長江俊和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ心霊スピ系のどんでん返しでオチないでくれ〜と願いながら読んだので好みの結末でした。
刺客じゃない自分の中の人格(潜在意識?洗脳?多重人格?)が縦読みとかアナグラムを仕込んだとは思うけどはっきりとした答えがないのはやっぱり歯痒い。放送禁止時代からそうだったけど歯痒い。
今回のオチ:
心中でなくなった監督は最初から死ぬつもりがなく、愛人と心中をするという映像作品を撮っているつもりで演技していた。愛人(七緒)はそれ利用して監督を殺した。動機は暴力被害者の監督婦人を助けるため。七緒は刺客だった。
主人公のライターは監督の親である政治家(神湯)が送り込んだ刺客。心中の真相を暴いて犯人を殺すという使命が -
Posted by ブクログ
ネタバレ奈良県辺境の奥深い山間部にある村。心に傷を負い、恨みを抱えた人々が辿り着く「すくいの村」。だが、そこには呪いで人を殺しているという根強い噂があった。
2008年、すくいの村近隣の廃村で陰惨な死体遺棄事件が発生。遺体は山奥の湖畔で、切断され、樹木に釘で打ち付けられていた……。
悩み、苦しむ人々の力になるという「すくいの村」。すくいの村に滞在したルポルタージュとして記されるホラーミステリ。
一冊読み終えてようやく全容が明らかになる構成になっていて、あらすじにある様に確かに二度読みしたくなる。伏線を捜したり違和感を集めたりだとか、ネタバレサイトなんかを探して自分の考察と比較・答え合わせしてみたり -
Posted by ブクログ
山奥に存在する心に傷を負った者たちが集まるコミュニティ『すくいの村』に、潜入取材で潜り込むルポライターの話。このすくいの村には呪いで人を殺すという噂が絶えないという。不穏な雰囲気の中、序盤は気持ちがザワザワしながら読み進める。中盤ちょっと中弛みしてきたし、カルト的なシーンがメインで疲れてくるが、どうにか最後まで読み切った。
話の内容を深く理解したければ、カバーにもあるように二度読み必須。一回読んで所々に感じた違和感には、ある程度こういうことかな?と理解したつもりだけど、この本には、まだまだ回収しきれなかった緻密な伏線がいっぱいありそう。
中盤にあったパラドクスのくだりは、おぉ、と唸った。哲