長江俊和のレビュー一覧

  • 出版禁止 女優 真里亜

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    インタビュー記事を通し、ある女優を追う
    全編通して飽きのこないストーリー。
    読んでいれば違和感を感じるところは多いので
    何となくそうかなというのは分かるかも。
    著者の他作品と同じくラストではっきりと
    答えが提示されず、考察が必要。

    ただ、最後の意味が本当にわからず…
    誰か考察お願いしたいです。。

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    2025年05月02日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    このシリーズ2作目。こちらもとても面白かった!相変わらず不気味で、かつリアリティもあり、ほとんど一気読み。
    死刑囚の歌に関しては、私には全く読解できず。小説家さんてこんな歌まで作れちゃうんだーすごいなーと別の意味でも感心した。
    が、、肝心の真相は、
    どうも腑に落ちない、、これでいいのか、本当に⁈

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    2025年04月16日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    2025.03.25
    うまい!
    そのひとこと。
    商業ベースにのる文章を書くということの意味を考えさせていただきました。

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    2025年03月25日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    モキュメンタリーものとしても面白く、また、民俗学的因習ものとしても面白く、また、カルト教団ものとしても面白いのに加えて、まさかという一工夫が最後に観れるので面白いです。ホラーミステリーという感じ。ただ頭を空っぽにしては読めないので集中して読む必要あり。

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    2025年03月22日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    著者・長江俊和が編集プロダクションに勤める知人から手に入れたいわくつきの原稿。それは、ライター・"若橋呉成"が、数年前に起きたとある心中事件の真相について調査したルポルタージュだった。原稿のなかで、若橋は心中事件の生き残りである"新藤七緒"に取材を重ねていく。


    面白かった。
    若橋が心中事件について自分なりの考察を重ねて、調査を進めていくシーン。思わぬ真実が出てくるシーン。
    そして、最後のどんでん返し。
    さくさくと読み進められた。
    「出版禁止」シリーズは続きがあるようなので、続きも読みたくなった。

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    2025年03月09日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    言葉遊びと時系列トリックの二段構え!絶対仕掛けあるのがわかっているから、すごく考えながら読んだけど駄目だった。要所要所で、あ、ここは伏線っぽい書き方だなあとは思いつつ、解けず。加害者が被害者として死んで、真実が明かされないこと。辛い。最初から冤罪だろうとは思っていたけど、そう来るかと。ワクワクする。やっぱりミステリーは良い。絶対周回したい本。死刑囚の娘が自殺したのだけは、なんとか、どうにかならなかったのかな。そこでやっぱり歯車が狂ったと思う。最後の、短歌に込められたメッセージ、切なかった。生きろ。

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    2025年03月02日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    面白かった。怖かった。
    すっごく読みやすかった
    けど色々考えちゃって怖くもなった
    読み終わったときにこれは本当にフィクションだよな?って怖くなって調べちゃった笑

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    2025年03月01日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とあるルポライターが追いかけた心中事件と、その遺された中心人物である女性、そしてその中に秘められた真実のお話。前半は記者と女性のインタビューなどが載せられているが、だんだん展開が怪しい方向に向かっていき、とんでもない結末になってしまう。ルポライター本人がカミュの刺客であること、やはり心中ではなく殺人事件であること、そこらへんは理解できたけど、あれこれ入り組みすぎてて難しかった。あとラストのグロ表現が苦手な人いるかも。わかはしくれなり、という名前にも理由があるのかな。

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    2025年02月21日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    こわかったな〜
    怪しい村への潜入ルポルタージュ。読み進めるとなにか違和感。最後はそういうことか!とびっくり。結構大量に伏線張り巡らされ系で、他の人の解説読んで初めて気づくのもたくさん。儀式のシーンがバイオレンス。すっごい早い段階で生贄が決まってたってのが個人的には一番恐怖だった…

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    2025年02月15日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    全八作のホラーミステリー短編集。約350頁。
    どの作品も長江色が強く、この手の小説が好きな人にはたまらない一冊。『カガヤワタルの恋人』は特に好みだった。各話の満足度が高いので文量は多くないものの長編ミステリーにも負けない一冊だと感じた。

