長江俊和のレビュー一覧

  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    怖いものを読みたくて手に取った一冊。
    どれも後味が悪くてよかったです。
    どんでん返し後に、真のどんでん返しがある流れが好きです。

    「原罪show」はどうしてそうなったのかが分からなくて読み返して分かりました。
    分からなかった方のためにネタバレです↓

    Ki ネタを発見し、K女史に相談
    Ten ツアーに参加する様子
    K2 今朝早くに男性の焼死体が発見されたやはり私が見たのは紛れもなく殺人だった。上司のIに相談。犯人の部屋に行ってみる。フリー雀荘にも。
    show ツアーから1ヶ月経過。ツアー主催者への取材→捕まり、燃やされてバスの中にいる有明の女性ディレクターと目が合う僕…

    起承転結 という順

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    2024年10月10日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    出版禁止シリーズ第3弾。
    「呪いで人を殺めている」と噂される村を取材した様子が綴られているルポルタージュ。
    禁止シリーズの作品は、必ず最後にひっくり返されるので今作も警戒して読んでいたが、物の見事に騙された。細かい違和感には気付いても、メインのトリックにはなかなか気付けないと思う。
    まだ見つけていない仕掛けがあるような気がするので再読したい。

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    2024年09月15日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    謎を知りたい探究心から一気読み。「逆さ」テーマの物語で、物語の内容は逆回りの呪いの話。冒頭にあった詩が逆さ読み可能ということは、わかったけれど、物語自体が時系列が逆転しているとは、まさかでした。一部、皮を剥いだり、身体を切断する描写がグロテスクに感じました。

    0
    2024年08月18日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    個人的には『原罪SHOW』と『掲載禁止』が好き。原罪SHOWは記号から考察していくと、途中で主人公が変わることに気づいた。掲載禁止は彼女や2人の後をなど、ところどころにヒントを隠してあり、作者が読者を試しているかのように感じ、楽しめた。それでも、予想を上回る結末。他の3つもおもしろいが、総合的に⭐️4

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    2024年08月16日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    出来事がリアルに感じられるこのシリーズならではの世界観と構成が、期待を裏切らず面白かった。
    注意深く読んだつもりでも真相は最後までわからず、付箋回収にぞわりとした。

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    2024年08月13日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    「悪魔」という言葉は人類の最大の発明だ。人の悪行を全て悪魔のせいにできるなら、これほど便利な言葉はない。(P8より)

    幼い姉弟が誘拐され殺されるという事件から始まるため、心が苦しく最後まで読めるか心配でしたが、最後はとても切なくて涙が出てしまいました。

    ただ読んでいると、いくつか違和感を感じる箇所があったので、比較的、話の結末は推理しやすいのかなと思います。

    長年、解決しなかった事件が全てつながった達成感は半端ないです。
    光のあるところに出られてよかった…

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    2024年08月12日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    展開読めたぞ!!って思うとそこからどんでん返し。
    面白かった。
    でも意味がわからず考察を読みたくなる作品もあったり。

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    2024年08月06日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    春はあけぼの夏はホラー、ということで久しぶりのホラー小説。
    無人島に行くならこの本を持っていきたいくらい、何時間考察してもしきれない。面白い。

    違和感はあったけど、気付けなかったなあ。

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    2024年08月05日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    一度読んだときに驚かされました!ついついもう一度読みたくなる本です!2度目は何もかもがつながって、とてもすっきりした気持ちです!!

