NHKラジオ深夜便 絶望名言2
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NHKラジオ深夜便 絶望名言2

NHK〈ラジオ深夜便〉の人気コーナー、書籍化第2弾!



病気、事故、災害、あるいは、失恋、挫折、そして孤独......

人生における受け入れがたい現実に直面した時、人は絶望します。

古今東西の文豪・音楽家・芸術家たちもまた、例外ではありません。

絶望に行き当たり、絶望を見つめ、絶望の中で書き留められた珠玉の言葉たち。

本書では、そんな「絶望名言」から、

生きるためのヒントを探します。



[登場する文豪・音楽家・芸術家たち]

中島敦

ベートヴェン

向田邦子

川端康成

ゴッホ

黒澤明

古今亭志ん生

遠藤周作



[内容紹介]

絶望したとき、人はひどく孤独になります。

絶望には孤独がもれなくついてきます。

「この気持ちは誰にもわからない」と思うからです。

実際、誰にもわかりません。

自分とまったく同じ体験をした人を探そうとしても無理ですし、

もしいたとしても、感じ方はちがったりします。

でも、絶望の言葉を知ることで、

「ああ、これこそが自分の絶望の気持ちだ......」

と思えることがあります。

そこが名言の力です。

そう思えれば、そこに共感が芽生えます。

このことが孤独を癒します。

そして、だんだんと、その言葉は他の人にもあてはまることに気づいていきます。

絶望から、せめて孤独だけでもひきはがすことができるのです。

完全にではなくても。

(著者/本書「はじめに」より)

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NHKラジオ深夜便 絶望名言 のシリーズ作品

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  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    1,425円 (税込)
    NHK〈ラジオ深夜便〉の人気コーナー、ついに書籍化! 病気、事故、災害、あるいは、失恋、挫折、そして孤独…… 人生における受け入れがたい現実に直面した時、人は絶望します。 古今東西の文豪たちもまた、例外ではありません。 絶望に行き当たり、絶望を見つめ、絶望の中で書き留められた珠玉の言葉たち。 本書では、そんな文豪たちの「絶望名言」から、 生きるためのヒントを探します。 [登場する文豪たち] カフカ ドストエフスキー ゲーテ 太宰治 芥川龍之介 シェークスピア [内容紹介] 『絶望名言』――おかしなタイトルですよね。 『希望名言』なら説明は不要ですが、 『絶望名言』だと 「なんでそんなものを?」と思う人が多いかもしれません。 でも、失恋したときには 失恋ソングにひたりたくなるように、絶望したときには、 絶望の言葉のほうが、心にしみることがあると思うんです。 私自身も、そういう体験をしました。 絶望したときに、救いとなったのは、 明るい言葉ではなく、 絶望の言葉でした。 (著者/本書「はじめに」より)
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2
    1,439円 (税込)
    NHK〈ラジオ深夜便〉の人気コーナー、書籍化第2弾! 病気、事故、災害、あるいは、失恋、挫折、そして孤独...... 人生における受け入れがたい現実に直面した時、人は絶望します。 古今東西の文豪・音楽家・芸術家たちもまた、例外ではありません。 絶望に行き当たり、絶望を見つめ、絶望の中で書き留められた珠玉の言葉たち。 本書では、そんな「絶望名言」から、 生きるためのヒントを探します。 [登場する文豪・音楽家・芸術家たち] 中島敦 ベートヴェン 向田邦子 川端康成 ゴッホ 黒澤明 古今亭志ん生 遠藤周作 [内容紹介] 絶望したとき、人はひどく孤独になります。 絶望には孤独がもれなくついてきます。 「この気持ちは誰にもわからない」と思うからです。 実際、誰にもわかりません。 自分とまったく同じ体験をした人を探そうとしても無理ですし、 もしいたとしても、感じ方はちがったりします。 でも、絶望の言葉を知ることで、 「ああ、これこそが自分の絶望の気持ちだ......」 と思えることがあります。 そこが名言の力です。 そう思えれば、そこに共感が芽生えます。 このことが孤独を癒します。 そして、だんだんと、その言葉は他の人にもあてはまることに気づいていきます。 絶望から、せめて孤独だけでもひきはがすことができるのです。 完全にではなくても。 (著者/本書「はじめに」より)

