あらすじ
「東京の隠された怪異」の取材で二十三区の都市伝説の現場を巡るライターの原田璃々子。霊を信じない先輩・島野と取材を続けるが起こるのは奇妙なことばかり。“池袋の女”のポルターガイスト伝説、東向島の“迷路”に消えた小説家、願いを叶える「立石様」の奇跡……。そして「将門の首塚」の取材中、璃々子は二十三区最大の禁忌に触れ――。
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Posted by ブクログ
続編も期待通り好みど真ん中だった。
東京の歴史も学びつつホラーやミステリー要素もあってかなり楽しめる本。
葛飾区の話が切なくてしんみりした。
最後にまた驚かされたけど、謎は深まるばかり。
早く続編出ないかな。
Posted by ブクログ
前作から読んだほうが良い(それを強くお勧めする)。
あの女とあの女とあの女とあの…全部気になるな…。
「あの女は誰?」
個人的に表紙の色も意味があるのでは?と気付いた。
長江俊和氏は、灯台下暗しのような、やられた感があってじっくりと読み進めたほうがいいな。
Posted by ブクログ
豊島区の女の歴史話が興味深く、ストーリーもサスペンス要素が強くて面白かった
千代田区の最後は含みをもたせる終わり方で、えー!ここで終わり!?となりつつもらしくて好き
どんでん返しの表裏はどこで終わりなのか最後にわくわく
Posted by ブクログ
東京二十三区 後編
かなり楽しく読み入ってしまいます。
前編に比べ、歴史が沢山書かれている。
最後読み終えましたが、謎が解けない、、
謎が解けないので、星⭐️を減らしてみました。
でもかなり楽しく読めました。
先が気になります。
Posted by ブクログ
小説の構造が面白いです。話の内に話が有ったり、別々の話が結びついたり、二つの話のどちらが「話の内の話」なのか、つまりどちらが架空の話なのか分からなかったり、それらが複合していたり。
最後に謎解きせずに読者に考えさせるのも興味深いです。
私も推測はするもののそれが合っているか自信はないです。
今までにない新感覚の小説ですね。
Posted by ブクログ
葛飾区の話が一番好き。
これは実際の場所を見に行ってみたくなる話。蘊蓄が逆に気持ちいい。
千代田区の話で急展開だけど、この後もやっぱり続くのかな。全部の区を題材にしてくれるだろうとは思うから、続きがあるのか気になる。
Posted by ブクログ
東京二十三区に潜む怪異を追うフリーライター原田璃々子と幽霊になった民俗学者のミステリーだったはずだが前作のオチが全て覆されてしまった。 島野が幽霊なのか生者なのかも未だ確定せず、評価は続編待ち。
Posted by ブクログ
「東京二十三区の女」の続編。
フリーライターの原田凛々子と幽霊になってしまった凛々子の先輩・島野仁が23区それぞれの心霊スポットを巡りつつ、パラレルワールドでその地を巡る別の物語を描いている。
今回の舞台は、葛飾区、江東区、千代田区など。
前作に比べ、ホラー要素も少なく、意外とすんなり読めるが、最終章である「千代田区の女」になると、あまりにも複雑過ぎて、どの話が現実なのか、よく分からなくなる。
先輩である島野の死の理由を探し求めていた凛々子だったが、ラストでどんでん返し。
そして、結局真相が分からないままで、ぞっとした気分だけが残って、ちょっと微妙…でも、これがこの作家さんの醍醐味なのだろう。
何だろうな、この独特な感覚…
Posted by ブクログ
今作は豊島、墨田、葛飾、千代田区の闇に迫っていた。
私としては、豊島区と千代田区の話が興味深かったかな。
どちらも、ある程度、知っている話なんだけど、掘り下げてあったので、興味深くよめました。
作中に出てくる璃々子と仁はストーリーの案内人程度に考えていたので、思わぬ展開にビックリ‼️
あの終わり方....
このシリーズ、もう終わりなのか、まだ続くのか、気になります!