【感想・ネタバレ】掲載禁止(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

人の死を見るツアーに参加したジャーナリストが目にした異様な光景(「原罪 SHOW」)、マンションの天井裏に潜む歪んだ愛(「マンションサイコ」)。恋愛していたら決して読んではいけない戦慄作「斯くして、完全犯罪は遂行された」の他、不気味な読み味の「杜の囚人」と、どんでん返しに言葉を失う表題作「掲載禁止」。繰り出される謎と仕掛けに、一行たりとも目を離せない衝撃の作品集!

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Posted by ブクログ

先が読めない短編集。「杜の囚人」が特に面白い、フェイクドキュメンタリーとして映像で見てみたい!表題作の「掲載禁止」は入れ子入れ子入れ子入れ子すぎておかしくなりそう。

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2025年08月24日

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5つの短編が収録されていて、どの作品も序盤の方で
むむ、ここが絶対にどんでん返しポイントだな、、?
と気づけたかと思ってもさらに、さらに、さらに覆される。
どんでん返しホラーの入門にうってつけな作品だと感じた。

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2024年03月25日

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単行本と文庫の表紙が違くて、
間違って2冊同じのを購入してしまった。
(小説とは関係ありません)

かなり衝撃的、面白い
2021/12

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2022年02月23日

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人の死を見るツアーに参加したジ ャーナリストが目にした異様な光景
「原罪 SHOW」
マンションの天井裏に潜む歪んだ愛
「マンションサイコ」
恋愛してたら読んではいけない戦慄作
「斯くして、完全犯罪は遂行された」
不気味な読み味の
「杜の囚人」
どんでん返しに言葉を失う表題作
「掲載禁止」
繰り出される謎と仕掛けに、一行たりとも目を離せない衝撃の作品集!
個人的には短編集は苦手な方なのですが、どの作品も秀逸で全てに叙述トリックやどんでん返しが有り楽しく読めました。よくこんな多彩なアイデアが思いつく物です。

短編集なのであらすじ含めてあまり感想や内容を書くと物語の本質に触れてしまうのでどの作品についても殆ど何も書けません「そっちかー!」とか
「いつから!」とか
「お前かーい!」とか
「きもっ!」とか
「あんたやったんかーい!」
とか感想書こうもんなら私のレビューがすぐさま「掲載禁止!」にされそうです

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2025年12月11日

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「放送禁止」「世界で一番怖い答え」などを手がける映像ディレクターの長江俊和の著書。
「原罪SHOW」「マンションサイコ」「杜の囚人」「斯くして、完全犯罪は遂行された」
「掲載禁止」の5編を収録。

中でも、人の死を見ることのできるツアーに潜入取材したジャーナリストに起こる顛末を描いた「原罪SHOW」。日本の品格を守る会の代表が、公序良俗を乱す者に鉄槌を下す「掲載禁止」の2編が特に面白かった。今回も時系列トリックやどんでん返しなどの仕掛けが満載で大満足でした。

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2025年12月06日

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出版禁止は一冊で1話だったがこちらは短編5作だった
読んでて気持ち悪い気分になるのは一緒
でも1話が短い分出版禁止を読んでたときほどの胸焼け感は無し
どれもどんでん返し系なので途中からオチを想像しながら読んだけど当たらず
清々しいほど騙されまくった

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2025年08月12日

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二重三重と張り巡らされた真相。
長江さんなので、真相がわかってもフェイクだと思いながら読んでもやっぱり驚愕してしまう。

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2025年05月03日

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ネタバレ

怖いものを読みたくて手に取った一冊。
どれも後味が悪くてよかったです。
どんでん返し後に、真のどんでん返しがある流れが好きです。

「原罪show」はどうしてそうなったのかが分からなくて読み返して分かりました。
分からなかった方のためにネタバレです↓

Ki ネタを発見し、K女史に相談
Ten ツアーに参加する様子
K2 今朝早くに男性の焼死体が発見されたやはり私が見たのは紛れもなく殺人だった。上司のIに相談。犯人の部屋に行ってみる。フリー雀荘にも。
show ツアーから1ヶ月経過。ツアー主催者への取材→捕まり、燃やされてバスの中にいる有明の女性ディレクターと目が合う僕…

