頭木弘樹のレビュー一覧

  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

    購入済み

    ネガティヴ思考もありじゃない?

    現代作家の小説や漫画にカフカの名前がよく出てきて気になり手にした本。
    ポジティブ思考なゲーテの言葉と極端にネガティヴなカフカの言葉の対比がとても新鮮で、マイナス思考っぷりが引き立ち、なんだか笑えてきました。
    世に出回る自己啓発本に、ちょっと疲れたなと思える人にはホッとできる、そんな一冊でした。

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    2015年10月14日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    ゲーテもカフカもよく知らないまま読みました。
    読んで、2人とも大好きになりました。
    早速、作品を読みます。
    ゲーテは、ただ恵まれた人ではなくて
    深い悲しみを多く経験しての言葉がとても
    参考になり、色々落ち込んでいる私に慰めになりました。

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    2014年11月26日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    ゲーテとカフカの性格や彼らの残した名言のいくつかは知ってるつもりでしたが、これほど対照的とは…自分はどちらかというとカフカ寄りだなぁと再認識して少々残念。

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    2014年11月09日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    このなかのどれかが必ず誰かのお気に入りになる。対局の二人の、でもどこか似通った言葉が所狭しと詰まってる。個人的にはやはりゲーテ様のお言葉が胸に刺さりました。『生きてる間は生き生きとしてなさい。』

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    2014年07月01日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカのことをあまり知らなかったけど、こんなにもネガティブで自己肯定感の低い人間だったとは。人間失格を読んだときにも感じた、申し訳ないけど面白くなってきちゃう感じ。家族との確執は切なくなったし、苦しさに共感。
    解説は少し安易に感じるところもあったけど、わかりやすい構成。

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    2026年03月30日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    やっぱり絶望しているときはカフカだよな~~~~~
    この場合の絶望は世界とかではなく、世界にフィットできない自分に対して自分って本当にこの世において何もできないどうしようもない存在だな…みたいに自分に絶望しているときはカフカぐらいしか読めねえのよ
    自分を肯定するとかエンパワメントを受けるほどのエネルギーすらないときってあって、そういうときはカフカがじわっとしみる
    自分への絶望に浸ることを許してくれるのはカフカぐらいなんだよな
    これは断片集で本当に数行で終わってしまうのもあったけど、今度は短編を読みたい

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    2026年03月30日
  • 痛いところから見えるもの

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    病気の痛みとともに生きているので読んでいると共感したり、でも苦痛だったり。周囲の人に読んでほしい本だなと思いました。

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    2026年02月24日
  • うんこ文学 ――漏らす悲しみを知っている人のための17の物語

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    うんこにまつわるアンソロジー
    前半、怒涛の面白さで驚いた。
    途中から昔の文体とか出てきて少し難しくなり。
    読みやすい文体の作品はしっかり読んだ。
    髭男爵さんのお話が好きだなぁ。

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    2026年02月01日
  • ひきこもり図書館

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    アンソロジーの魅力に取り憑かれそう。

    それぞれの物語に対するあとがきが素敵。
    あとがきも含めてお話が完成されている。

    引きこもりでない人もわたしみたいに引きこもりを経験した人も。読んでみてほしい。

    私は星新一さんのが1番好きでした。
    読んだ人はどの作品が好きか教えてほしい。

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    2026年01月29日
  • 絶望名言 文庫版

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    この本を読んでハッとすることがなければ、それは未だ絶望に直面したことがないのだろう。
    もし、そうであればこの本を読んで来る絶望に備えるべきだ。

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    2026年01月21日
  • 痛いところから見えるもの

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    今までとは少し違った角度から痛む人の状態や気持ちが垣間見れた気がした。
    もちろん、私も痛いと感じることには何度も遭遇しているけれど、追い詰められたような限界に近い痛さ・長期にわたる痛さというものは、未経験だと思う。
    そういった疲弊する状態、性格が変わったかのようになってしまう状態、考えられなくなってしまう状態というものに、少し思いをはせることができて良かった。
    しかし、痛む人を傍で見ているのも切ないものだろうな。
    何もしてあげられない。
    助けてあげられない。
    痛い人の状態を少しでも察しようと努力することが最初の一歩だとしても、そこからどう歩んでいけばいいのか。その回答を見つけることができるのか

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    2026年01月15日
  • 痛いところから見えるもの

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    まず作者がどんな痛みを経験してきたのかと言う話から始まる。
    「潰瘍性大腸炎」と「腸閉塞」
    この2つの話が、まず最初に非常に強烈。
    私もあちらこちら痛いところがあってひどい片頭痛持ちだが、この人に比べれば、なんと幸せなことよと思わずにはいられない。
    痛み仲間として共感を覚える。いや、リスペクト?