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    2024年08月01日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    二重、三重の仕掛けがされている短編集。

    毎回、え・・・という終わり方なので、最初に戻って読み直してしまう。
    それがこの本の醍醐味なのかもしれないけど、そのパターンがつまった短編集なので、違うパターンがあっても良かったかな、と思った。

    でも、やっぱり、長江先生はさすがなんですよ。
    絶対に他の作品も読みたくなってしまいます。

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    2024年07月31日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    「すくいの村」を取材するルポライター。宗教なのかと疑い取材するがその気配は無い。過去の呪禁道の関連性も調べ百年祭というものが行われていたらしいが…
    祝いと呪いの関係など興味深く読めた。また人の意識に対する実験などの記述もあり解明出来ていないのかが興味がある。それを感知できるとニュータイプと言われる進化に辿り着くのか。
    違和感を感じた部分はオチで説明されるが、ちょっと自分では整理出来なかった。

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    2024年06月06日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    とりあえず1周目読み終わりました。
    じっとりとした怖さがありました。
    文章は読みやすかったです。
    1周では終わらないときいていたので読んで納得です。
    2周目読もうと思います。
    ろろるってそういうことか!

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    2024年05月18日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最近のホラー業界(笑)のメインストリームになりつつある『読んだら呪われる』系…。

    で、
    扱われているテーマも正に呪い。
    呪いの主催者が科学的検証や哲学的なアプローチを含めて徐々に人心を絡めとる様は説得力があり、少なからず恐怖した。

    彼の言う通り
    呪いが弱者に寄り添い、そして人をとり殺す程の呪いが本当に実在するのなら…

    まずは…

    自らの手を汚さず人々に殺戮を強いる輩、今世界中で起きている戦争の首謀者達を

    一人残らず消してくれ!

    でも、
    これから命を脅かされる無辜の人達の為に虐殺者の淘汰を願うのは『呪い』では無く『祈り』だ。

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    2024年04月29日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    5作品からなる短編集。
    どの話もどんでん返しが盛り込まれており楽しんで読めた。
    いちばん好きだったのはマンションサイコ。

    ただ短い話の中にどんでん返しを盛り込もうとして無理な急カーブのような展開になる話もあった。笑

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    2024年04月09日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    8つのどんでん返しの短編集。どの短編も中身が濃く、読み終わる度にゾクゾクする。特に「ルレの風に吹かれて」「この閉塞感漂う世界で起きた」「カガヤワタルの恋人」は良かった。ただ「哲学的ゾンビの殺人」がよくわからない。二人が刑事ではない?哲学的ゾンビか?解説求む笑。

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    2024年03月22日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    騙された!!!

    どんでん返しに備えて心の準備というか、
    きっと最後はこうだろうと想像を膨らまし、
    一旦「やっぱりね!!」と誇らしく思った後にまたひっくり返されて
    見事に完敗。

    物語の設定や世界観も独特で
    パラレルワールドのようで
    でも現実世界のようで
    ひっくり返されなくてもこのまま世界が広がりそうで
    その先も見てみたい、このまま進むバージョンも見てみたい
    そんな世界だった

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    2024年03月12日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    大好きな禁止シリーズの短編集。どれもサクサクと読めて楽しめました。リオンとリヨンが1番の好みです、狂ってるってサイコー!!笑

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    2024年03月04日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    全部、どんでん返されます。

    しかも、返された後の後味が何とも言えません。驚き共に、ぞくぞくっと背筋が震え、次は?次は?とページをめくる手が止まりません。

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    2024年02月25日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    長江先生の作品のファンなのですが、今回もとっても面白かったです!

    どの話を読んでも、頭がぐちゃぐちゃでこんがらがってしまいます。でもそれが面白い!楽しいと思える作品でした。

    食事の前に読んでいたのですが、原罪showを読んだ後は食欲が無くなりました………注意です(笑)

    長江先生の作品はいつ読んでも先が全く予想できません。もっともっと考察力を磨いて、ネットの考察に頼らず自分で全部理解できるようになりたいです!

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    2024年02月24日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    読み進めるうちにもやもやと浮かび上がる違和感。あっちなの?それともこっちなの?うわっ、そっちなのか!と、どれもが揺さぶられる8編。テレビ番組「世界で一番怖い答え」が好きな人は是非

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    2024年02月04日