【感想・ネタバレ】日本の地価が3分の1になる!~2020年 東京オリンピック後の危機~のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

23区格差に引き続いて読んだ内容として

かなり関連・継続性があり、理解度が深まりました。

この後、関東近郊での集合住宅案件を作り上げていく予定があり

その上でも非常に勉強になる1冊となりました。

0
2016年02月24日

Posted by ブクログ

最終章の対談部分に東京の価値を上げるアイディアが集約されている。
決して悲観するだけの内容ではない。

0
2019年06月12日

Posted by ブクログ

文字通り、今後少子高齢化の影響で日本の地価が下落することを予測する一冊。

単に地価が下落することのみならず、今後の高齢化で日本全体の状況が変わることがよくわかった。

0
2018年12月08日

Posted by ブクログ

日本の人口構成の変化から将来は、日本の地価は、3分の一になると書かれていて、その根拠は、老齢人口が増えて、それを支える働く世代が減ると、地価が下がると、書かれているが、それが、事実になるか、あるいは、ならないか、分からないが、しかし、日本の人口が減ってきて、老人が増えていくことは、真実である。それが、どのように、影響を及ぼすか、一度、読んでおくこともいいと思う。

0
2016年10月11日

Posted by ブクログ

 テレビ番組や本で日本はこんなに素晴らしいという主旨のものがはやっている。すばらしい面もあるが、その一方で避けては通れない現実もある。それは、人口減少、高齢者の増加に伴う医療費、年金負担増加などが挙げられる。

 今回の本では、地価の下落をキーワードにしてこれからの日本について考える1冊となっている
 
 人口が減っていくことで議論の対象になるのが外国人を労働者として受け入れるかどうかという問題が浮上してくる。もうすでに日系ブラジル人を受け入れているし、少ないながらもインド人や東南アジアの人も増えている。

 東京の東に位置する西葛西は、都心に東京メトロ東西線で一本の場所にあり、家賃も安く、その上新しい街なので以前からいる住民とのトラブルがないといった条件が重なっている。

 東京主要駅の現状と未来として、吉祥寺、北千住、中野、自由ヶ丘、池袋、豊洲、武蔵小杉といった場所が取り上げられている。以前と違って、活気がなくなってきているところもあれば、活気が出ているところも出ている。これからは、東京の東側、東北部かもしれないと著者は述べている。

 最後に特別座談会として不動産価格下落を防ぐ処方箋が掲載されている。気になったのは、日本が移民を積極的に受け入れたとしても肝心の移民が日本に魅力を感じなくて、他の場所を選ぶことだ。日本人でも優秀でガッツのある人で海外に飛び出す時代になっている。会社レベルではなく、大学レベルで起こっている。年金を株にジャブジャブつぎ込んで数字だけ良く見せようとしているアベカワノミクスで大丈夫なのかしらとふと思う。

 

0
2015年09月17日

Posted by ブクログ

力作、良書。
74歳まで働くことになりそうだ。
今迄と考え方を変えなくては。
生産者人口が減少すると、地価が下がるらしい。74歳まで働くと、下がりにくくなるらしい。

0
2015年03月14日

Posted by ブクログ

人口減少で地価下落か、当たり前過ぎてつまらんな、と思いつつ手に取ったが中々楽しめた。タイトルの「3分の1」という数字自体には本文にもある通りさほどの意味はなく、実は地価がメインイシューというわけでもない。本書が最も強く焦点を当てているのは、終盤の対談からも明らかなように実は「移民」だ。冷戦下での高度成長という僥倖により過去の中途半端な成功体験を得てしまった日本が、これから移民という問題にどう向き合うべきかというのは確かに難しい問題。

「生き残る都市」として本書では自由が丘や中野、池袋が「個性が一貫した都市」の例として挙げられているが、一方でこれらの都市は若者が世帯を持った時には他都市へ転出してしまい人口が減少するため、人口の維持には「一生住みたいと思わせる施策が必要」だという。ここに少々矛盾を感じないわけでもない。「若者が年取っても住んでいる=あらゆる世代が均等に住んでいる」都市というのは、「無個性な」都市なんじゃないだろうか。個性と人口の維持を両立させる都市というものの姿が、今のところ僕にはイメージできていない。

0
2014年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2040年の日本の地価を大胆に予想します。人口動態から「消滅可能性都市」が発表されたのは記憶に新しいですが、「高齢者と生産性人口の割合が地価に影響するとすれば」という前提で各地の地価を予想します。『日本の地価は3分の1に」でのけぞりましたが、「札幌の地価は4分の1に」でさらにのけぞりました。実際には、高齢者と生産人口の比率のみで地価は決まらず、あくまで需要(住宅を取得したい人)と供給(売りに出したい人)のバランスで決まると思います。地価が下がり続けるのは間違いないと思います。この本の予想で、「高齢者の定義を変え、75歳まで生産人口だ、とすれば高齢者/生産人口の比率は現在と変わらず、「かえって値上がりするゾーンも」というのは先に書いた理由から実現しないと思います。

0
2014年11月06日

Posted by ブクログ

現役世代負担率で、本論を突っ走った後、自身のフィールドワークと座談会で締め。
地価が3分の1になったら、建物にお金をかけられるじゃないか、という視座は面白い。

0
2018年03月08日

Posted by ブクログ

人口動態から予想した、不動産市場の未来を展望している。生産年齢人口(15~64際)と老年人口の割合を分析の基礎にしており、やはり明るい展望は少なく、地価は下がるとしている。状況の悪化を食い止める方法として生産年齢人口の定義の変更が議論されているが、どうやらそのようになる確率がかなり高まったと感じた。75歳まで働かされる世の中になるのだろう。今後はそれを前提とした人生設計が必要になると思われ、真剣に考えてみたい。本書の中では、世界の都市との比較や、移民をどれぐらい受け入れれば地価が維持できるかや、東京圏の中で浮上する街と停滞する街を予測しており、議論の内容が面白い。個人的には豊洲の30年後がどうなっているがとても気になる。

0
2015年08月15日

Posted by ブクログ

【下落は確か】
高齢化社会になると地価が下がる部分の論理が飛躍しておりよくわかりません。
人口が減少するから不動産は下がるということであれば理解できます。あるいはデフレになり地価が下がるというのも理解できます。
高齢化→地価下落を詳細に教えてください。。。

0
2014年12月08日

Posted by ブクログ

大変読みやすく、地図への表示も含む各種データも興味深いものだった。
この検証が正しいものとして、誰がどう動くべきなのか。日本人の価値観が変わらないと、何も変わらず、検証通りの未来に直面することになるのではないかと思う。

0
2014年11月29日

「社会・政治」ランキング