三浦展のレビュー一覧

  • 日本の地価が3分の1になる!~2020年 東京オリンピック後の危機~

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    大変読みやすく、地図への表示も含む各種データも興味深いものだった。
    この検証が正しいものとして、誰がどう動くべきなのか。日本人の価値観が変わらないと、何も変わらず、検証通りの未来に直面することになるのではないかと思う。

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    2014年11月29日
  • 郊外はこれからどうなる? 東京住宅地開発秘話

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    1982年にパルコに入社した三浦氏が手がけた仕事は新所沢店出店のマーケティングで、それはパルコが創刊したマーケティング情報誌「月間アクロス」につながっていく。入社5年後の27歳の時に編集長になり郊外論はそのまま三浦氏のライフワークとなっていった。この本はそんな三浦氏が入門編として用意した東京の山手と下町、郊外の変遷から田園都市などが取り上げられている。三浦氏のこの本の続編とも言える「東京は郊外から消えていく」は以前に読んでてこちらは今住んでる人が次に住みたい町はどこかとかアンケートを中心にこれから人気の集まる街を予想して、一方では空き家問題を取り上げていた。どちらかといえばこのほんの方がお勧め

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    2014年09月03日
  • 妻と別れたい男たち

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    うーん。確かに現在の結婚説活や子育ては正直しにくい。
    どっかおかしい。。
    結局、経済的に余裕があれば離婚したくない、っていう結論と「女性原理社会にせよ」っていうのはなかなか両立できないかなあ・・・。
    離婚したくなきゃ、経済的に豊かになる「男性原理社会」で成功せよ、となってしまうような・・・。
    読みきれてないのかな・・・。

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    2014年07月21日
  • 第四の消費 つながりを生み出す社会へ

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    この本を読むと、日本人がその時代背景の中で心を満たそうと消費してきた姿がイメージできる。そうした中、”繫がる”という言葉が”現代”を表すキーワードというのは同感できる。繫がりを生み出す社会へ向かうのが、第四の消費ということである。(ライフサイクルでいえば成熟期から衰退期へ向かうイメージか?)残念なのは、語られていることが日本人に限定していると同時に、政治的な動向を排除していること。”繋がる”というキーワードを生かし、今後の日本を考えるのであれば、グローバルな視点、政治的な方向性からも考察を加えて頂けると、”うれしい”。

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    2014年05月24日
  • 女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?~「承認されたい自分」の時代~

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    タイトルとおりの本。
    女性の自己肯定欲求の結果がキャバクラ嬢であり
    認められたい、自立したい要素が強く、低所得世帯の人間がそうなりやすいという。
    ごもっともで、現実を直視している一冊。
    それがいいとか悪いとかでなく、淡々と分析しているだけのところがさらっと読みやすい。

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    2014年04月27日
  • 妻と別れたい男たち

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    男の目線から見る「離婚」に関する統計と考察。
    ほぼほぼ意外性のあるデータではなかったが、最後の章の著者の見解は興味深い。

    閉塞感ある日本社会の問題点と共通すると感じる。
    長らく世間は男性原理にばかり目が向いていたが、そろそろ女性原理に立ち返ってもいいのではないか。
    大賛成。最近の世の中は息苦しい。

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    2014年04月18日
  • 第四の消費 つながりを生み出す社会へ

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    「シェアをデザインする」で紹介されていて知った、この本の大きなコンセプトはとても興味深い。4つの時代区分で人々の暮らし、消費のあり方、そして働き方も変わっていっている様子がとても分かりやすく説明されていた。

    でもこの本自体はちょっと文体がかたいからか、読むのがちょっと大変。

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    2014年04月18日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

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    さまざまなデータを示しながら、中流社会が崩壊し階層分化が進行していることを示した本です。

    「下流」に属する人びとの、生活や家庭、教育、趣味にまで著者の調査は及んでおり、「下流」の生活の実態に迫る、ルポ的な性格を持つ本になっています。

    問題の解決策を示すことよりも、「下流」の生活実態を広く知ってもらうことに著者の眼目はあるように思います。

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    2014年04月16日
  • 貧困肥満~下流ほど太る新階級社会~

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    一見すると、データ検証・事例検証もされているように見えるが、筆者の論理展開はやや横暴。しかし、私自身、貧困肥満は進行しているという実感がある。

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    2014年03月14日
  • 郊外はこれからどうなる? 東京住宅地開発秘話

