長江俊和のレビュー一覧

  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    以前本屋絵行った際に平積みされて手に取ったもののその時は買わず。そして、先日本屋に立ち寄った際に再び手に取り、購入をした。 おそらく、この作品を最初に読むべきではなかったのかもしれない。だって、「まえがき」が最後にある状態で読んでしまったから。すなわち、知らぬうちに忌避とされている「逆内ち」をしてしまっている。冒頭で長江先生が「不幸に見舞われた「呪われた」としても責任を負わないとおことわりもあったはずだ。「ろろる」も変換すれば「ロロル→呪」。この作品の呪いから逃れるこのは、かのjふぁmd;;p|^^^

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    2025年03月24日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    奈良県辺境の奥深い山間部にある村。心に傷を負い、恨みを抱えた人々が辿り着く「すくいの村」。だが、そこには呪いで人を殺しているという根強い噂があった。
    2008年、すくいの村近隣の廃村で陰惨な死体遺棄事件が発生。遺体は山奥の湖畔で、切断され、樹木に釘で打ち付けられていた……。


    悩み、苦しむ人々の力になるという「すくいの村」。すくいの村に滞在したルポルタージュとして記されるホラーミステリ。
    一冊読み終えてようやく全容が明らかになる構成になっていて、あらすじにある様に確かに二度読みしたくなる。伏線を捜したり違和感を集めたりだとか、ネタバレサイトなんかを探して自分の考察と比較・答え合わせしてみたり

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    2025年03月03日
  • 東京二十三区女

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    ライターの原田璃々子は二十三区のルポを書くため、いわくつきの場所を巡っていた。自殺の名所と言われる団地、怨念渦巻く縁切り神社、心霊写真が撮れた埋立地、事故が多発する刑場跡。
    そんな璃々子に付いて歩く民俗学講師の先輩は、行く先々でその場所の蘊蓄を語る。
    途中、つまらないなと思うところもあったが読み終えて、最後の一行に胸が熱くなった。

    先輩の名前は、島野仁。某私立大学の民俗学の講師だった。

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    2025年02月04日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    フェイクドキュメンタリーと分かってても、本当にあるのかもと思わされるゾッとした描写が癖になりそうでした

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    2025年01月05日
  • 恋愛禁止

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    瑞帆を取り巻く男たち。

    高校時代、瑞帆の人生の全てだったけれど、別れてからストーカーになった男。
    瑞帆の秘密を知る男。
    そして瑞帆を観察する男。

    瑞帆が犯した罪。
    消された罪。

    瑞帆が選んだ道。
    その後、きっと瑞帆が歩んだ道を美空が継いでいくんだろうなって思うと、憂鬱な気分で読み終えました。

    愛とは執着なのか…。

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    2024年11月18日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    ただひたすらに、切なかったー…

    誰かが犠牲にならないと、止められない連鎖だったのか。
    救いが残っただけ良いけれど、傷はずっと残っていく。

    そして、やっぱり人って怖い
    そういう部分ばかり、見せつけられた本だった。

    というか、長江先生はいつもか…

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    2024年11月09日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    山奥に存在する心に傷を負った者たちが集まるコミュニティ『すくいの村』に、潜入取材で潜り込むルポライターの話。このすくいの村には呪いで人を殺すという噂が絶えないという。不穏な雰囲気の中、序盤は気持ちがザワザワしながら読み進める。中盤ちょっと中弛みしてきたし、カルト的なシーンがメインで疲れてくるが、どうにか最後まで読み切った。

    話の内容を深く理解したければ、カバーにもあるように二度読み必須。一回読んで所々に感じた違和感には、ある程度こういうことかな?と理解したつもりだけど、この本には、まだまだ回収しきれなかった緻密な伏線がいっぱいありそう。

    中盤にあったパラドクスのくだりは、おぉ、と唸った。哲

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    2024年10月20日
  • 放送禁止

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    フェイクドキュメンタリー。映像があるらしいから、見てみよう。☺ しじんの村が、よくわからなかった。考察している人を調べてみよう。 好きなジャンル。

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    2024年10月01日
  • 放送禁止

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    テレビドラマを元にルポルタージュ風に小説化
    深夜枠を利用したチャレンジ精神ある短編

    「呪われた大家族」
    子だくさんの大家族の隠蔽された部分を

    「ストーカー地獄編」
    では、真の被害者は誰か

    「しじんの村」
    では、自殺志願者に救いの地を与えようとする村
    そこで起きる自殺

    ホラー的に書きながら 現実的なエッセンスで
    単純にホラーより余韻が残って好きなんですけど
    しじんの村はわかりにくかったです

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    2024年09月26日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    ドラマや映画になっている『放送禁止』の監督が著者の作品で、5つの作品構成になっている短編集。
    どんでん返しのタネは比較的わかりやすく感じましたが、不気味な物語の雰囲気や読み終わった後に色々想像を膨らませるのが醍醐味なのかなと思いました!
    世にも奇妙な物語とかが好きな人にはオススメかも。

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    2024年09月25日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    心に傷を抱えた人たちが集まる「すくいの村」その村へ潜入取材を試みるルポライター。カルト宗教の話だと思っていたら、また違った意味でやばい村だった。捻りが効きすぎて、読み終わってやっとあぁそういうことだったのかと気づく。(タイトルは違うけど中は同じ)単行本を読んだ方にしか分からないしかけがあるので、私のように文庫本で読むとトリックを1つ逃してしまう。文庫本版のタイトル「ろろる」も誰かが教えてくれなかったら分かりませんでした。

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    2024年08月29日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読み終えちゃったので、呪われちゃったよぉ〜。゚(゚´ω`゚)゚。笑

    そういう仕組みだったのかー、全然気づかなかった!!でも、スッキリしたようなしないような...自分の理解力がないせいだと思うので皆様のネタバレ感想を読み漁ろうと思う!

