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三浦展さん、社会の様子・変容を眺める視点が面白いなと感じます。「女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?」(承認されたい自分の時代)、2008.11発行です。15~22歳の女子の2割以上がキャバクラ嬢になりたいとのことです。なりたい職業では、歌手、パティシエ、ネイルアーチスト、カフェ店員、美容師などに次いで9位にキャバクラ嬢・ホステスがランクインしてます。正社員が難しい時代、かといって女優・モデルや歌手・芸能人はかなりの才能と努力が必要。ある程度の容姿の良さと社交性があればキャバクラ嬢が浮上。平均年収600万
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≪目次≫
はじめに
第1章 キャバクラ嬢になりたいのはこんな女子
第2章 キャバクラ嬢の好みと生活
第3章 キャバクラ嬢になりたい女子はなぜ増えたのか?
≪内容≫
三浦展によるデータ分析。「女」すべてがキャバクラ嬢になりたいわけではないが、一部の女子(勉強が嫌い、うわべを飾りたい、お金がほしい、そして10代までにあまり他人から承認されたことがない)はキャバクラ嬢になりたがるようになった、という。
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キャバクラ嬢をGFにしたことがある私です。キャバ嬢とて、ひとりの可愛い女の子。なんら変わりはありません。キャバ界は、実は若くしての子持ちがたくさんいます。狙っている女の子が実は、バツイチ子持ちだったりします。18歳だろうが、20歳だろうが、実は・・・の女性が多いのです。
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『下流社会』で有名になった三浦氏による、キャバクラ嬢の分析。
2008年なので若干古い。
背景は格差社会によって雇用が奪われたというのは納得できるけれど、承認欲求を得たいがためというのは?
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タイトルとおりの本。
女性の自己肯定欲求の結果がキャバクラ嬢であり
認められたい、自立したい要素が強く、低所得世帯の人間がそうなりやすいという。
ごもっともで、現実を直視している一冊。
それがいいとか悪いとかでなく、淡々と分析しているだけのところがさらっと読みやすい。
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うーん。
だからどうした。
しっかり考えている子も居れば、やっぱり人生舐めてる奴もいる。
後半のアンケートが面白かったが、本としてはどうだろう。
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社会学者による一冊なだけあり、結論としては社会構造や雇用にかかる環境の変化がある、という結論は自明かと思うが、統計調査のサンプル数については少し弱いのでは?という感じも。特に実際にキャバクラで働いている女性の話は50人ではまったく語りきれないと思うし、勤務地ごとに事情が違うとかそういう話も盛り込んで欲しかったというのが個人的な感想。
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自分ではhow to 本を選ばないので、やや抵抗を持って挑んだが、タイトル通り、中身がカジュアルで同じように抵抗がある人もすんなり読めると思う。アンケートを元にリアルに内容がまとめられているが、読み終わって、アンケートに答えてくれるか分からないが、風俗嬢版もあれば読んでみたいと思った。でも結局は、さびしい人たちの集まりだと思った。社会にキャバクラ嬢が生まれてしまう理由は根強く残る性差別も一因だと思った。
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キャバクラ嬢になりたい女性が増えているという。
この統計では15歳から22歳までの女子の約2割がなってみたいと考えているらしい。この背景には何があるのか。筆者は現代社会の状況や、考え方の変化を挙げて説明している。
「キャバクラ嬢とその予備軍50人インタビュー」という資料は、生の声が書かれていて面白かった。
なぜキャバクラ嬢なのかという問いには、「給料が良いから」「欲しい物を買うため」「将来の為に貯蓄するため」といったお金に関するものが多くを占めた。
面白いリサーチ結果であるが、リサーチ方法が携帯サイトだけなのはネック。
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どんなことが書いてあるのか。知りたくなった。
最初から統計データが数多く登場し、少しイヤになる。
アンケート調査には偏りもあるのだろうが、参考にはなる。
メディアの影響も多分にあるのだろう。タイミングよく、筆談ホステスのドラマも放映された。どの世界でも、考える人には未来があるのは確かなようだ。
ヒトとのコミュニケーションを仕事にしていることを考えると、尊敬できる存在でもある。
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格差社会の中、ちゃんと女性達は「身の程」を弁えている。
それが切ないことだなぁと思いながら読みました。
経済学的にも分かり易く書かれていますし、
何より「よく調べたな!」と思いました。
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15〜22歳を Z世代と名付け
将来なりたい職業の調査
その中に キャバクラ嬢 風俗嬢の増加に気づき
調査 インタビューによる 情報の収集
社会的背景 などが書かれていた本であった
いいわるい ということはなく
データをあつめ データの特徴を述べている所までに
留まっていたと思える 考察の深さは浅いかもしれないが
インタビューなどは わかっていた内容がおおかったけれど
そうなんだなっという 実話があって 参考になった。
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なんとなくかって読んだけども。。。「下流社会」の時もそうだったけど、まあ「調べたら面白いだろな。。」と思うようなものを調べてくれるのはいんだけどさ、それからの分析やら考察がなんか凄い短絡的なんだよねえ。結構思いこみとか決めつかとかあるし。
まあこういう本はグラフとか表とかを飛ばし読みすればいいのかもね。
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若い女性のキャバクラ嬢志向は、著者の言う「下流社会」化の一端だという。切り口は面白いが、グラフや証言集にかなりスペースを割いており、読む部分が少ないのが残念。
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私はキャバクラ嬢にはなりたかないけど。
大まかな理由としては以下3点。
?雇用状況や家庭環境の悪化
?マスコミによるキャバクラのイメージ向上
?承認欲求の充足を求める女子の増加
結局、グローバル化、人の流動化が大きな原因か。
そこに付随して、性の解放が絡むらしい。