長江俊和のレビュー一覧

  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    またしてやられた、、

    シリーズ1作目「カミュの刺客」を読んでこの作者さんを知り、こちらも面白いとレビューで見た「死刑囚の歌」を早速読んだ

    今回は付箋貼りながら慎重に読んで自分なりに考察してたけど、それを最後にまたまた覆された!

    人間の憎悪の連綿という救いようのない話だけど、和歌に隠されたメッセージには少し涙が出た

    こういう考察系、面白すぎる
    作中で全回収も好きだけど、自分でいろんな考察をしたり、他の方の考察を読んだりで新しい発見がある系の余白ある終わり方がとても好き
    近々他の作品も読みたい

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    2026年08月18日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    若橋の「遺書」最後の1行で、息を呑んだ、、
    熊切に送られた刺客を追う記者、のつもりで読んでたから、まさかまさかだった!自分の考察力が低めでよかった。全然気づかなかったからまさにどんでん返しだった

    わかはしくれなり=我は刺客なり

    えー!!!
    それを踏まえてもう一度自分が引っかかった部分を読んでみると、謎が解けていってその度に息を呑む

    高橋の「視覚の死角」という謎の言葉、その後の「資格」という言葉選びでの匂わせ、自分がカミュの刺客だと気がついたであろう日の記述
    この原稿の題名「カミュの刺客」も、自分のことだったのか
    そして最後の「遺書」でこのルポルタージュは完結する、、私は若橋の手のひらの上

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    2026年08月15日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    素晴らしい!順番は前後するが「出版禁止ろろるの村滞在記」「出版禁止」と読んできたなかこれが一番。さりげない伏線の張り方が後々効いてくる。いつも考察せず、違和感を覚えずに読んでしまうので、この衝撃的な結末には大きく唸った。読み解きも前後作に比べたら難しくない印象。本作も何度も読み返したい。緻密な構成による大どんでん返しにどうしても引っ張られがちだが、「人間の醜い悪意」という題材も、本作が傑作たる理由の一つ。

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    2026年08月06日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    こわーーーーーーーい!!!!!放送禁止大好きなので心の準備はしてましたし、何となくこうなるかもな〜と予想は出来ていましたが、予想の上をいく怖さ!!2度ほど天を仰ぎました。出版禁止がもう1冊控えているのですが、恐ろしくて一旦心の準備欲しい!という気持ち!周りの人には全力で勧めたいと思います。はい。

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    2026年07月31日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    ネタバレ

    帯のどんでん返しの文字に目を引かれて、手に取った。

    読み終えた後、私なりの解釈が生まれたが、幾つもの疑問も同時に浮かんできた。ブログやネットの考察記事を読んでも、私と完全に合致している人は見当たらない。さて、どうしたものか。


    以下は私の解釈。
    ①まず若橋は自身がカミュの刺客とは知らず、「知人の依頼」を引き受けて、そのルポの途中で気付いた。
    視覚の死角と、の時点では最低でも気がついていない。そういえば、◻︎◻︎と自分を名乗っていたが、再編集する際に自分を刺客の刺客と読者に知らしめる為だったのかな。

    ②取材の中で七尾が刺客(=熊切敏を永津佐和子の為に殺害、熊切は作品のための心中、生還前提だ

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    2026年07月26日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    ミステリーとしてもモキュメンタリーとしても☆5つ

    普段、「何万部突破!」と宣伝されているモキュメンタリーを読んでも「ネタは面白いけど文章も構成もイマイチ」と感じることが多いが、本作は精巧で技術力を感じる傑作

    すぐ読み切れるのに考察しがいがあって面白い
    なにか読みたいときにおすすめ

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    2026年05月05日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    出版禁止シリーズの三作目。
    本作目も最後まで騙されてしまった。

    冒頭にある筆者の注意書き通り、最後まで読むと呪われてしまう本。

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    2026年04月30日
  • 放送禁止

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    昔テレビで放送されていた今でいうモキュメンタリーホラーのような番組の小説版、らしい。どれも第三者視点のインタビュアー視点で書かれていて俯瞰できる感じがドキュメンタリーっぽくて面白かった。最後のメモのヒントで全てわかる感じ。新幹線だけがわからなかったので考察で読みました。なるほどね…。

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    2026年04月28日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    出版禁止シリーズの2作目にあたるのかな。
    本作も緻密に織り込まれた伏線と、その回収の仕方には脱帽した。

    幼い姉弟を殺した罪で死刑となったホームレスの男。彼が獄中で書いた和歌に込められた謎。

    話の中で、ほんの少しだけ引っかかる違和感が重大な謎に繋がる部分であり、二度読み必至な本だろう。

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    2026年04月22日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    ネタバレ

