三浦展のレビュー一覧

  • 無印ニッポン 20世紀消費社会の終焉

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    三浦 展の本をちょっと続けて読んでみようかと思ったきっかけの本。まだまだ読みが浅い。同じものを見ていても感覚的にしか分からないんじゃだめ。でもね。学者が視野が狭いってみんなそうじゃん。驚くようなことか?仕事もしたことのない学者に視野のひろさを求めるほうが間違ってる。

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    2009年12月13日
  • 無印ニッポン 20世紀消費社会の終焉

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    「ファスト風土化」:駅前にファストフードや居酒屋のてぇーン店ができたり、郊外に大型ショッピングセンターが登場したりして、駅前の商店街がさびれ、画一化が進むこと。

    「無印良品」は「反体制派」商品である。体制とは「アメリカ的豊かさ」と「ファッション性」の2つを追求することである。

    「共費」:部屋をもので満たすのではなく楽しい時間を共有しようとする消費。

    堤が無印良品について語るところは読み応えがある。
    これまでのアメリカ型の豊かさである大量生産大量消費がここにきて転換して、よりシンプルに、そしてあまりものにお金をかけないで生活しようとする世の中になっている。

    三浦は雑誌「アクロス」を編集し

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    2009年11月05日
  • 女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?~「承認されたい自分」の時代~

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    構造の変化ねぇ。
    Z世代の「なりたい(なりたかった)職業」にイルカの調教師が
    入っているのがおもしろかった。

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    2009年10月04日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

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    本書刊行より20年が経ち、日本並びに世界はますます格差を広げている。学問で立身出世できた時代とは多少異なり、親の階級の影響により、希望を抱きにくくなっている傾向にあるらしい。私の意見としても、教育の格差だけはあってはならぬと思う。無論資本主義社会の前提として、格差を作ることは免れない。されど、親の格差を子に引き継がぬためにも、教育格差の是正は大切だと考える。本書によると、中流階級が、少しの上流と多くの下流に分化しているらしい。ともあれ、立身出世する機会の一つくらいあってはどうか?

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    2025年03月21日
  • 永続孤独社会 分断か、つながりか?

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    消費社会の変化を通して、人とのつながりやコミュニティはどう変化しているのかを読み解いた本。

    消費社会の変化にプラスして、コロナ禍を経験したことで、コミュニティに対する想いは変化しているように感じます。

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    2025年02月12日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

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    Twitterでおすすめされていて読んでみた。社会的な難しい本なのかと思いきや、消費行動、結婚、教育など興味のあるテーマで語られていて読みやすかった。上流目指して頑張りたい。

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    2024年12月31日
  • 孤独とつながりの消費論

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    推しが宗教的であるのは同意できる。昔の氏神様みたいに趣味というか推しというかバラエティで百花繚乱の感もある。理由としての我々の「孤独」がある事は納得できるところ。それでも昨今の「笑い」はちょっと何か怖いモノも感じるけど。
    多分だけど今の日本人の感性としては江戸時代の歌舞伎の八代目団十郎の変死時の後追い自殺とか滑稽本の流行とかみるに出来上がっているのかもしれない。あと江戸時代も物のリサイクル流行ってたし。金の無い時代だから原点に戻ってるともとれる。

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    2024年01月03日
  • ボロい東京

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    雨の日にゆっくり眺めていたくなる写真達でした。
    なんか、窓からポツポツ聞こえる雨の日が合う気がする。

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    2023年12月20日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

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    タイトルとは裏腹に、所得の高低による下流という分類ではなく、人そのものが抱えるマインド面でのデータから下流をカテゴライズしている点が面白いですね。

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    2023年11月30日
  • 孤独とつながりの消費論

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    多くの現代人が密かに感じる「孤独」が、私たちの消費行動の背後にどれほど影響しているかを繊細に描き出している。推し活や美容、お笑いの背後に隠れた孤独を追求し、中古品への愛情が人々の「つながり」の渇望と地方再生の希望を照らし出している。この本は、私たちの消費の背後にある真実と、これからの日本の心情を深く感じさせる力作だ。

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    2023年10月13日
  • 再考 ファスト風土化する日本~変貌する地方と郊外の未来~

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    <目次>(だいぶ略)
    再考   ファスト風土化とは何か
    第1部  考察編  ファスト風土論を再読する
    第2部  実践編  脱・ファスト風土な世界をつくる
    第3部  「第五の消費」のまちづくり

    <内容>
    三浦展は「ファスト風土」を広めた評論家。大きなショッピングモールと大型チェーン店が展開するロードサイドが、日本中に広がり、そこだけに車を乗り付け、消費や娯楽をしていく人々の世界を指す。確かに多くの地方を旅しているが、日本中が金太郎あめのようになっている。そこだけ渋滞しているし、その反動で従来の商店街や駅前はシャッター化しているのを目にしてきた。
    それでは日本は衰退していく、というのが大筋なのだ

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    2023年05月20日
  • 再考 ファスト風土化する日本~変貌する地方と郊外の未来~