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    2024年08月26日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    5篇からなるヒトコワ短編集。
    全ての作品にゾワッとする真相が隠されている。
    普段からミステリを読みなれている人なら、ある程度予想がつく展開もある。真相に気付くヒントは随所に散りばめられているので、実にフェアなミステリである。
    たとえば表題作「掲載禁止」は、かなり序盤からトリックのひとつに気が付いていた。しかしそこを超えてくるのが長江作品。最終的には想像の斜め上の結末に着地した。
    どの作品もヒトコワと言えど、それぞれ違った怖さがあるが、個人的には「マンションサイコ」に最も恐怖を感じた。

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    2024年08月19日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    出版禁止シリーズ3作目。
    今作の「反転」はそういうことか!
    一度読んだ後仕掛けを知り、もう一度読みました。

    ろろる。丸い貝は幸せをよぶ。
    2周目で色々見えてきて面白かった。この仕掛けはお見事!

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    2024年08月11日
  • 時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚

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    「別冊太陽 探偵小説の鬼 横溝正史: 謎の骨格にロマンの衣を着せて」のすぐ後の本書。横溝の作家人生、とりわけ江戸川乱歩と横溝正史の関係性の歴史を確認したばっかりだったのでタイミングバッチリでした。特に横溝の同級生の西田徳重の兄の西田政治から生まれた乱歩との出会いとか「別冊太陽」読んでいなければスルーする事実が埋め込まれていて、本書の作者、相当にマニア。終わりの方で松本清張の『探偵小説を「お化け屋敷」の賭小屋からリアリズムの外に出したかったのである。』という発言も引用されていて、乱歩と正史、二人の天才に対するリスペクトだけでなく、探偵小説というジャンル、そのものへの愛情が本作になった気がします。

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    2024年08月11日
  • 時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚

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    江戸川乱歩と横溝正史。現実に師弟関係にあった二人が挑む不可能事件。
    ミステリー界の巨人たちが、悩み、もがき、執筆し、謎について語り、あげく事件の泥沼に巻き込まれる。
    ミステリー作家の2大巨頭が主人公とくれば読まずにはいられないでしょう!ということで手に取ってみました。これはこれで面白かったです。

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    2024年07月28日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    禁止シリーズ3冊目ですが、最初に購読した「出版禁止」ほどの威力がない。短編集だからかな。
    とは言え、人気の〝放送禁止〟未読なのでそちらに期待したい。

    ・例の支店
     題名と内容に関連性ない。よくあるトリックホラー。
    ・ルレの風に吹かれて
     消えた友人がその村に惹かれた理由が最後まで分からず、男女逆転した経緯も謎。
    ・リヨンとリヲン
     「マウスの楽園実験」のような話し。題材としてこの中ではいちばん好き。
    ・カガヤワタルの恋人
    人怖と言えば…な話し。短い中で上手いこと二転三転するのはおもしろい。


    全体的には「人怖・逆転ホラー」なのだけど、いまいちスッキリ感がなくて残念。
    夏なのでホラーをと思

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    2024年07月23日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    「例の支店」
    「ルレの風に吹かれて」
    「哲学的ゾンビの殺人」
    「この閉塞感漂う世界で起きた」
    「イップスの殺し屋」
    「撮影現場」
    「リヨンとリヲン」
    「カガヤワタルの恋人」
    8話収録の短編集。

    長江さんと言えばどんでん返し。
    脳内で描いた予想はことごとく覆され反転に次ぐ反転。

    どの短編も刺激的で面白かったが、特に印象に残ったのは『この閉塞感漂う世界で起きた』。

    自らの境遇を嘆き、盗み目的で豪邸に忍び込んだ男。
    老夫婦に見つかってしまうが、その後思いも寄らぬ展開が待ち受ける。

    世の中捨てたもんじゃないと感じたのも束の間、地獄へ一直線。

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    2024年07月22日
  • 検索禁止

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    夏だし、怖い作品をと思って。
    都市伝説、怪談的なものから生きてる人間の怖さまで網羅。淡々と怖い話を列挙し説明するだけなので、怖さレベルはそこまで。ただ、紹介する内容が多すぎて一つ一つの項目はあっさりめ。ヘタレでリアルに検索できないタチとしては、もう少し詳細に書いてあるとこの本一冊読めば納得できるのだが。検索しちゃいけないけど、検索したいという自分の好奇心と恐怖が拮抗している(笑)そういう意味では良くできた本だと思う。

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    2024年07月20日
  • 時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚

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    ネタバレ

    学生の和真は混乱の中にいた。いつものバッグを持って大学に向かっていたはずが、ふと開けたバッグの中には女の生首が。
    首と一緒に入っていた横溝正史の原稿に解決の糸口がないかと和真は原稿を読み始める。
    江戸川乱歩と横溝正史が巻き込まれた猟奇的殺人事件とは。

    乱歩と正史の蘊蓄の数々がちょっとまどろっこしい。
    なかなか話が進んでいかない感じがして何度も睡魔に襲われてしまった。
    残り1/3くらいでようやく加速、よかった読み切れて。
    「陰獣」のような「八つ墓村」のような、いわくのある空き家、心理学の大学教授、もうまさに乱歩と横溝の世界なんだけどなあ。
    唐突な登場の謎の美貌の人妻、貴和子が違和感ありありなの

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    2024年06月26日