出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

奈良県辺境のある奥深い山間部に、村はあった。心に深い傷を負い、積年の恨みを抱えた人々が最後に辿りつく「すくいの村」。だがそこには呪いで人を殺すという根強い噂が。二〇〇八年、近隣の廃村で陰惨な死体遺棄事件が発生。遺体は山奥の湖畔で、切断され樹木に釘で打ち付けられていた……。発禁となった手記、エグすぎる真相、二度読み必至の衝撃作! 『出版禁止 いやしの村滞在記』改題。

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出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    やられた…と声が出ました。違和感はいくつも感じていたのに騙されました。モキュメンタリーなのにもちゃんと意味があるし、文中の違和感全てに意味がありました。最後の解決編的な章では丁寧な答え合わせがあります。そことそれ以前の章を比較して、そういうことか…!と何回も膝を打ちました。ジメジメとしたジャパニーズ

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    出版禁止シリーズ3作目。
    恨みを抱えた人々が集団生活を送るすくいの村。
    そこは過去の死体遺棄事件や呪いで人を殺すという噂が…
    前作が比較的分かりやすく答え合わせしてくれましたが、今作はガッツリ色々と仕込んでますね!
    長江作品はこういうのでいいんだよ!的な良作!

    0
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    心に大きな傷を負った者たちが共同生活する「すくいの村」。その村には、人を呪い殺しているという噂があり、あるジャーナリストが長期取材にやってくる。

    叙述トリックが効いていて面白いが、なかなか難解。ところどころ読み直したり、考察サイトを見たりして、内容を補完しました。

    冒頭に出てくる詩をぜひ逆から読

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    2025.03.25
    うまい!
    そのひとこと。
    商業ベースにのる文章を書くということの意味を考えさせていただきました。

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    モキュメンタリーものとしても面白く、また、民俗学的因習ものとしても面白く、また、カルト教団ものとしても面白いのに加えて、まさかという一工夫が最後に観れるので面白いです。ホラーミステリーという感じ。ただ頭を空っぽにしては読めないので集中して読む必要あり。

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    違和感はあったんです、確かに。でも先が知りたくて飛ばして読んだから…。二度読み必至。帯に偽りなし。二度目で深く理解できました。いつも新たな驚きをくれます。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    出版禁止シリーズ3作目。
    読み終わりました!
    今回もそのトリックに(長江さんの作品を読んだな!)と満足でした。

    内容も、積年の恨みを抱えた人が辿り着く「すくいの村」や「呪い」「呪術」と、私の好きなテーマだったのでどんどん読めました。

    次は角川ホラー文庫から出ている『恋愛禁止』を読もうかな…

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    叙述とは露知らず読み進めていて細かな疑問は抱いていたものの、見事に騙されて気持ちが良かった。
    2周目は解像度が高く、スラスラ読めて面白い。

    0
    2024年11月07日

    Posted by ブクログ

    出版禁止シリーズ第3弾。
    「呪いで人を殺めている」と噂される村を取材した様子が綴られているルポルタージュ。
    禁止シリーズの作品は、必ず最後にひっくり返されるので今作も警戒して読んでいたが、物の見事に騙された。細かい違和感には気付いても、メインのトリックにはなかなか気付けないと思う。
    まだ見つけていな

    0
    2024年09月15日

    Posted by ブクログ

    謎を知りたい探究心から一気読み。「逆さ」テーマの物語で、物語の内容は逆回りの呪いの話。冒頭にあった詩が逆さ読み可能ということは、わかったけれど、物語自体が時系列が逆転しているとは、まさかでした。一部、皮を剥いだり、身体を切断する描写がグロテスクに感じました。

    0
    2024年08月18日

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