    短歌の謎解きはほどよい難易度で面白かった。
    6首と、それに4首加えた10首。
    それぞれの段階で意味が異なるよう作られてるのはすごい。

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    2026年04月01日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    ネタバレ

    すべてはおわった、くいはなきいのちをたつことが、わたしのねがいわたしのしょくざい、ふくしゅうはむなしい、あくまにうちかつため、にくしみのれんさたちきる、ぜんぶわすれて、すみなきみはいきろこれでようやく、たどりつくふだらくに、もうすぐきょうかにあえる。

    この作者の別作品も読んだが一番おもしろいと思う。

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    2025年12月30日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    不気味だが面白かった短編の5篇
    どの作品も理解不能
    薄気味悪い、、見なくて良いのに読み終えて表紙をじっくり見たら怖くなった。

    個人的な感想として田村沙耶香さんの作品に似た薄気味さに推理やらドンデン返しが加わった感じがした。
    追求してもわからないので理解不能で良いと感じてる。
    又この作者の本に挑戦しようと思う。

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    2025年12月28日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    すごく面白かったです!
    最後の歌の解析を自分でしたのですが、上手くできず、ネットで上がっていた解説を読みました。びっくり。こんな和歌をたしなめるなんて。作家さんすごい!私は文才が全く無いので驚嘆です。
    最初はむごい事件から始まりますが、最後の和歌が解けた今、感動してます

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    2025年10月29日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    確かにプロローグのタイトルとか序盤から強調されるワードとかから「こういうギミックかな?」とちょっと予想はしてた。とはいえ、実際読み始めると普通に見当違いかぁ、と納得したんだけど、まさかまさかの最初の予想が的中。ギミックとして思いついたとしても、それを成立させるだけの構成力もそうだし、物語上の必要性とかそういう周辺のスキルのとんでもなく高くないととても書けない作品だと思う。単純に民俗学的なオカルトミステリーとしても面白いけどこれはやはりギミック小説という感じですね。ギミック小説好きとしては読んでよかった名作でした。

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    2025年10月03日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    先が読めない短編集。「杜の囚人」が特に面白い、フェイクドキュメンタリーとして映像で見てみたい!表題作の「掲載禁止」は入れ子入れ子入れ子入れ子すぎておかしくなりそう。

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    2025年08月24日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    これは長江俊和さんの作品の中でもトップクラスの面白さ
    過去と現在の擦り合わせ方と収束の仕方がむちゃくちゃ秀逸

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    2025年07月20日
  • 出版禁止 ろろるの村滞在記(新潮文庫)

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    やられた…と声が出ました。違和感はいくつも感じていたのに騙されました。モキュメンタリーなのにもちゃんと意味があるし、文中の違和感全てに意味がありました。最後の解決編的な章では丁寧な答え合わせがあります。そことそれ以前の章を比較して、そういうことか…!と何回も膝を打ちました。ジメジメとしたジャパニーズホラー感もあり、読んでて退屈しなかったです。おすすめです!

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    2025年05月23日
  • 出版禁止 女優 真里亜

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    ネタバレ

    出版禁止シリーズ、大好き。今回も一気読み。なんとなく途中で展開は読めたんだけども、最高の唄の意味がわからん。誰か考察あげてー。
    そういやあの手記の残りを送ったの誰だ‥???
    もう一回読み直さないとわからーん。

    追記:とあるサイトで忌み歌の考察読んでおお!!!ってなったんだけども、てことはこれは普通にオカルト系と考えてOKなの…???(さらに混乱

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    2025年05月07日
  • 時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚

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    ネタバレ

    江戸川乱歩と横溝正史という二大作家が、本物のミステリに挑戦していくお話。まさか乱歩が横溝を見出したというのは初めて知ったなあ。知らないことばっかりだった。とある心理学の教授の奥様が殺害される。全裸で、しかも首だけがない。世間は探偵小説のせいだ!規制しろ!と強く主張する流れに乗ってしまう。そんな苦境の中、乱歩、横溝、それぞれが自分なりの方法で解決法を見つけていく。まさか巻き込まれた和真くんが…?だったのにびっくりした。でも確かに身体が痛いとか言ってたもんな…本当に彼は時空を超越できたのか。不可思議な体験をした感じ。

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    2025年04月10日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ついに読んでしまった。 長江先生の短編集となっているが、中でも「例の支店」は幽霊の存在について白熱した議論が展開されてその世界に引き込まれてしまう。その白熱した議論だが、次々のどんでん返しが繰り返されてスリルと驚きが続出するのである。そして、最後の最後に強烈などんでん返しが待っているのだ。どうやら、幽霊は存在するらしい。 「ルレの風が吹く」や「哲学的ゾンビの殺人」も面白かったが、個人的にはあまりにも「例の支店」の結末が衝撃すぎた。久しぶりにハラハラドキドキしながら読んだ作品であった。

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    2025年03月24日