長江俊和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現在と過去の時空を超えたSFなのか??とドキドキしながら読む。今まで知らなかった江戸川乱歩と横溝正史の関係や高木光琳、司馬遼太郎など作家の名前も出てきてワクワク感が止まらない。
そして謎の女性の首と横溝正史の手記がカバンに入っていた訳が最後に分かるのだが楽しく、ノンストップで読み切る。集中力が欠けてきている自分がウソのように、また乾いたパンを牛乳に浸したように栄養化と共に吸い取っていく。
人は何故推理小説や刑事ドラマを好むのか、犯人の背景、心情や善によってストレス発散になるという。だから水戸黄門が長く放映されているんだなぁ。こんな国民的に愛されている水戸黄門は映画化されていたのだろうか?? -
Posted by ブクログ
ネタバレ七緒まじ可哀想すぎた。
七緒の遺書を読む限りは若橋のこと本当に愛してたように思える。だけど殺された、、
2月20日七緒が二回目の発作を起こした時、そこら辺から文章に違和感感じてんー?これはここで七緒死んだのでは??ってなったけど
ほんとにそうだった、、!これはいい感覚を働かせた気がする
けど実際の真相(多分)を知るともっっっとえぐいし、鍋のとこなんかは全然気づかなかったなぁ
つまり、七緒と熊切の心中は永津佐和子の指示で七緒ははなから死ぬ気はなく生還したのも計画通り。
若橋が依頼を受けてルポを書くきっかけになった人物は、神湯側の高橋の手下で多分その時点で七緒を疑ってた可能性があって探らせた