起承転結 という順番になっているんですね。


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2024年10月10日

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ネタバレ

個人的には『原罪SHOW』と『掲載禁止』が好き。原罪SHOWは記号から考察していくと、途中で主人公が変わることに気づいた。掲載禁止は彼女や2人の後をなど、ところどころにヒントを隠してあり、作者が読者を試しているかのように感じ、楽しめた。それでも、予想を上回る結末。他の3つもおもしろいが、総合的に⭐️4

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2024年08月16日

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二重、三重の仕掛けがされている短編集。

毎回、え・・・という終わり方なので、最初に戻って読み直してしまう。
それがこの本の醍醐味なのかもしれないけど、そのパターンがつまった短編集なので、違うパターンがあっても良かったかな、と思った。

でも、やっぱり、長江先生はさすがなんですよ。
絶対に他の作品も読みたくなってしまいます。

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2024年07月31日

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ネタバレ

5作品からなる短編集。
どの話もどんでん返しが盛り込まれており楽しんで読めた。
いちばん好きだったのはマンションサイコ。

ただ短い話の中にどんでん返しを盛り込もうとして無理な急カーブのような展開になる話もあった。笑

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2024年04月09日

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長江先生の作品のファンなのですが、今回もとっても面白かったです!

どの話を読んでも、頭がぐちゃぐちゃでこんがらがってしまいます。でもそれが面白い!楽しいと思える作品でした。

食事の前に読んでいたのですが、原罪showを読んだ後は食欲が無くなりました………注意です(笑)

長江先生の作品はいつ読んでも先が全く予想できません。もっともっと考察力を磨いて、ネットの考察に頼らず自分で全部理解できるようになりたいです!

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2024年02月24日

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真相をお話しします、が好きな人ならこちらも好きではないかと。
元々はテレビの放送禁止が好きで長江俊和さんの著作を読んでいました。
再読しましたが、やはり面白い。

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2023年08月03日

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背筋がゾワゾワするような薄気味の悪い面白さ。個人的には「原罪SHOW」と「斯くして〜」が好き。終盤まで読んで〈えー、なにどういうことー!?〉て気持ちで読み直すような作りのお話が多く、二度楽しめる短編集でした。

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2023年06月17日

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短編なのにどの作品も上手く作り込まれていて、二転三転するところが非常に面白かったです。特に【原罪show】は、最後まで読んでその仕掛けに気づいてさらに唖然としました。非常によいです。

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2022年04月11日

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ネタバレ

一つ一つの短編は面白いのだが、全て叙述トリックものであり、"時系列ズラし"、"首謀者は誰か"といったネタに限っては、どちらも2回ずつ使われている。
全体としては少し単調になってしまっており、少しもったいない印象。

個人的ベストは『原罪SHOW』。
時系列ズラしとあまり変わらないが、KI SHOW TEN KETSUをズラすという発想は面白く、正しい順番に気づいたときの驚き、ホラーのような絶妙な怖さも良かった。

収録順が最初だったから、というのもあるかもしれない。

『掲載禁止』は二度目に読むと、何で気づかなかったんだろう!と思わされる巧い描写が多数あった。

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2021年07月24日

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フェイクドキュメンタリーと分かってても、本当にあるのかもと思わされるゾッとした描写が癖になりそうでした

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2025年01月05日

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ドラマや映画になっている『放送禁止』の監督が著者の作品で、5つの作品構成になっている短編集。
どんでん返しのタネは比較的わかりやすく感じましたが、不気味な物語の雰囲気や読み終わった後に色々想像を膨らませるのが醍醐味なのかなと思いました!
世にも奇妙な物語とかが好きな人にはオススメかも。

