落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ

落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ

880円 (税込)

4pt

4.4

ちゃんと聴いたことがあるのに、そのうえで興味が持てない。落語は落ちが命、と言われるのに、落ちの何が面白いのかさっぱりわからなかった……。そんな人は案外多い。「落語は面白くないのがあたりまえ」から始まる落語案内。桂米朝、古今亭志ん生ら噺家はもちろん、カフカやディケンズ、漱石まで登場し、耳の物語・落語の楽しみ方を紹介する、まったく新しい入門書。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「落語は面白くないのがあたりまえ」という前提で書かれた落語案内で一気に読める面白さでした。落語が好きになりきれない人たちの気持ちを大切にして、その理由を解き明かしてゆくというユニークな落語案内です。

    著者の頭木弘樹さんは「文学紹介者」。著書に『絶望読書』(河出文庫)、『カフカはなぜ自殺しなかったの

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    落語の何が面白いのか、落語と漫才の違い、落語と小噺、漫談との違いもわかっておらず、タイトルに惹かれて購入し読み始めました。
    落語は口承文学、その語り部は世界遺産並み。落語の落ちを聞いても面白くない。そこまでの過程にこそ楽しみがあること、噺家によって話の膨らみが違うことなど落語の楽しみ方を知ることがで

    0
    2021年03月07日

    Posted by ブクログ

    いざ、落語を聞いてみようと思っても誰から、何から聞いたらいいのかわからないまま早数十年、それでもこういう本を見かければ読みたくなるくらいは、落語について興味がないわけじゃないわけだから、ほんと、早く一本、聞いてみたいと思っている。
    これはやはり買おうと思っている。

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    目の文学、耳の文学という視点は非常にわかりやすく、腑に落ちた。確かに漱石の「吾輩」の面白さを言語化する難しさは相当なものだが、主人公さえコロコロと代わってしまう落語との近しさと考えれば合点がいく。

    0
    2021年06月06日

    Posted by ブクログ

    落語は面白くない、分からなくても当たり前というのは初めて落語を聴く人には安心して入れるのではないかと思う。オチは必ず何かしらの言葉にひっかけたものなんだと思ってたが、話しが終わったのいうサインだと知れば、力をいれずに最後まで楽しめそう。「耳の物語」「目の物語」の話しは面白かった。「耳の物語」だからこ

    0
    2021年03月25日

    Posted by ブクログ

    こりゃ絶やしちゃいけない伝統芸だと思った。生の落語を聴いてこの本に書いてあることを確認したくなり、寄席に通うようになった。21歳の秋。

    0
    2021年01月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっと気になっていたがようやく読んだ。落語畑でない人だからこそ俯瞰で観られることもあり、著者が病床で落語を聴いてしっくりきた過去は運命的でもある。
    落語が語り、口承であること、そして落語は世界と繋がっているという衝撃。地球のどこかで誰かに語られた噺は、時空を超えて、私たちの前に蘇る。イタコの口下ろし

    0
    2025年06月06日

落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

頭木弘樹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す