長江俊和のレビュー一覧

  • 時空に棄てられた女 乱歩と正史の幻影奇譚

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    ネタバレ

    学生の和真は混乱の中にいた。いつものバッグを持って大学に向かっていたはずが、ふと開けたバッグの中には女の生首が。
    首と一緒に入っていた横溝正史の原稿に解決の糸口がないかと和真は原稿を読み始める。
    江戸川乱歩と横溝正史が巻き込まれた猟奇的殺人事件とは。

    乱歩と正史の蘊蓄の数々がちょっとまどろっこしい。
    なかなか話が進んでいかない感じがして何度も睡魔に襲われてしまった。
    残り1/3くらいでようやく加速、よかった読み切れて。
    「陰獣」のような「八つ墓村」のような、いわくのある空き家、心理学の大学教授、もうまさに乱歩と横溝の世界なんだけどなあ。
    唐突な登場の謎の美貌の人妻、貴和子が違和感ありありなの

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    2024年06月26日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    バッドエンド。世間に悪人とみなされて死刑になった望月に同情せんでも無いけど、彼が罪を被ったせいで江美とかA子が新たな被害者になった点で、結局彼のしたことは自分勝手、自己満足やと思う。考察系としては結構難易度低めやなあ。「見つかったのは2人ですか」くらいの違和感とか、年表みたいな考えなわからんヒントはいいとして、姉が泣いている妹をどうこうみたいなんはヒントじゃなくてネタバレじゃない?それ聞いてルポ書いた人は何でおかしいと思わんかったんやろ笑あと、本の中で完結してくれない考察必須系は私好みではないかなー。

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    2024年06月09日
  • 放送禁止

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    「放送禁止」という言葉の響きに違わぬ、中毒性の高い一冊でした。お蔵入りになった映像を文字で追体験していく構成が、かえって生々しいリアリティを生んでいます。読み進めるうちに、断片的なエピソードの裏側に隠された「恐ろしい共通点」や「伏線」が牙を剥く。実話なのか作話なのか、その曖昧な境界線で立ち往生する感覚こそ、最高の人怖(ヒトコワ)体験でした。

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    2024年06月02日
  • 恋愛禁止

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    読んでいる間ずっと心臓がバクバクしていました…
    「愛」とは恐ろしいものでもあるんだなということを再確認しました。

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    2024年05月30日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    前作の衝撃を上回る、極上の「人怖」短編集でした。どれも架空の物語とは思えないほど現実味があり、読み終えた後は自分の周りの人間関係まで疑いたくなるような、嫌な汗が止まりません。まさに「掲載禁止」の名にふさわしい、踏み込んではいけない領域に触れてしまったような背徳感。この不気味な中毒性は、一度味わうと逃れられません。次回作も、震えながら待っています!

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    2024年04月28日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    死刑を言い渡されたホームレスだった男。
    この男は罪のない2人の子供を無惨にも殺した罪…そして死刑は執行された。
    が、その事件から22年…一家三人殺傷事件が起こったことにより、コトが動いていく。
    果たして、あのホームレスは犯人だったのか?

    長江さんの小説は本当にリアリティがすごいですよね。
    章によって視点も変わるので、新聞・週刊誌を読んでる感覚。
    最後も…いい感じでした。
    ちなみに・・・1番最後の『死刑囚の歌』の謎はネットで調べちゃいました(笑)

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    2024年04月11日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    禁止シリーズは3冊目。
    短編なので隙間時間に1編ずつ。

    撮影現場。イップスの殺し屋。リヨンとリヲン。
    読み終わってすぐページを戻した。
    イヤミスに浸る。
    最後1ページ、1行でのどんでん返し。
    短編なのにすごい。

    帯の心臓の弱い方はご注意ください…はオーバーかな笑
    面白かった。

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    2024年03月02日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    これまでの掲載禁止などとは少しテイストが
    違う印象でした。
    短編なので読みやすいですが、ある程度オチは
    想定できてしまうかも。

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    2024年01月20日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    『出版禁止』を再読した流れで読んだ作品。

    積読だと思っていたが実は過去にも『出版禁止』を読んだ流れで読んでいたことを、読みながら思い出す。

    短編からなる作品なので、割と読みやすく、グロくもなく、サラッと読めた。(再読だからか?)

