長江俊和のレビュー一覧

  • 出版禁止(新潮文庫)

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    「出版禁止」というキャッチーなタイトルに似合わず、内容がしっかりしていて、ドンデン返しもあり面白かった。

    読んでいる最中はガッツリ引き込まれたが、読後は不思議と何も印象に残らなかった本書。またいつか再読したいし、シリーズの他作品も読んでみたい。

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    2025年04月27日
  • 出版禁止 女優 真里亜

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    失踪した女優、筧真里亜。
    彼女に関する3本のルポルタージュ。
    インタビューを受けた人々が証言する彼女の姿は様々。
    彼女は聖女なのか、それとも悪女なのか?
    そして、一体何者なのか。

    最後まで「真里亜」という女優に翻弄されました。

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    2025年04月25日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2週目読む事がセットと聞いていたので即2週目も読んだけど、自分の理解力が足りないのかそれでも今一よく分からんかった…

    ひとまず考察サイトでも確認してみよう

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    2025年04月20日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    うーん、自分が心中する人の気持ちが全く分からないからなのか、この男の人の行動原理がよく分からんかった…

    何がしたかってん

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    2025年04月20日
  • 禁忌装置

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    邦画でよくみる中途半端感は否めないけれど設定は割と好き。幽霊たちの過程を書いている割に彼らの扱いがちょっと雑なのが残念。殺した相手や呪った相手と大げんかする展開とかあっても良かったかも。

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    2025年03月29日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    以前本屋絵行った際に平積みされて手に取ったもののその時は買わず。そして、先日本屋に立ち寄った際に再び手に取り、購入をした。 おそらく、この作品を最初に読むべきではなかったのかもしれない。だって、「まえがき」が最後にある状態で読んでしまったから。すなわち、知らぬうちに忌避とされている「逆内ち」をしてしまっている。冒頭で長江先生が「不幸に見舞われた「呪われた」としても責任を負わないとおことわりもあったはずだ。「ろろる」も変換すれば「ロロル→呪」。この作品の呪いから逃れるこのは、かのjふぁmd;;p|^^^

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    2025年03月24日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    奈良県辺境の奥深い山間部にある村。心に傷を負い、恨みを抱えた人々が辿り着く「すくいの村」。だが、そこには呪いで人を殺しているという根強い噂があった。
    2008年、すくいの村近隣の廃村で陰惨な死体遺棄事件が発生。遺体は山奥の湖畔で、切断され、樹木に釘で打ち付けられていた……。


    悩み、苦しむ人々の力になるという「すくいの村」。すくいの村に滞在したルポルタージュとして記されるホラーミステリ。
    一冊読み終えてようやく全容が明らかになる構成になっていて、あらすじにある様に確かに二度読みしたくなる。伏線を捜したり違和感を集めたりだとか、ネタバレサイトなんかを探して自分の考察と比較・答え合わせしてみたり

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    2025年03月03日
  • 東京二十三区女

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    ライターの原田璃々子は二十三区のルポを書くため、いわくつきの場所を巡っていた。自殺の名所と言われる団地、怨念渦巻く縁切り神社、心霊写真が撮れた埋立地、事故が多発する刑場跡。
    そんな璃々子に付いて歩く民俗学講師の先輩は、行く先々でその場所の蘊蓄を語る。
    途中、つまらないなと思うところもあったが読み終えて、最後の一行に胸が熱くなった。

    先輩の名前は、島野仁。某私立大学の民俗学の講師だった。

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    2025年02月04日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    先へ先へと読ませていく内容はよかったです。ただワタシ的にはストーリーはそれほどでもなかったです。
    ミイラとりがミイラになるオハナシ。

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    2025年01月16日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    【2025年2冊目】
    著者が手にした原稿。それは、ルポライターである若林呉成がとある心中未遂事件に肉薄すべく、心中の生き残りである新藤七緒に接触を試み、独占インタビューを重ねたものだった。だが、心中の真実に迫る内容はいつしか様相を変えていき――。

    ホラーか?ミステリーか?それともホンマにノンフィクションなんか?とあやふやな心持ちのままに読んでいましたが、読み終わった今でも「え、いや、フィクションです…よね…?」と確認したくなるような文体と内容でした。

    途中までは結構予測できる内容やな〜やっぱりな〜とか思ってたので、真実のその先が判明した時に混乱するはめに。そりゃぁ、ただでは転びませんわなぁ

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    2025年01月05日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    フェイクドキュメンタリーと分かってても、本当にあるのかもと思わされるゾッとした描写が癖になりそうでした

