三浦展のレビュー一覧
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社会学者による一冊なだけあり、結論としては社会構造や雇用にかかる環境の変化がある、という結論は自明かと思うが、統計調査のサンプル数については少し弱いのでは?という感じも。特に実際にキャバクラで働いている女性の話は50人ではまったく語りきれないと思うし、勤務地ごとに事情が違うとかそういう話も盛り込んで...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルからだとちょっと刺激的な感じもするけど、読んでみると今の人口問題とか格差の問題が実際に集計されたデータに基づいて丹念に紹介されている極めてわかりやすい一冊。とはいえ数値データを文章で噛み砕いていくって必要以上に辛い作業でしょうね。読んでいる方もだいぶ疲れましたが、要旨はタイトルとかでまとめて...続きを読むPosted by ブクログ
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著者曰く、「東京郊外を考えるための最低限の基礎知識が身につく、入門書」とのこと。膨大なデータを基に展開する第四山の手論、郊外の歴史、文化論、さらに郊外の未来へと自説を説く様相は圧巻。いろいろと勉強になります。
【読書メモ】
・「第四山の手論」は、ひとえに新所沢を盛りたてるために生まれた概念。
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21世紀、物を買えば幸せになれる時代から、つながり・情報交換・シェア志向へ。
モノが世帯に行き渡り、個人に行き渡り、その次、ですか。Posted by ブクログ -
これまた読みやすい本です。前半は「下流」の人たちが太っている現状をデータをもとに説明しています。後半は「下流」の人たちの生活を追い、お医者さんなどが医学的見地からアドバイスしています。リアルです。
最近、食の乱れを感じて読んでみました。「下流は太る」チェックポイントは10項目中2項目しか当てはまらな...続きを読むPosted by ブクログ -
読後、職場の女子を文化系、アウトドア系、OL系、手作り系、オタク系に仕分けしてみて、それぞれの得意分野を会話から引き出すことが密かな楽しみとなりました。しかし自分のことが良くわかりません。OL系とオタク系からは外れるような気がしますが、残りグループをMIXしたところです。Posted by ブクログ
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マーケティングアナリストの方の本。たくさんの資料からの考察。階層化社会。下流な人たち。上だと思えば上流になれる。ちゃんとしよう意識と規範が大事だね。Posted by ブクログ
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「下流社会」とは具体的にどんな社会で、若い世代の価値観、生活、消費は今どう変わりつつあるのか。マーケティング・アナリストである著者が豊富なデータを元に書き上げた、階層問題における初の消費社会論。Posted by ブクログ
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2012.03.05 東京における郊外開発歴史、経緯が良く分かる。文京あたりが第一山の手、山手線内の西側が第二山の手、杉並、世田谷、目黒、大田あたりが第三山の手、そして新百合ヶ丘やたまプラーザを中心とする縦の丘陵エリアが第四山の手とされている。80年代にアクロスで特集されたのを覚えているが、この第四...続きを読むPosted by ブクログ
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街の歴史は面白い。郊外の変遷や、これからの街づくりや、ワクワクして読んだ。ニーチェの言葉を著者が引用していて、人間は今も、混沌を抱えてなくてはならない、というような意味の。それにも結びつくけど、真に豊かな街は、色んな人が集まる街だとも。深く共感。
人も街も、混沌を抱えるからこそ、許したり、認めたり...続きを読むPosted by ブクログ -
西武、パルコで20世紀末の消費文化を牽引した、
提清二氏との対談。
この人はやはり凄い。
百貨店に代表される大量消費型のビジネスの終焉を
冷静に眺めているような印象を受けた。
次に来るのはもう、右肩上がりを前提としない
静かな、しかし豊かな消費社会ではないか。
それは日本でこそ始めやすいように思う...続きを読むPosted by ブクログ -
ここのところリンク読みしているセゾン文化もの。今更ながら、堤清二という存在の「深さ」と「軽さ」に興味津々なのです。そういう意味で、本書は辻井喬名で書かれているものに比べ、自己批評性が薄く感じられました。やはり、セゾングループの総帥、堤清二とグループ企業、アクロスの編集者であった三浦展との組み合わせが...続きを読むPosted by ブクログ
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下流社会第3弾。前作までと比べて格差的な「下流」の意味は薄い内容であった。というか下流は今回関係ない。要約すれば、ジェンダーフリーの価値観の広がり、未婚者の増加、女性の高学歴化などの社会構造の変化の結果、男性的職業に女性が進出し、今までと違って多種多様な女性が出現してきたという内容。本書では女性を、...続きを読むPosted by ブクログ
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さすがに第3章ともなると、息切れ感が出てくるかな。一番最初が課題提起としてインパクトがあっただけに、今回のは、まあそうとも言えるよね、というのが素直な感想でした。Posted by ブクログ
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三浦展氏の著作は目を覆いたくなるくらい、基礎知識の不足とデータの意図的な引用が多い。
でも、この本ではインタビュアーとして、堤氏と視点が共有されており、非常に読みやすい。
安易な若者批判がなければ、非常に面白い本。でも、三浦展氏がそれを生業としている以上、切っても切り離せないわけで、この本でも安...続きを読むPosted by ブクログ -
・クソつまんなかった。数字いじくり回して分析と言う名の仮説披露しまくるだけ。統計の事はよくわかんねーけど各世代で数値が上がってる!とか言って1%しか違わねーのには閉口した。SPA!男、とかはちょっと笑えたけどね。Posted by ブクログ
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色々と言われていましたが、堤清二のある一面が良く分かる本。
消費を是とするアメリカ文化、その影響を大きく受けた世代のしがらみと、それに対するアンチテーゼ。消費を礼賛しない。ブランド信仰しない。肩の力を抜いて、「こんなもんでいいでしょう。」という生活スタイルを提案した無印。
三浦氏言うところのファスト...続きを読むPosted by ブクログ