    少なからずどんでん返しはあるものの、なるほどね…くらいの温度感。

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    2023年12月22日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    ネタバレ

    謎が多い、最後まで動機が不明の望月の犯行。
    その事件を追う者、当時のことを知る者。取材記事はすべて真実に近づいているのか、事件を追い続けると対象者の中に嘘、悪意がまた存在する。事件を追う者も、知らず知らずそういった人たちに歪められ、正確な情報を掴めていなかったり…。
    影で動いていた人物は何となくわかったけれど。





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    2023年12月15日
  • 掲載禁止 撮影現場(新潮文庫)

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    「イップスの殺し屋」が一番好き。
    「撮影現場」「この閉塞感漂う世界で起きた」も面白い。

    前作の掲載禁止とは少し雰囲気が変わったように感じた。
    短編集なのでさくっと読めていいが、やはり長編の出版禁止の方が私は好き。

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    2023年11月14日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    ミステリー短編5話を収録。1話の『原罪SHOW』は、人の死を見るツアーに参加したジャーナリストの話。伏線回収したけど、何かモヤモヤ感が残る。5話の『掲載禁止』、ラストで実は私がそうですというどんでん返しを繰り返す。短編だけに記述が少なく、消化不良な感じ。

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    2023年10月15日
  • 掲載禁止(新潮文庫)

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    つまらなくもないがおもしろくもない。
    一話が短めの短編集のなかでどんでん返しを狙っているが、話が短いゆえ少々消化不良か。最後の話は特によくわからなかった。

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    2023年10月12日
  • 検索禁止

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    知ってる内容も多かったけれど、都市伝説や、ホラー、オカルトの情報、解説って感じかな?
    最近はまってた禁止シリーズとは全く違うのでちょっとがっかり。

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    2023年08月18日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    それぞれの取材記事、視点から入ってくる情報から真実は一体何なのかを考えていくところは面白いです。
    少し淡々としているので後半の伏線回収までは長かったかもしれません。

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    2023年08月16日
  • 放送禁止

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    TV版を先に観ていたので、映像で保管できた部分が多い。相変わらず面白いのだか、本だけ読むと作品によっては真相の推察がやや難しいかもしれない。

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    2023年07月14日
  • 禁忌装置

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    謎の数字の羅列、そのメールを受け取った人は自殺する。
    地元に広がる奇妙な噂。高校生の津田楓は目の前で親友が地面に潰れるのを見る。
    傍らに握られた携帯には例の数字。やがて津田楓は死んだはずの親友の声を聴くようになる・・・。

    長江俊和さんのデビュー小説「ゴーストシステム」の改題。
    数字の羅列が書かれたメールが自殺のトリガーになっているという都市伝説要素。そしてその数字の羅列の意味を探る暗号要素。そして死者の声が蘇り、死後の世界を主張してくるオカルト要素。久々にがっつりホラーでしたね。

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    2023年05月01日
  • 東京二十三区女 あの女は誰?

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    ネタバレ

    東京二十三区に潜む怪異を追うフリーライター原田璃々子と幽霊になった民俗学者のミステリーだったはずだが前作のオチが全て覆されてしまった。 島野が幽霊なのか生者なのかも未だ確定せず、評価は続編待ち。

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    2023年05月01日
  • 恋愛禁止

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    冒頭に愛のために人を殺したという犯人の供述から物語が始まる。誰が亡くなって、どうしてそうなったのか、読者は読み進めていくことになるので、結末が知りたくて一気読みしてしまいました。
    人気の禁止シリーズ。今度は「恋愛」
    「愛」という言葉がそれぞれの口から語られるのですが、色んな意味で人それぞれの愛が詰めこまれた物語になっています。

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    2023年02月19日
  • 恋愛禁止

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    ネタバレ

    実は以前ハードカバーで読んで、今回文庫版を読んだのだけど、微妙に最後の部分が違ってるのかな。文庫版の方が結末(慎也に全てを告白した後)がやんわりしてるのかも。*旦那の名前も変更されてるんですね。

    一回恋愛で変なストーカー男に捕まってドツボにはまると、きっと抜け出せないんだろうな。そういう怖さが一番のホラー。

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    2023年01月28日