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NHKラジオ深夜便 絶望名言2 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    絶望名言2冊目。個人的にはやはり一冊めの方がインパクトのある名言が多かったし、頭木さんや川野さんの絶望体験が語られて共感される様子が面白かった。でも二冊目に取り上げられる作家たちの人生の絶望度合いは、一冊めのよりも壮絶。印象に残ったのは喘息治療を兼ねてパラオに行った中島敦が、向こうでは熱帯の病にやら

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    自分の感じているモヤモヤをスポッときれいな言葉?収まりのいい解りやすい言葉で表現されていた。もうここには居ない人達も同じように言い様のない、どうしょうもないことで悩んでいたと言うことが少し慰めになった。
    特にベートーヴェンについて詳しく知りたいと思った。①もまた探して読みたいと思う。

    0
    2022年07月07日

    Posted by ブクログ

    この本に書いてある名言達に
    どれだけ過去の傷を癒やされただろう。

    よく悩み事を話した時、 あなただけじゃなく皆んな辛い事はあるのよ。 と言われてそんな事を言われたってなんの励ましにもならないからやめてくれと思ってしまうけど、
    この本は優しくその真理を教えてくれる。
    素直に1人じゃないんだと思わせて

    0
    2021年01月14日

    Posted by ブクログ

     少し前に本書の前作を読んだのですが、一味違った視点に感化されました。前作出版後も「NHKラジオ深夜便」の名物コーナーは継続していて、本書は、その内容を第2作目としての採録したものです。
     こちらも、なかなか私一人の頭では考えが及ばないような切り口からの解説で、とても興味深く読みました。

    0
    2024年01月09日

    Posted by ブクログ

    中島敦、ベートーヴェン、向田邦子など、ネガティブな名言を集め、解説している。
    「絶望名言3」を期待する。

    0
    2021年06月02日

    Posted by ブクログ

    あの人もこの人も、病気をしていた!
    苦悩の中にあり、絶望に浸りながら、けれど決して1人ではないことを感じることのできる、貴重なコンセプトの本。

    0
    2020年07月11日

    Posted by ブクログ

    今回はベートーヴェンと、ゴッホの章に胸を打たれた。どちらも芸術の道を歩みながら、到達した先は芸術は心を癒すためにあるのだ。その行き方は2人は正反対であったにしても、同じところにたどり着いたのにはなんか感慨深い。
    また自分の外に籠やら壁があって動けないというのはよくわかる。

    0
    2020年03月21日

    Posted by ブクログ

     『絶望名言』その2。
    今回は″ミニ″もあり、より多くの人の名言を知ることができた。
     特に、黒澤明やゴッホについては、初めて知ることばかりで興味深く味わった。
     古今亭志ん生の、貧乏は味わうもの。
     向田邦子の、一番欲しいのは「普通」ということである。
    と言うのは、シンプルであり、じわじわ沁みる言

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    『絶望名言』から続けて読んだ感想。
    一冊目に比べると名言そのものだけでは、わかりづらい絶望という印象。物語の前後や筆者の状況などの情報があってこその絶望名言かなと思いました。それでも充分面白いし、興味深く読みたい本も沢山出てきましたが一冊目の名言だけで、ハッとするようなものは少なかったかな。
    中島敦

    0
    2023年08月27日

    Posted by ブクログ

    文豪たちが書いた「絶望の言葉」について語られた本。失恋したときに失恋ソングを聞くように、落ち込んだ時に落ち込んだ(絶望の)言葉を読むと、ぐっと来てしまう。共感してしまうもの。文豪たちが書いた絶望の言葉(愚痴?)に、「ああ成る程、わかるかも」と面白さを感じる一冊でした。

    0
    2021年05月18日

NHKラジオ深夜便 絶望名言2 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    飛鳥新社
  • ページ数
    280ページ
  • 電子版発売日
    2019年11月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    13MB

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