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    郊外に住む者として興味がありました。人口減となっていく中で郊外の何に価値を求めるかが重要でしょうか。

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    2014年03月07日
  • 日本人はこれから何を買うのか?~「超おひとりさま社会」の消費と行動~

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    ○マーケティング・リサーチャーである三浦氏の作品。
    ○少子高齢社会の進展による「おひとりさま社会」を迎えるに当たって、消費動向や経済動向がどのように推移しているのかを分析した作品。
    ○今までの三浦氏の著作同様、実際の経済指標等を用いて、(割とネガティブに)分析・評論している作品。
    ○分析は、経済動向等を素直に捉えているように感じるが、論旨や結論に独自性が見られない点が残念。

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    2014年03月03日
  • 下流社会 第3章~オヤジ系女子の時代~

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    マーケターとしてこれから大きくなりそうな市場予測。30代女性の関心事が美容とファッション一辺倒から趣味に分化。歴史や伝統、アウトドア、手作りやオタク。

    第三章。時代も人も変化しているのですね。

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    2014年03月17日
  • 東京は郊外から消えていく!~首都圏高齢化・未婚化・空き家地図~

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    郊外を放置すれば高齢者だけのゴーストタウンになる。働・学・憩・農の機能を持つ魅力的な地域にすれば若者も住むゴールドタウンになる。

    行政を待ってるだけじゃなく、オール地域でがんばったところが生き残るんだね。

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    2014年03月17日
  • 女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?~「承認されたい自分」の時代~

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    うーん。
    だからどうした。
    しっかり考えている子も居れば、やっぱり人生舐めてる奴もいる。
    後半のアンケートが面白かったが、本としてはどうだろう。

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    2013年11月13日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

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    これからの日本のために「シェア」の話をしようを読んだあと読みなおした。発売当時は、センセーショナルな表題で、テレビメディアとかにいじられてたけど、それは本質じゃなくて、こっから、シェアに流れるって見えてきたんだなーとわかっておもしろかった。

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    2013年10月11日
  • 下流社会 第3章~オヤジ系女子の時代~

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    自分をこの系統分けするとどれになるかと思ったけど、結構いろんな要素が混じってて、一概に「このクラス」といえないよなぁと。仕方のないことですが。

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    2013年10月11日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

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    ネタバレ

    以前、一度読んだ。
    「下流」は年収だけではなく、本人の意識というのが面白いと思う。

    アンケートの分析が多く、筆者はどういう社会を望んでいるのか、それを実現するにはどういう方法があるのか、という提示が少ない。

    でも、「上流」に必要なスキルは「コミュニケーション」とあり、そこは納得した。

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    2013年10月10日
  • 下流社会~新たな階層集団の出現~

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    今、時代の流れが変わっているのでこの下流社会に当てはまらない世の中になってきている。
    著者としては今はこの流れを、古市憲寿さんが引き継いでいる感じ。

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    2013年10月04日
  • 東京は郊外から消えていく!~首都圏高齢化・未婚化・空き家地図~

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    【読書その52】著者は出向していた新潟県上越市出身の三浦展氏。ちなみに大学の先輩でもあり、非常に親近感。本書のテーマは、自分の仕事とも大きく関わる、今後の人口構造の変化に伴う、都市部の状況の変化。住まいの視点から見える、東京の将来の姿。2025年には人口が一番多い層である団塊の世代が75歳以上になりきる。早期に日本社会を総点検し、取るべき手をとらないといけない。自分自身のプライベートを考えても、自分の住まいをどこに置くか、長期的なスパンでみるべきだと感じた。

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    2013年09月22日
  • 東京は郊外から消えていく!~首都圏高齢化・未婚化・空き家地図~

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    東京圏特に千葉、埼玉、神奈川までを中心に団塊の世代と団塊ジュニアの人口動態や、住みたい街、住んで良かった街などのアンケートなどを使って今後どの沿線、地域に人が集まるかなどを予想している。

    国交省資料を見ても高齢化と人口減は当面避けられないが、実際に郊外ではマンションの空室率が増えている。ホームズなどで見ても東京都でも東青梅までいくと1DK365万円の中古マンションが有る。しかし、誰がそれを買いたいと思うかだ。

    ニュータウンがオールドタウンになり、ゴーストタウン化に向かう今それを防ぐにはどうするかについてはあまりパッとした答えはない。
    例えば無個性な開発を批判してるのは誰もが納得しても、旧い

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    2013年12月27日