    作者と一緒に、「ホントやだねえ」と呟きながら読んだ箇所たくさん。

    「いろいろ大変だったんですね」とか、「ご両親もきっとつらかったですよね」「あなたももっと肩の力を抜いてできるといいでしょうね」
    これらの言葉がトラウマの二次被害だったという「医学書院」の「精神介護」の雑誌に掲載された記事の紹介。

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    2025年12月26日
  • 絶望名言 文庫版

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    ネタバレ

    絶望なんてしない人生のほうがいい。
    それはもちろんそのとおり。絶望しないに越したことはない。
    しかし、人生いろいろなことがあるものだ。
    その中でまったく絶望の経験がないまま天寿を全うするということは非常に稀有な例であるのは間違いない。

    ここで考えてみてほしい。
    絶望することそれ自体は悪いことなのだろうか?
    絶望しないで生きられるのが一番ではあるが、
    絶望を経験することで学ぶこともあるし、そこから立ち直ったなら、より強い心で人生を謳歌できるということもあるだろう。

    また、絶望している人に対して希望あふれる言葉を投げかけ、励ますこともある。別に悪いことではない。
    だけど、希望って本当に救いにな

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    2025年12月24日
  • 痛いところから見えるもの

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    三大激痛とされ病気「心筋梗塞」「尿路結石」「群発頭痛」
    本を読んでいるとさまざま痛みの表現がでてきます。病気や怪我の痛みから心の痛み。そんな体感でだけでなくさまざまな痛みについて描かれています。失恋に痛みがある。痛みを快感としたり、これも痛みだったのかという気づき。

    この著者の特徴としてエピグラフ(書籍や章の冒頭に置かれる、題辞や引用句)が多用されています。

    「痛みを一度も感じたことのない者に、痛みという言葉は理解できるのだろうか?」(哲学者ウィトゲンシュタイン)

    「オムレツの味をどう教えられたって食べなければ分からない」山田太一・誰かへの手紙のように

    こんな感じ。

    だからより著者だ

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    2025年11月22日
  • ひきこもり図書館

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    萩原朔太郎のものぐさニート具合に共感しつつあまりにもカスでは?と思い調べてみたら親が開業医の実家太し君だった。55歳で生涯を終えるまで殆ど働かずに親からの仕送りで暮らしあまつさえ子供もこさえていたという奔放さ。親からは毎月60円ほどの仕送りを受けていたそうで、現代の貨幣価値でいうと27~45万円ということ。詩の才能は別として、社会的には紛うことなきクズでは…?このことが知れただけでも面白かった。

    そして何よりもハン・ガンの短編が圧倒的。根本的な動物としての命を描いているようで、とても美しかった。菜食主義者の元となる作品なんだそう。暴力からの離脱を感じる。
    萩尾望都の漫画の感覚遮断実験が今でも

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    2025年11月07日
  • 絶望名言 文庫版

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    以前にも頭木さんのカフカ関連の本を読んだことがあり、そちらもとてもわかりやすく共感できる内容だったが、本作もよかった。
    好きな文豪や画家の話が多くそれだけでも楽しめたが、頭木さん川野さんの話にも頷けることばかりでなんだか救われるような気持ちになった。

    ベートーヴェンについてはあまり知らなかったので、こんなに病気や苦労が多かった人だったと知って驚いた。
    いろんな意味で本当に凄い人だったんだなぁと今更ながら知れてよかった。
    そういうことを知ったうえで、改めて名曲たちを聴いてみようとおもう。

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    2025年10月23日
  • 絶望名言 文庫版

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    古今東西の様々な作家の絶望名言を紹介した本。
    かなりのボリュームなので心身ともに元気な時に読むのがオススメ。絶望した時に自分を掬い上げてくれるような言葉を一つでも持っておくのに本書が役立つ。
    著者はもともと地頭がよいタイプの人間だが、そこに難病という経験を経たことにより感性が研ぎ澄まされたのではないか、と思うほど視点が面白く言葉の選別にセンスを感じた。

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    2025年10月20日
  • 絶望名言 文庫版

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    絶望した時に、救いとなるのは明るい言葉ではなく、絶望の言葉だったということで、著名人なソレをピックアップするもの。
    明けない夜はないとよく聞くが、明けない夜もあるということことが印象的だった。

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    2025年10月08日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    ポジティブすぎるゲーテと、ネガティブすぎるカフカ。両極端な二人の言葉が、対話という形式で紹介されていて面白かった。
    ポジティブすぎるゲーテの言葉ばかりだと、陽気パワーに当てられて疲れてしまう。
    ネガティブすぎるカフカの言葉ばかりだと、自分も鬱っぽくなってしまう。
    両極端な二人の言葉を行ったり来たりするのがちょうどいい。

    日によって、どちらの言葉に共感できるかが変わってくるのが、自分事ながらおもしろかった。
    自分の気分や精神状態がどちらに偏っているのかを、客観的に見るための本としても使えるかも。

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    2025年09月30日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    これでもかってくらいに前向きなゲーテに笑ってしまい、どこまでいくんだっていうくらい後ろ向きなカフカを愛しく思った。
    けどゲーテが絶望を知らなかったわけではないし、カフカが希望を捨てきったわけでもない。深い。

    1個わかったのはカフカはイケメンだった。

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    2025年09月25日