頭木弘樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
#カフカ断片集
#カフカ
#フランツカフカ
初めてのカフカなのに断片から
スタートするっていう謎ムーブ。
(初めてだから断片にしたけど)
物語の種、絶望の種、言葉の種、
って感じで割と好きだったな〜
種と聞くと、これから花が咲くってイメージが来ると思うんだけど、カフカは別に花を咲かせることを目的としてない感じ。
なんだか始まっていないから
終われないような胸のざわつきを
感じる言葉の端きれって感じで、
だからこそ想像が膨らむものが多い。
どこから来てどこに行くかも分からない
所在のない物語のカケラって感じが強くて、
夢見てるみたいだった…ドリームコアすぎる笑
夢ってあっちこっち行って結局よく分からなかったり、部分が抜け落ちていたりするじゃん、なのに何となく心にざらつきが残ってる感じ。あの感じが断片にあった
その中にもストレートに伝わってくる断片も沢山あったのが面白くて、未完だからこその無限の可能性ってのも分かる気がする。
カフカという人間自身に興味が湧いてくる。
解説もなかなか面白くてそういう見方をすると確かにそうだな〜って素直に思った。 -
Posted by ブクログ
面白い。考え方が面白い。それを色んな文学などを例に理路整然と攻めてくる。心と体、白と黒どちらかではなく、間、グラデーションという捉え方。
三島由紀夫と太宰治のくだりも面白かった。
私はあなたの文章が嫌いですと、わざわざ太宰に言いに行き、きてくれるということは本当は好きなんですよ。と言われて激怒する話笑。
内臓とこころ 三木成夫しげお
ウツ婚!死にたい私が生き延びるための婚活
石田月美
隠悩録 筒井康隆
僕と彼女のペケ3つ 森永あい
山と獣と肉と皮 繁延あづさ
記憶する体 伊藤亜紗
面白くて眠れなくなる植物学 稲垣栄洋ひでひろ
弱いロボット 岡田美智男 -
Posted by ブクログ
心と体について語るのに、色々な話が引用されていて、とても面白かったです。特に首から上と首から下が入れ替わるインドの伝記が印象に残りました。
頭木さんは本や漫画、映画といった幅広い作品に触れていて本当にすごいなと思いました。
あとがきに、「自分の考えを一方通行で提示するのではなく、読者にも一緒に考えてもらって良い一冊にしたい」という主旨が書いてあり、とても好感を持ちました。
「自分」というものを考える時、僕は思わず「体」ではなく「心」の方ばかりに目がいっていました。でも、体が感情を作っているという文章をみたとき、体あってこその心なんだと思えました。例えば、ある男性を目の前にして胸がドキドキしている…その後で、そうか!私は彼のことがスキなんだ!と解釈する。
体も心もとても大切なのだと改めて感じることができ、また自分とはなんなのかを考えられる素晴らしい作品でした。
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Posted by ブクログ
またまた体調を崩して、久しぶりにゆっくりゆっくりではあるけどなんとか読書ができました、ゆまちです。
それはさておき。
古今東西の文豪の絶望名言を紹介し、その名言について自身らの体験を踏まえて語る本書。
絶望した時には希望に溢れた言葉より絶望に満ちた言葉の方がすんなり身体に降りてくるというのには同感。本書を体調が悪い中読む事ができたのは、その点があるんだろうなあと。
ああ、だめだ。頭がうまく働かなくて全然感想になってない。
でも「明けない夜もある」など、腑に落ちる名言たちに、救われる。
「不幸はひとりではやってこない。群れをなしてやってくる。」にも同感。
私も一つの症状がやっとマシになったと思ったら新たな症状が出て苦しめられたり。
悪い事が今後必ず起こるよりも、次何が来るのかわからないことの方が恐ろしい的な言葉にも頷く。
正直次はどんな症状が来るんだ!?と楽しく過ごせる日々の中でも不安は絶えないため、そこを拾い上げて言葉にしてくれたことにはありがたさすら感じる。
将来に向かって、つまずき倒れながらいこうと思います。
うん、相変わらず意味不明な文章になってしまった。お許しを。 -
Posted by ブクログ
頭木さんの本は以前読んだことがあるので、重なっている部分もあったが、面白かった。
いつもたくさんの本が(マンガ、映画なども)紹介されていて読みたくなるが、今回も三木成夫や繁延あづさ、大和ハジメなど、すごく読みたくなった。
サブタイトルが「ココロとカラダのあいだ」となっていて、心と体の関係や、そのコントロールの難しさ、境界の問題など、読書だけでなく実体験に基づいて語られている。
三木成夫によると体は内臓系(いわゆるハラワタ)と体壁系(手足、頭を含む、ハラワタ以外)に別れ、内臓系の中心が心臓で、体壁系の中心が脳である。「心」の漢字は心臓の象形文字である。「胸が熱くなる」とか「肚の底から」というように心(感情)は内臓に根差したことばである。「頭」は体壁系で、「頭が切れる」と言うように判断や思考力を示す。なんてところがとても面白かった。
心は千々に乱れるものだと皆理解しているが、体だってパーツによってそれぞれバラバラの衝動がある、という経験はなかなか普通に暮らしていると実感できない。が、赤ちゃんに歯が生えてくると噛みたがるのも、あれはむず痒いからだと思っていたが、「噛みたい」という顎の衝動が歯が生えることで芽生えたからというのもあるのではないかと思った。
イラストは『ベルリンうわの空』の香山哲。不気味かわいい絵が最高。
とても良い読書経験だった。 -
Posted by ブクログ
うんこ
誰でもうんこをする
日々のことだから、たまには失敗もする
もしかすると、人前で漏らしてしまうことも…
生きるかなしみとしての排泄、漏らしたときのせつなさ、それらを見事に描ききった文学作品
日本文学、海外文学、小説、エッセイ、自伝、体験談などの17のうんこの物語を思う存分楽しみました
私が特に気に入ったうんこはこの二作品
『ヒキコモリ漂流記 完全版』山田ルイ53世
漏らしたうんこをバレずにきちんと処理できたと安心していても、やつには「におい」という武器が残っていることを思い知らせれました
『野糞の醍醐味』伊沢正名
あなたは野糞をしたことがありますか…?
私は…、ノーコメント!
想像におまかせしますw
これを読むと野糞に憧れを抱くかも!
最後に、うんこを連呼して失礼いたしました