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    2025年02月04日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    おもしろかった。読みやすい文章だった。ルポ風に書かれていて時系列などわかりやすい。どんでん返しがきまったが、なぜか完全にすっきりしなかった。

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    2025年01月16日
  • 時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚

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    現在と過去の時空を超えたSFなのか??とドキドキしながら読む。今まで知らなかった江戸川乱歩と横溝正史の関係や高木光琳、司馬遼太郎など作家の名前も出てきてワクワク感が止まらない。
    そして謎の女性の首と横溝正史の手記がカバンに入っていた訳が最後に分かるのだが楽しく、ノンストップで読み切る。集中力が欠けてきている自分がウソのように、また乾いたパンを牛乳に浸したように栄養化と共に吸い取っていく。

    人は何故推理小説や刑事ドラマを好むのか、犯人の背景、心情や善によってストレス発散になるという。だから水戸黄門が長く放映されているんだなぁ。こんな国民的に愛されている水戸黄門は映画化されていたのだろうか??

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    2025年01月15日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    違和感はあったんです、確かに。でも先が知りたくて飛ばして読んだから…。二度読み必至。帯に偽りなし。二度目で深く理解できました。いつも新たな驚きをくれます。

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    2025年01月05日
  • 出版禁止(新潮文庫)

    購入済み

    おもしろかった

    どっちに話が転ぶんだろう!!となかなか分からないワクワク感が良かった。文章も読みやすいように感じた。

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    2024年12月30日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    出版禁止シリーズ3作目。
    読み終わりました!
    今回もそのトリックに(長江さんの作品を読んだな!)と満足でした。

    内容も、積年の恨みを抱えた人が辿り着く「すくいの村」や「呪い」「呪術」と、私の好きなテーマだったのでどんどん読めました。

    次は角川ホラー文庫から出ている『恋愛禁止』を読もうかな…

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    2024年12月14日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    最近流行りの邦モキュメンタリーホラーの先駆け的な作品。
    ホラーというよりミステリーかな。
    なんというか、グロいとか残虐とかいう評価の前に、めちゃくちゃ重かった、、、
    背徳を伴う愛に溺れ、永遠の契りのために死ぬ心中がテーマ。
    ミステリーとしてのからくりは見事だし、ちゃんと騙されたけど、それより終盤の重さがエグくてしばらく暗い気持ちになります。笑
    シリーズ作品気になってたけど、読むの悩むなあ、、

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    2024年12月13日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    七緒まじ可哀想すぎた。
    七緒の遺書を読む限りは若橋のこと本当に愛してたように思える。だけど殺された、、

    2月20日七緒が二回目の発作を起こした時、そこら辺から文章に違和感感じてんー?これはここで七緒死んだのでは??ってなったけど
    ほんとにそうだった、、!これはいい感覚を働かせた気がする
    けど実際の真相(多分)を知るともっっっとえぐいし、鍋のとこなんかは全然気づかなかったなぁ

    つまり、七緒と熊切の心中は永津佐和子の指示で七緒ははなから死ぬ気はなく生還したのも計画通り。
    若橋が依頼を受けてルポを書くきっかけになった人物は、神湯側の高橋の手下で多分その時点で七緒を疑ってた可能性があって探らせた

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    2024年11月28日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    叙述とは露知らず読み進めていて細かな疑問は抱いていたものの、見事に騙されて気持ちが良かった。
    2周目は解像度が高く、スラスラ読めて面白い。

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    2024年11月07日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    この作者の本は初めて。事件に関するルポ・記事を積み上げていく構成だが、読みやすく、引き込まれた。

    但し和歌の真の意味が書かれることなく終わる点は残念。もったいない。私も解読にトライしたが解読不十分で、読後ここのレビューに教えられた。

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    2024年10月24日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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     過去に起こった誘拐殺人事件と一家殺傷事件、そして誘拐殺人事件の犯人である死刑囚が残した遺した短歌の意味など一見繋がりが分からないこれらが繋がったとき、このルポルタージュ仕立ての小説の面白さを如実に表しているように感じた。短歌の意味は読み手が想像しないもので最後まで面白く読めた。

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    2024年10月19日