頭木弘樹のレビュー一覧

  • NHKラジオ深夜便 絶望名言

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    ネタバレ

    ラジオ深夜便で放送してたのを書籍化したもの。
    ラジオを聴く習慣がなく、夜に聴きたくないというのもあって本を購入。
    いわゆる文豪さん的な人の言葉や小説からネガティブな言葉を集めてそれについて対談を行うという形式。


    この本では、カフカ、ゲーテ、ドフトエフスキー、シェイクスピア、太宰治、芥川龍之介、とぱっと見それっぽいような方々が選ばれてます。著者の専門である第1回目のカフカは揺るがない。この人が最初じゃなくて誰が最初だ(笑

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    2021年06月09日
  • 落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ

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    目の文学、耳の文学という視点は非常にわかりやすく、腑に落ちた。確かに漱石の「吾輩」の面白さを言語化する難しさは相当なものだが、主人公さえコロコロと代わってしまう落語との近しさと考えれば合点がいく。

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    2021年06月06日
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2

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    中島敦、ベートーヴェン、向田邦子など、ネガティブな名言を集め、解説している。
    「絶望名言3」を期待する。

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    2021年06月02日
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言

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    カフカに始まりシェークスピアまで6人の名言が頭木さんの書評のように語られている。どちらかと言えばネガティヴ思考の私に刺さるものがある。2も読みたい。

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    2021年05月17日
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言

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    絶望した人に寄り添う言葉が集まっています。
    カフカや太宰なんかは笑えるぐらい弱くてネガティブ。
    希望がもてない、消えたい、死にたいときにはまたこれらの本を読もうと思います。

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    2021年05月07日
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言

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    失恋した時は失恋ソングが聴きたくなる。絶望した時には絶望の言葉の方が心に染みる。その通りだと思います。15年前に精神的に大変厳しくて、不謹慎ですが死んでしまいたいと思っていたことがありました。会社の同僚からは「元気出して」とか「がんばれ」とか気持ちが明るくなるような本を読んだらとか映画を観たらとか善意のアドバイスを貰いました。ますます凹みました。そんな時、お世話になっていたメンタルクリニックの先生から、ヴィクトルフランクルの「夜と霧」でした。何度も読みました。気持ちが少し救われました。それが正しかったのかなと実感させてくれる作品でした。良い本です。

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    2021年05月04日
  • ひきこもり図書館

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    昨年最初の緊急事態宣言になった時、まっさきに思い出したのは『赤い死の仮面』だった。

    一番強烈と感じたのは『死なない蛸』かなあ。

    『フランケンシュタインの方程式』は悩めるテーマなのに、ユーモアSF的な語り口が楽しい。元ネタ?の『冷たい方程式』も読んでみたくなった。

    『私の女の実』はやはり『菜食主義者』を思い出してつらくもなった。

    『静かな水のほとりで』はアイディアとしてはさほど突出とも思われないのに、妙に印象に残って後をひく。

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    2021年04月24日
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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    書籍紹介の本が好きで結構な頻度で読んでいるけど、「絶望した時に寄り添ってくれる本」というアプローチは新鮮に感じた。

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    2021年03月29日
  • 落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ

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    落語は面白くない、分からなくても当たり前というのは初めて落語を聴く人には安心して入れるのではないかと思う。オチは必ず何かしらの言葉にひっかけたものなんだと思ってたが、話しが終わったのいうサインだと知れば、力をいれずに最後まで楽しめそう。「耳の物語」「目の物語」の話しは面白かった。「耳の物語」だからこそ世界も時代も超えて残る。落語は人間のダメな所を語ってるっていうのは談志師匠の「落語は業の肯定」と言うのに通づるなと思った。人間の普遍性を描いた作品はシェイクスピアしかり、長い間読み継がれ語り継がれていくものなのだと思う。

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    2021年03月25日
  • ひきこもり図書館

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    ひきこもりがテーマに編まれた12の物語。「凍った時間」はさすが星新一、久しぶりに読んだけど鋭い所を最後にえぐってくる所が気持ちよかった。「フランケンシュタインの方程式」はずっと気になってた疑問が最後に(笑)ハン・ガンの「私の女の実」は知ってると思ったら「菜食主義」のあとがきで読んでたからだった…ただ悲しいとか腹立たしいで終わらないのは最後の夫の行動なのかな。「静かな水のほとりで」がとても気に入ったのに、絶版が多いとの事で残念すぎる。何処かで探したいものです。新しい出会いがたくさん生まれた素敵な本でした。

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    2021年03月05日
  • 落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ