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    戦後のアメリカ的な近代化(モダン化)の一環として地方を中心に消費環境が均一化したことを「ファスト風土化」と称した一方、ポストモダン的な多様性が都市を中心に芽生えたことを紹介しつつ、ファスト風土の次の消費環境の可能性を紹介した著作。

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    2023年05月16日
  • 再考 ファスト風土化する日本~変貌する地方と郊外の未来~

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     グローバル化以降、日本はありとあらゆる生活が平準化した。これにより、古くから続いた伝統や名残が徐々に消えてしまった。著者はこのような均一化した現象を「ファスト風土」と名づける。今回、グローバル化の影響下に対抗するような例をいくつか取り上げており、グローバルに対するローカルな分野でいかに昔から続く日本を残していくのかを本書では考察する。
     個人的に印象的なのが第5章での新海誠作品の根底に言及したところである。本書では特に触れられなかったが、新海誠は過去に作品の制作に影響を受けた本の一冊に柄谷行人『日本近代文学の起源』をあげた。この本から、作品の風景描写を徹底的に緻密化したとある。このように、何

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    2023年04月30日
  • 毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代~今を読み解くキーワード集~

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    面白かった!今、わたしが毎日同じ服を着ていたので。笑
    これは?と思って読んだ本。
    なるほどなぁーたしかに。と、思う今と昔の違い。
    どんどん物を買う時代から、手放す時代へ。

    金だー金だー稼げー稼げーの時代から、いかに質素倹約だとしても心豊かに暮らせるか?
    の時代。

    ぜーんぶ自分のもの。からシェアの時代。

    そして今後は高齢化社会に向けて、レアな若者を頼るのではなく、友達介護だったり、墓友だったりが増えるのではないか?と。笑

    たしかに!!!!!!!!と、ものすごい思った一冊でした。友達介護って面白いよね。
    逆老老介護は年老いた子どもの介護を年老いた親がしてる、、そんな現実もあるようで、、、

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    2023年04月21日
  • 再考 ファスト風土化する日本~変貌する地方と郊外の未来~

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    日本各地に大型ショッピングモールやチェーン店が営業して、地域の個性がなくなってきている。




    そんな現状に思うところがあった著者は「ファスト風土化する日本 郊外化とその病理」(洋泉社新書y)を2004年に出版した。




    あれから約20年、郊外はどうなっていったのかを考えるのが今回の本だ。





    「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重要視する若い世代の価値観にファスト風土は、都合のよい場所のようだ。




    その一方で、ファスト風土に満足しない、あるいは危機感を持つ人もいる。




    「ローカルフードで地方創生を」と述べているのは、LIFULL HOME’S総研所長・島原万丈(しまば

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    2023年04月18日
  • 昭和の東京郊外 住宅開発秘史

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    郊外の住宅販売の歴史がわかる。横浜、多摩地区、大宮あたりに住んでいる、もしくは住んでいた方は興味を持つと思う。

    誇大広告とポエム系広告も大差ないと思うけれども、規制は必要と感じられた。

    新書なのにカバーデザインがあるのも印象的。

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    2022年12月14日
  • 100万円で家を買い、週3日働く

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    モノ所有(財産)によって幸福を感じる時代は終わり、安心できる共同体に所属し、共体験やコト消費を求める時代がくる。それにむけた取り組み事例の紹介。
    シェアハウスやコミュニティーカフェなどなど。

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    2022年11月15日
  • 永続孤独社会 分断か、つながりか?

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    コロナ禍によって、社会がガラリと変わった。通勤、通学、レジャーなど、影響は計り知れない。




    ものが売れない、テレビの視聴率が下がったと言われ続けている。




    ものがあふれていて、見たいジャンルが細分化され、生活の余裕のない若者が増えている時代には、メガヒット商品や番組が出てこないのも無理はない。




    人生をエンジョイしたいと思う若者がへっているそうだ。三菱総合研究所の調査mifで過去10年の推移を見ると、2011年から21年にかけて「人生を楽しみたい」という価値観について調べた。





    「とてもそう思う」と答えた若者が56%から39%へと下がっている。





    また、22項

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    2022年11月01日
  • 永続孤独社会 分断か、つながりか?

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    便利になったからといって豊かになるわけではない
    面倒なことが人と人の関係を作っているところもある
    若い人たちにとって孤独になりやすい社会になっている感じはしますね
    色々考えさせられます

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    2022年06月26日
  • 100万円で家を買い、週3日働く

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    モノやお金では幸せを感じられない現代人にとって理想の生き方とは?というテーマで生き方についてを考察した本です。古い民家や倉庫などをリノベーションして新しい事業を始めるとか、人と人とのつながりを作るとか、地域を活性化するとか、そんなようなことが書いてあります。こういう生き方もすごいなと思いますが、ちょっと仕事が早く終わると時間休をとってすぐビール飲んじゃう自分は、飲み過ぎな生活になるなと思いました。

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    2022年06月23日