あらすじ
主演すべてが不可解な死を遂げてきた、呪われたシナリオ。三度復活した企画に、新進女優が果敢に挑む。モチーフは実際にあった連続殺人事件。昼間は目立たないOLが、夜は街角に立って客を取り、時に絞殺する。主役の殺人鬼の役作りに悩むうち、いつしか女優は心の平穏を失っていく。惨劇はまたしても繰り返されるのか?
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Posted by ブクログ
出版禁止シリーズ、大好き。今回も一気読み。なんとなく途中で展開は読めたんだけども、最高の唄の意味がわからん。誰か考察あげてー。
そういやあの手記の残りを送ったの誰だ‥???
もう一回読み直さないとわからーん。
追記:とあるサイトで忌み歌の考察読んでおお!!!ってなったんだけども、てことはこれは普通にオカルト系と考えてOKなの…???(さらに混乱
Posted by ブクログ
実際の事件を基に書かれた呪われた脚本。主役の女優は次々と自殺や失踪する。
決して呪いではない。裏に潜む恐ろしい鬼女の連鎖。そして意外な鬼女の正体。
これまでの「〇〇禁止」に比べると分かりやすくて考察無しで楽しめました。
Posted by ブクログ
さすが長江俊和。と思わせるような書きぶりでした。他の方もコメントで言っているように、最後の唄がなにかつながってくるように思いますが、未だわからず。
ただ、読んでいくなかで、驚嘆の声をあげる場面がたくさんありました。さすがです。
Posted by ブクログ
インタビュー記事を通し、ある女優を追う
全編通して飽きのこないストーリー。
読んでいれば違和感を感じるところは多いので
何となくそうかなというのは分かるかも。
著者の他作品と同じくラストではっきりと
答えが提示されず、考察が必要。
ただ、最後の意味が本当にわからず…
誰か考察お願いしたいです。。
Posted by ブクログ
三つのルポルタージュからある失踪した女優について理解をしていくホラーもの。
下敷きにした話はなんとなく思い描きつつ、ある物語である普通の女性が売春をし、気が向けば相手を殺すという実際の事件を映画化することから物語は始まる。
多分…と感じた結末がたった2行で答え合わせとなり、ああやっぱりねと最悪であるのに納得してしまう。境界を曖昧にするからこそ怖いと感じるのか、固定観念を疑おうとするから想像してしまうのか。ずっと薄ら寒いまま急な幕切れで放り出される。
Posted by ブクログ
◯◯禁止はどれも面白く、今回は発売当日に購入
1周じゃ理解できない、一杯の作者隠しギミック
これをまとめサイト見ながら答え合わするのが楽しい
…が、まだまだまとめが上がってなく悶々とする日々
早く答えが知りたい 教えて偉い人(と作者
Posted by ブクログ
※
稀代の殺人犯の模倣か偶然の一致か、
判別がつかない不可解な死の連鎖。
伝承、呪い、狂気的で逸脱した倫理観など、
正体不明の存在への恐怖と好奇心に煽られる。
境界線を曖昧にすることで、不思議と不気味が
交差した面白さ。