高齢化社会になると地価が下がる部分の論理が飛躍しておりよくわかりません。
    人口が減少するから不動産は下がるということであれば理解できます。あるいはデフレになり地価が下がるというのも理解できます。
    高齢化→地価下落を詳細に教えてください。。。

    0
    2014年12月08日