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    2025年01月05日
  • 恋愛禁止

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    瑞帆を取り巻く男たち。

    高校時代、瑞帆の人生の全てだったけれど、別れてからストーカーになった男。
    瑞帆の秘密を知る男。
    そして瑞帆を観察する男。

    瑞帆が犯した罪。
    消された罪。

    瑞帆が選んだ道。
    その後、きっと瑞帆が歩んだ道を美空が継いでいくんだろうなって思うと、憂鬱な気分で読み終えました。

    愛とは執着なのか…。

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    2024年11月18日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    ただひたすらに、切なかったー…

    誰かが犠牲にならないと、止められない連鎖だったのか。
    救いが残っただけ良いけれど、傷はずっと残っていく。

    そして、やっぱり人って怖い
    そういう部分ばかり、見せつけられた本だった。

    というか、長江先生はいつもか…

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    2024年11月09日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    山奥に存在する心に傷を負った者たちが集まるコミュニティ『すくいの村』に、潜入取材で潜り込むルポライターの話。このすくいの村には呪いで人を殺すという噂が絶えないという。不穏な雰囲気の中、序盤は気持ちがザワザワしながら読み進める。中盤ちょっと中弛みしてきたし、カルト的なシーンがメインで疲れてくるが、どうにか最後まで読み切った。

    話の内容を深く理解したければ、カバーにもあるように二度読み必須。一回読んで所々に感じた違和感には、ある程度こういうことかな?と理解したつもりだけど、この本には、まだまだ回収しきれなかった緻密な伏線がいっぱいありそう。

    中盤にあったパラドクスのくだりは、おぉ、と唸った。哲

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    2024年10月20日
  • 放送禁止

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    フェイクドキュメンタリー。映像があるらしいから、見てみよう。☺ しじんの村が、よくわからなかった。考察している人を調べてみよう。 好きなジャンル。

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    2024年10月01日
  • 放送禁止

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    テレビドラマを元にルポルタージュ風に小説化
    深夜枠を利用したチャレンジ精神ある短編

    「呪われた大家族」
    子だくさんの大家族の隠蔽された部分を

    「ストーカー地獄編」
    では、真の被害者は誰か

    「しじんの村」
    では、自殺志願者に救いの地を与えようとする村
    そこで起きる自殺

    ホラー的に書きながら 現実的なエッセンスで
    単純にホラーより余韻が残って好きなんですけど
    しじんの村はわかりにくかったです

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    2024年09月26日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    ドラマや映画になっている『放送禁止』の監督が著者の作品で、5つの作品構成になっている短編集。
    どんでん返しのタネは比較的わかりやすく感じましたが、不気味な物語の雰囲気や読み終わった後に色々想像を膨らませるのが醍醐味なのかなと思いました!
    世にも奇妙な物語とかが好きな人にはオススメかも。

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    2024年09月25日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    心に傷を抱えた人たちが集まる「すくいの村」その村へ潜入取材を試みるルポライター。カルト宗教の話だと思っていたら、また違った意味でやばい村だった。捻りが効きすぎて、読み終わってやっとあぁそういうことだったのかと気づく。(タイトルは違うけど中は同じ)単行本を読んだ方にしか分からないしかけがあるので、私のように文庫本で読むとトリックを1つ逃してしまう。文庫本版のタイトル「ろろる」も誰かが教えてくれなかったら分かりませんでした。

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    2024年08月29日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読み終えちゃったので、呪われちゃったよぉ〜。゚(゚´ω`゚)゚。笑

    そういう仕組みだったのかー、全然気づかなかった!!でも、スッキリしたようなしないような...自分の理解力がないせいだと思うので皆様のネタバレ感想を読み漁ろうと思う!

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    2024年08月26日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    5篇からなるヒトコワ短編集。
    全ての作品にゾワッとする真相が隠されている。
    普段からミステリを読みなれている人なら、ある程度予想がつく展開もある。真相に気付くヒントは随所に散りばめられているので、実にフェアなミステリである。
    たとえば表題作「掲載禁止」は、かなり序盤からトリックのひとつに気が付いていた。しかしそこを超えてくるのが長江作品。最終的には想像の斜め上の結末に着地した。
    どの作品もヒトコワと言えど、それぞれ違った怖さがあるが、個人的には「マンションサイコ」に最も恐怖を感じた。

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    2024年08月19日