頭木弘樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
頭木弘樹さん編の短編集。切り口がさえていて、とてもおもしろく読んだ。
ウロボロスを超えた?萩原朔太郎「死なない蛸」怖。
カフカ「ひきこもり名言集」ここまでひきこもりで、結婚を考える恋人がいたっていうのがある意味すごいよ、カフカ。
三年寝太郎のような「桃太郎」立石憲利 こんなバージョンあるんだねえ。おもしろい。
星新一「凍った時間」は初めて読んだ。それとも忘れてたのか? 世界を救ったのにせつない。
ポーの「赤い死の仮面」は、コロナの状況下で読むと、慄然となる。翻訳も抜群の冴え。
梶尾真治「フランケンシュタインの方程式」は、「冷たい方程式」の笑える悲惨版。
宇野浩二「屋根裏の法学士」はまさにひきこ -
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Posted by ブクログ
まさに、絶望の只中にいる私に、ソウルメイトが送ってきてくれた本。本当にありがとう。
正直、絶望の文字に恐れおののいていて、なかなか開けなかったのだけれど、もう、ほんと、その通りです、という内容で、とてもとても、救われました。
「とにかく、早く立ち直らなくては…」と、自分の気持ちから目を逸らすことで、乗り越えた気になっていたある日。突如として、蓋をしていた感情に襲われて、もう、どうすることもできなくなりました。
ただ、時間が過ぎることでしか、緩和できないほどの絶望は存在します。
「きっと大丈夫よ」「頑張って」「気持ちわかるよ」の言葉に、どうしようもなく傷ついてしまうこともあるから。そんな時には、 -
Posted by ブクログ
"街の本屋でこのタイトルを見て、「絶望」と「読書」が寄り添う不思議と感じ、手に取ったことを思い出す。
人生に寄り添う読書であるならば、人生には良い時、悪い時、うれしい時、悲しい時、感謝するとき、罵倒するときなど、様々な状態があり、その状態に応じて読書というものを考えたのが、本書。しかも、絶望を感じているときにこそ、この本を勧めるという内容は筆者の体験を読むと、納得感が高まる。
著者が紹介する絶望読書お勧め本をメモしておく。絶望と言っても人それぞれ。どの本がその時の状況に寄り添うものかは、当事者にしかわからない。
太宰治
・待つ
フランツ・カフカ
・変身
・絶望名人カフカの人生論
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購入済み
ネガティヴ思考もありじゃない?
現代作家の小説や漫画にカフカの名前がよく出てきて気になり手にした本。
ポジティブ思考なゲーテの言葉と極端にネガティヴなカフカの言葉の対比がとても新鮮で、マイナス思考っぷりが引き立ち、なんだか笑えてきました。
世に出回る自己啓発本に、ちょっと疲れたなと思える人にはホッとできる、そんな一冊でした。 -
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Posted by ブクログ
たんたらたらたんたらたらと
雨滴が
痛むあたまにひびくかなしさ
/石川啄木
石川啄木がまたまた登場してくれた。
私の推しのクズ男。
昔の私なら、石川啄木の詩から「痛みの孤独を感じとりました」とか何とか感想を抱きそうだけれど、今は、うっかり「またまた〜、上手に盛ってますね〜」と思ってしまう。
石川啄木の人となりを知ってしまうとね。
大事な時に、共感を得たいなら、普段の自らの行いに気をつけないといけないな。
身体的な痛みも、心の痛みも、共感して欲しいけれど、共感してもらうのって難しいからね。
石川啄木くらい、心に訴えてかける詩が書ければいいのにと思う。その詩を読んだ多くの人は、「さぞかし辛 -