感情タグBEST3
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絶望名言2冊目。個人的にはやはり一冊めの方がインパクトのある名言が多かったし、頭木さんや川野さんの絶望体験が語られて共感される様子が面白かった。でも二冊目に取り上げられる作家たちの人生の絶望度合いは、一冊めのよりも壮絶。印象に残ったのは喘息治療を兼ねてパラオに行った中島敦が、向こうでは熱帯の病にやられ日本に戻れば寒さで病のやられ早死してしまうという人生。いやあ、転地を考えるほどの喘息の辛さは想像を絶する。又はほとんどの名曲を失聴してから作ったというベートーヴェンの人生。希望を持たず諦めたことで生きていけたのだろうが、そんな自分の人生を諦めという隠れ家、という言葉で絶望するしかない姿に胸打たれる。
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自分の感じているモヤモヤをスポッときれいな言葉?収まりのいい解りやすい言葉で表現されていた。もうここには居ない人達も同じように言い様のない、どうしょうもないことで悩んでいたと言うことが少し慰めになった。
特にベートーヴェンについて詳しく知りたいと思った。①もまた探して読みたいと思う。
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この本に書いてある名言達に
どれだけ過去の傷を癒やされただろう。
よく悩み事を話した時、 あなただけじゃなく皆んな辛い事はあるのよ。 と言われてそんな事を言われたってなんの励ましにもならないからやめてくれと思ってしまうけど、
この本は優しくその真理を教えてくれる。
素直に1人じゃないんだと思わせてくれる。
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少し前に本書の前作を読んだのですが、一味違った視点に感化されました。前作出版後も「NHKラジオ深夜便」の名物コーナーは継続していて、本書は、その内容を第2作目としての採録したものです。
こちらも、なかなか私一人の頭では考えが及ばないような切り口からの解説で、とても興味深く読みました。
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あの人もこの人も、病気をしていた!
苦悩の中にあり、絶望に浸りながら、けれど決して1人ではないことを感じることのできる、貴重なコンセプトの本。
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今回はベートーヴェンと、ゴッホの章に胸を打たれた。どちらも芸術の道を歩みながら、到達した先は芸術は心を癒すためにあるのだ。その行き方は2人は正反対であったにしても、同じところにたどり着いたのにはなんか感慨深い。
また自分の外に籠やら壁があって動けないというのはよくわかる。
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『絶望名言』その2。
今回は″ミニ″もあり、より多くの人の名言を知ることができた。
特に、黒澤明やゴッホについては、初めて知ることばかりで興味深く味わった。
古今亭志ん生の、貧乏は味わうもの。
向田邦子の、一番欲しいのは「普通」ということである。
と言うのは、シンプルであり、じわじわ沁みる言葉であった。
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『絶望名言』から続けて読んだ感想。
一冊目に比べると名言そのものだけでは、わかりづらい絶望という印象。物語の前後や筆者の状況などの情報があってこその絶望名言かなと思いました。それでも充分面白いし、興味深く読みたい本も沢山出てきましたが一冊目の名言だけで、ハッとするようなものは少なかったかな。
中島敦さんの言葉は自分には痛くて、嗚呼…、と落ち込んでから、是非読みたい!となりました。
本の紹介本としてとても良かったです。