あらすじ
応援したい/されたい現代人の推し活とレトロ消費。最新調査からは背後の孤独感が見えてきた。ミクロな消費が多様化する日本の今
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Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて読んだ。推し活や美容は孤独と関係があることが分かった。
古着から地方創生への発展の記述はとても勉強になった。1から新しい物を作るのではなく、古い物を活かすことが大事。
確かに譲られた物を使うと、その人との関係性を感じられ、孤独も薄まる気がする。
若者の都会転出問題にも有効そうに感じる。
Posted by ブクログ
推しが宗教的であるのは同意できる。昔の氏神様みたいに趣味というか推しというかバラエティで百花繚乱の感もある。理由としての我々の「孤独」がある事は納得できるところ。それでも昨今の「笑い」はちょっと何か怖いモノも感じるけど。
多分だけど今の日本人の感性としては江戸時代の歌舞伎の八代目団十郎の変死時の後追い自殺とか滑稽本の流行とかみるに出来上がっているのかもしれない。あと江戸時代も物のリサイクル流行ってたし。金の無い時代だから原点に戻ってるともとれる。
Posted by ブクログ
多くの現代人が密かに感じる「孤独」が、私たちの消費行動の背後にどれほど影響しているかを繊細に描き出している。推し活や美容、お笑いの背後に隠れた孤独を追求し、中古品への愛情が人々の「つながり」の渇望と地方再生の希望を照らし出している。この本は、私たちの消費の背後にある真実と、これからの日本の心情を深く感じさせる力作だ。