あらすじ
決して調べてはいけない。見てはいけない。この世には知らない方がよいことがある。「くねくね」「カシマさん」「コトリバコ」など“検索厳禁”の凶兆の言葉、「エクソシスト」など恐怖譚に潜む戦慄の真相、古今東西の奇談に秘められた衝撃の事実、封印された風習や事件……遂にタブーの扉は開かれ、忌まわしい“恐怖”が今、明らかになる。『出版禁止』の人気作家が初めて書下ろした“史上最恐のホラー”が詰まった禁断の書。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者のライフワークを網羅した新書。
『出版禁止』『掲載禁止』『放送禁止』等手掛けてきた著者が、各作品のヒントになった現実起こった事件や言伝えを整理してくれている便利といえば便利な書籍。
Posted by ブクログ
ネットでの「検索してはいけない言葉」や、都市伝説、物語に隠された真実、事件、風習…様々なタブーを紹介した本。
面白かった。中でも興味深かったのが「おじろくおばさ」こういう封印された日本の風習ってたくさんあるんだろうなぁ。自作の宣伝よりももっと他の事項を紹介してほしかった。でも「東京二十三区女」は読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
夏だし、怖い作品をと思って。
都市伝説、怪談的なものから生きてる人間の怖さまで網羅。淡々と怖い話を列挙し説明するだけなので、怖さレベルはそこまで。ただ、紹介する内容が多すぎて一つ一つの項目はあっさりめ。ヘタレでリアルに検索できないタチとしては、もう少し詳細に書いてあるとこの本一冊読めば納得できるのだが。検索しちゃいけないけど、検索したいという自分の好奇心と恐怖が拮抗している(笑)そういう意味では良くできた本だと思う。
Posted by ブクログ
知ってる内容も多かったけれど、都市伝説や、ホラー、オカルトの情報、解説って感じかな?
最近はまってた禁止シリーズとは全く違うのでちょっとがっかり。
Posted by ブクログ
インターネットで検索してはいけない言葉、がいっぱい詰まっているのでは、と思って読んだが、他に、フィクションの中のリアルでエド・ゲインが紹介されていたり、「リング」の貞子のモデルが紹介されていたり、と内容が多岐に渡っていて面白かった。
Posted by ブクログ
凶悪事件やオカルトものが好きなので大半は知っている内容。参考文献の中に読んだことのある本が複数あったので全体的に薄く感じた。テーマがあっちこっちとぶので絞った方が(ネットの都市伝説のみとか物語のもとになった事件のみとか)よかったのでは。
Posted by ブクログ
この著者の作品はいくつか読んでいたので、気になって読んだ本。タイトルに惹かれるってことは、確かに「禁止」されると逆に気になってしまう「心理的リアクタンス」にまんまとやられてる感じ。
「トミノの地獄」の恐怖さの中にある耽美さには惹かれるものがあった。
そして、数々の事件を読むたびに、やっぱり一番恐ろしいのは人間(超常現象的なものではなく)だな、と感じた。
Posted by ブクログ
オカルトや都市伝説など怪奇的なものをまとめた本です。
オカルトものは私も好きなので最初のカシマさんやくねくねなどは知っていましたが改めて読んでも面白かったです。
特にカシマさんに亜流があるとは思いませんでした。
でも筆者がアンビリーバボーの映像作家だとは知りませんでした。
内容に出ているものは正直思いだせなかったのですが長年のファンなので多分リアタイで見ていると思います。
おじろくおばさが怖くて不気味だし知らないことだから一番興味深かったです。
もっと詳しく知りたい。
Posted by ブクログ
借りたもの。
2000年代までの『奇跡体験!アンビリバボー』で紹介された怪談話、怪奇・猟奇事件と、ネット上に取り上げられたそれらをまとめた本。
著者は『アンビリバボー』のVTR制作者だったのか……
書かれている逸話の大半は私も知っているものだった。
『アンビリバボー』をリアルタイムで見ていたから!!
『アンビリバボー』制作時の大胆な決断――極力問題のシーンは避けつつ、写真を出す――についても、裏話として紹介していることが興味深かった。
『エレナ 究極のラブストーリー』も『アンビリバボー』で知ったが、映像で映し出された、‘あの’エレナの顔写真は美しさとは程遠く、一度見ただけなのに今でもよく覚えている。
本は著者が関わった深夜番組『放送禁止』についても言及。
大家族ドキュメンタリーにある、和気藹々とした家族像の裏で躾と称した暴行があるなど、「よく言ってくれた!」と思う。(低所得者で大家族の場合、身体的的暴行の虐待率が上がる)
超常現象的なものだけでなく、人間の妄執などの怖さもあった。
内容は深く掘り下げているものではなかった……
しかし、テレビを見ているのとは違い明文化されたことで調べやすくなるし、より詳しく知りたければ最終頁の参考文献リストに挙げられている本を読めば良い。
(でも一番気になった『コトリバコ』については手掛かりが掴めない…やはり外法箱なのか?)
気分を害してしまうと予測していても、怖いもの見たさで人間は物語の続きを読んでしまう……
その心理的作用の言及はほとんど皆無。
「はじめに」であんなに思わせぶりに書いていたのに!