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2024年09月25日

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5篇からなるヒトコワ短編集。
全ての作品にゾワッとする真相が隠されている。
普段からミステリを読みなれている人なら、ある程度予想がつく展開もある。真相に気付くヒントは随所に散りばめられているので、実にフェアなミステリである。
たとえば表題作「掲載禁止」は、かなり序盤からトリックのひとつに気が付いていた。しかしそこを超えてくるのが長江作品。最終的には想像の斜め上の結末に着地した。
どの作品もヒトコワと言えど、それぞれ違った怖さがあるが、個人的には「マンションサイコ」に最も恐怖を感じた。

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2024年08月19日

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人怖のエピソードを読める短編集でした。
前作同様に不気味な話でありながら、現実でもあり得る話でゾクゾクするような恐怖を感じました。

次回作も読みたいです!!

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2024年04月28日

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『出版禁止』を再読した流れで読んだ作品。

積読だと思っていたが実は過去にも『出版禁止』を読んだ流れで読んでいたことを、読みながら思い出す。

短編からなる作品なので、割と読みやすく、グロくもなく、サラッと読めた。(再読だからか?)

少なからずどんでん返しはあるものの、なるほどね…くらいの温度感。

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2023年12月22日

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ミステリー短編5話を収録。1話の『原罪SHOW』は、人の死を見るツアーに参加したジャーナリストの話。伏線回収したけど、何かモヤモヤ感が残る。5話の『掲載禁止』、ラストで実は私がそうですというどんでん返しを繰り返す。短編だけに記述が少なく、消化不良な感じ。

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2023年10月15日

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つまらなくもないがおもしろくもない。
一話が短めの短編集のなかでどんでん返しを狙っているが、話が短いゆえ少々消化不良か。最後の話は特によくわからなかった。

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2023年10月12日

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ほん怖や世にも奇妙な物語のような怖さがあってどのストーリーも面白かったが、タイトル回収できる作品はなかった。タイトルは飾りのようだ。流石に続編を何冊も出してたからネタ切れかな。

人の死を見れるツアーの話が一番好き

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2022年11月09日

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「原罪SHOW」が一番面白かった。

この人が犯人かと思いきや、この人が犯人だったか…となりそうなところで、実はこの人が犯人でしたー!
となる話が多かった。
なかなか面白かった。

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2022年08月14日

Posted by ブクログ

禁止シリーズ第二作

毎度のことながら最後にひっくり返される作品。

読み進めながら自分の中で推理してみるも見事に違う結末。違うだろうなと分かっていても考えずにはいられない。たまに掠ると楽しくなる。

出版禁止と違い短編集となっているので読み進めやすさは感じた。特に原罪SHOWは最後はゾッとする怖さがあり1番印象に残っている。

ただ読むだけでなく結末を予想しながら楽しめる一冊。

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2021年10月22日

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出版禁止 放送禁止 と続いて3作品目の禁止シリーズとなる。放送禁止のオカルトな雰囲気にやられたトラウマに怯えながら読み始めたが、安定の「世にも奇妙な〜」だった。

「放送禁止」と比べると読解のみで全容が理解出来るので、脳みそをおいたわしやだ。有難い。オカルト要素も無いので個人的にどの時間帯に読んでも安全圏な脳と心臓に優しい1冊だった。

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2022年03月02日

Posted by ブクログ

放送禁止シリーズの短編物。
いつもと同じ様に前ページを繰り返し読んで
こう言う事だったんだと納得するが、
物語によっては、分かりにくい物もある。
それがこの作家の持ち味でもあるが、
短編だと怖さにバラツキが有るのが気になる。
映像化されたら、きっと怖い!

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2020年09月08日

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どの話もどんでん返しと叙述トリックがこれでもかと使われているけど、そのせいで読み進むにつれて展開が読めてきてしまう。

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2020年06月20日

購入済み

まあまあ怖い

ある程度予測はできた、けれどやっぱり怖い!

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2020年03月05日

Posted by ブクログ

フィクションとわかっていても現実と錯覚しそうになり、読み終わっても怖さ・不気味さの余韻が残った。
どんでん返しの連続で、毎回予想を裏切られてはぞっとする。

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2019年02月21日

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