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    こりゃ絶やしちゃいけない伝統芸だと思った。生の落語を聴いてこの本に書いてあることを確認したくなり、寄席に通うようになった。21歳の秋。

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    2021年01月24日
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2

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    あの人もこの人も、病気をしていた!
    苦悩の中にあり、絶望に浸りながら、けれど決して1人ではないことを感じることのできる、貴重なコンセプトの本。

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    2020年07月11日
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2

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    今回はベートーヴェンと、ゴッホの章に胸を打たれた。どちらも芸術の道を歩みながら、到達した先は芸術は心を癒すためにあるのだ。その行き方は2人は正反対であったにしても、同じところにたどり着いたのにはなんか感慨深い。
    また自分の外に籠やら壁があって動けないというのはよくわかる。

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    2020年03月21日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    ポジティブなゲーテとネガティブなカフカの対照的な名言を集めた本。明るさも暗さも突き抜けてるからこそ心地よい。自分の気持ちがどちら側に寄っているかで響くものが違う。人生に立ち止まりたいと感じたら何度も読み返したい一冊

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    2019年03月31日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカのような人でもこんな事を考えるんだなぁと驚いた反面、カフカその人に対して興味を抱いた。機会があれば作品を読んでみようと思う。

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    2018年08月28日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ネタバレ

    *「いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです」これは20世紀最大の文豪、カフカの言葉。日記やノート、手紙にはこんな自虐や愚痴が満載。彼のネガティブな、本音の言葉を集めたのがこの本です。悲惨な言葉ばかりですが、思わず笑ってしまったり、逆に勇気付けられたり、なぜか元気をもらえます。誰よりも落ち込み、誰よりも弱音をはいた、巨人カフカの元気がでる名言集*

    「将来にむかって歩くことは僕にはできません。将来にむかってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。」
    って、もう振り切り過ぎでしょ!

    ネガティブなのに、何故か可笑しくて、共鳴してしまうカフカの名

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    2018年03月01日
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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    これは面白い本。わたしも数年間絶望していた経験があるからよくわかる。絶望しているときは励ましではなく共感を。一緒に泣いてくれることが一番うれしい。わかる、わかる。当時、ずいぶんと本にも救いを求めた。わたしの場合は、ナチスの迫害を逃れた人の本とか、ドリアン助川さんの本とか。苦境の中で生き抜いた人のもの、真に生きるとはどういうことかといったテーマのものが多かったかな。あ、赤毛のアンシリーズにもけっこう救われたな。ローラの「長い冬」とか、児童文学には素晴らしい作品が多いよなー

    ただ、この本の中で著者が言われるように、特段、明るい本ではなく暗い本を、とは思わなかったのだけど。カフカの「変身」、読み返

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    2017年11月18日
  • 絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~

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    著者自らの体験を交えつつ、絶望している間に読みたい本を紹介している。本だけではなく映画やドラマについても。
    タイトルで手に取ってあまり期待していなかったけれど面白かった。
    第1部、第2部、読んでは行けない本、など構成もハッキリしていて分かりやすかった。

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    2017年11月04日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    一回りして面白いとあったが、まさにその通りの本。
    ほんとうに生き辛い人だったに違いない、と断じていいものか迷うがおそらくそうだっただろう。

    しかしながら、生涯独身で病気で早死にしたカフカよりも
    もっとずっと色々欠けている(私含め)人だっているぞ!
    と思いながら読んだ。
    (厳格な親だが裕福な家に育ち、婚約を3回もでき、つかの間の恋人もいて、社会と完全な断絶もしていないで、なにが絶望だコノヤローとも思った)

    ばっさり切り捨てるなら、ただ甘い。

    でもその甘さをあのように惨めなほどに吐露する能力は素晴らしい。そして、彼の作品もけっこう好きだったりする。
    世の中は簡単ではない。

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    2016年10月03日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    絶望名人カフカの人生論
    カフカの人生と共に語る「絶望の名言集」。
    自分の将来、世の中、身体、親、学校、結婚、食べ物から睡眠までカフカは日常のあらゆる事に絶望していた。勿論、彼の言葉が本心なのかどうかは誰にも分らないが、彼が書いたものにはネガティブな言葉しか並んでいない。小説同様、日記や手紙、ラブレターに至るまで、楽観的な記述が無く、現代人の悩みの全てを先取りしたような印象を受けた。
    彼は絶望していても、実際は裕福な家庭で育っており、会社勤めもこなす(遅刻は多かったらしいが)普通の人生を送っていた。ただ、あまりに理想が高すぎて、自分の現実とのギャップを感じていたのだろう。自分の人生に絶望しても、

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    2016年03月13日