長江俊和のレビュー一覧

  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    和歌はたしかによくできていたが、思ったよりも「深み」がないと感じた
    トリックありきでストーリーが進むので、展開的にはあちこちで無理を感じるところがあった
    婦警さん…退職後だとしても業務上知り得たことをペラペラしゃべってはいけません

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    2025年11月24日
  • 出版禁止 女優 真里亜

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    三つのルポルタージュからある失踪した女優について理解をしていくホラーもの。
    下敷きにした話はなんとなく思い描きつつ、ある物語である普通の女性が売春をし、気が向けば相手を殺すという実際の事件を映画化することから物語は始まる。
    多分…と感じた結末がたった2行で答え合わせとなり、ああやっぱりねと最悪であるのに納得してしまう。境界を曖昧にするからこそ怖いと感じるのか、固定観念を疑おうとするから想像してしまうのか。ずっと薄ら寒いまま急な幕切れで放り出される。

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    2025年11月02日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    放送禁止シリーズ。8編の短編集。
    どの話も最後にどんでん返しが待っていて楽しめた。

    以下印象的だった作品。
    「ルレの風に吹かれて」
    失踪した友人を追って異国の地にやってきた男の話。
    放送禁止シリーズらしい仕掛けが施された作品。こういうの好きです。

    「撮影現場」
    カリスマ映画監督の作品に出演することになった無名俳優の話。
    映像作品にしたら面白そう。これも放送禁止らしい作品。

    「この閉塞感漂う世界で起きた」
    世の中に絶望し、お金持ちの家に空き巣に入った男。家を物色しているところを住民に見つかるが、なぜかその家の住人はとても親切で…?
    最初と最後に出てくる「耳の大きな小型犬」というのが気になる

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    2025年11月02日
  • 出版禁止 女優 真里亜

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    ◯◯禁止はどれも面白く、今回は発売当日に購入
    1周じゃ理解できない、一杯の作者隠しギミック
    これをまとめサイト見ながら答え合わするのが楽しい
    …が、まだまだまとめが上がってなく悶々とする日々

    早く答えが知りたい 教えて偉い人(と作者

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    2025年10月15日
  • 出版禁止 女優 真里亜

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    稀代の殺人犯の模倣か偶然の一致か、
    判別がつかない不可解な死の連鎖。

    伝承、呪い、狂気的で逸脱した倫理観など、
    正体不明の存在への恐怖と好奇心に煽られる。

    境界線を曖昧にすることで、不思議と不気味が
    交差した面白さ。

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    2025年09月20日
  • 時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚

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    本邦が誇る推理/怪奇小説の二大巨頭を主役に据えて奇怪な話に仕上げたのは腕の見せどころ、といったところか。物語の本筋とは別に挿入される挿話も面白い。何かあるのだろうなとは思いつつ終盤ではなるほどなぁと思わせてくれた。
    ただ、個人的に一箇所「いや流石に無理だろ」と思える箇所があった。悪くはないのだけれど、こればかりは嗜好の問題なので深く言わないでおく。

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    2025年08月13日
  • 恋愛禁止

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    ネタバレ

    元彼からのしつこいストーカーで、相手を殺した木村瑞帆。犯行はばれる事なく安心した瑞帆は結婚出産し仕事に復帰。程なく事件を知る人物から連絡が来る。ストーカー気質の人を寄せ付けるタイプの女性なんだろうな。でも一番恐ろしいのは…あまり難しいことを考えず読めるので気分転換に良かった。

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    2025年07月14日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いやしの村で出てる食べ物や飲み物、怪しげな何かが入ってるんだろうなぁ。キノミヤさん、そんな崇高なこと言ってないのにみんなの心酔ぶりがすごいし、主人公もだんだんハマっていってるし。こわいこわい。

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    2025年07月08日
  • 放送禁止

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    3編の読みやすい怪奇。最後の編は面白かった。が個人的にはもう少し強めのやつが欲しかった、
    怪奇とか事故とか放送禁止となったテープはどのくらいあるのだろう。
    芸能人の不倫とか薬物とかイメージ的に放送停止になったテープの方が多そうだなーと物語とあまり関係ないことを考えながら読んでしまった。

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    2025年06月12日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    個人的には結構好きだけど、かなり人を選びそう。後半は描写が結構グロいかも、!
    あまり難しいトリックはないので、解説を読む前に自分で時系列を整理して考察すると面白い。
    基本メイン人物の誰も幸せにならないので読んだ後の後味は結構悪い。が、モキュメンタリー風でルポルタージュを読む体で話が進むので、感情移入しやすく、読みやすい。
    基本よく出来たミステリーだけど、それだけに縦読みは急に安っぽくて残念感が拭えなかった泣

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    2026年06月17日
  • 出版禁止 女優 真里亜

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    モキュメンタリー。映画の主演女優が撮影開始直前に降板して失踪。その女優についてのルポタージュ3部より構成。3.1

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    2025年04月29日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    分かったような、分からないような。
    けどたぶんわかってないんだろうな、わたし。
    なんとなくイマイチだった。

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    2025年04月27日
  • 出版禁止 女優 真里亜

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    失踪した女優、筧真里亜。
    彼女に関する3本のルポルタージュ。
    インタビューを受けた人々が証言する彼女の姿は様々。
    彼女は聖女なのか、それとも悪女なのか?
    そして、一体何者なのか。

    最後まで「真里亜」という女優に翻弄されました。

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    2025年04月25日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2週目読む事がセットと聞いていたので即2週目も読んだけど、自分の理解力が足りないのかそれでも今一よく分からんかった…

    ひとまず考察サイトでも確認してみよう

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    2025年04月20日
  • 禁忌装置

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    邦画でよくみる中途半端感は否めないけれど設定は割と好き。幽霊たちの過程を書いている割に彼らの扱いがちょっと雑なのが残念。殺した相手や呪った相手と大げんかする展開とかあっても良かったかも。

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    2025年03月29日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    以前本屋絵行った際に平積みされて手に取ったもののその時は買わず。そして、先日本屋に立ち寄った際に再び手に取り、購入をした。 おそらく、この作品を最初に読むべきではなかったのかもしれない。だって、「まえがき」が最後にある状態で読んでしまったから。すなわち、知らぬうちに忌避とされている「逆内ち」をしてしまっている。冒頭で長江先生が「不幸に見舞われた「呪われた」としても責任を負わないとおことわりもあったはずだ。「ろろる」も変換すれば「ロロル→呪」。この作品の呪いから逃れるこのは、かのjふぁmd;;p|^^^

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    2025年03月24日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    奈良県辺境の奥深い山間部にある村。心に傷を負い、恨みを抱えた人々が辿り着く「すくいの村」。だが、そこには呪いで人を殺しているという根強い噂があった。
    2008年、すくいの村近隣の廃村で陰惨な死体遺棄事件が発生。遺体は山奥の湖畔で、切断され、樹木に釘で打ち付けられていた……。


    悩み、苦しむ人々の力になるという「すくいの村」。すくいの村に滞在したルポルタージュとして記されるホラーミステリ。
    一冊読み終えてようやく全容が明らかになる構成になっていて、あらすじにある様に確かに二度読みしたくなる。伏線を捜したり違和感を集めたりだとか、ネタバレサイトなんかを探して自分の考察と比較・答え合わせしてみたり

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    2025年03月03日
  • 東京二十三区女

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    ライターの原田璃々子は二十三区のルポを書くため、いわくつきの場所を巡っていた。自殺の名所と言われる団地、怨念渦巻く縁切り神社、心霊写真が撮れた埋立地、事故が多発する刑場跡。
    そんな璃々子に付いて歩く民俗学講師の先輩は、行く先々でその場所の蘊蓄を語る。
    途中、つまらないなと思うところもあったが読み終えて、最後の一行に胸が熱くなった。

    先輩の名前は、島野仁。某私立大学の民俗学の講師だった。

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    2025年02月04日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    フェイクドキュメンタリーと分かってても、本当にあるのかもと思わされるゾッとした描写が癖になりそうでした

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    2025年01月05日
  • 恋愛禁止

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    瑞帆を取り巻く男たち。

    高校時代、瑞帆の人生の全てだったけれど、別れてからストーカーになった男。
    瑞帆の秘密を知る男。
    そして瑞帆を観察する男。

    瑞帆が犯した罪。
    消された罪。

    瑞帆が選んだ道。
    その後、きっと瑞帆が歩んだ道を美空が継いでいくんだろうなって思うと、憂鬱な気分で読み終えました。

    愛とは執着なのか…。

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    2024年11月18日