帚木蓬生のレビュー一覧

  • ギャンブル依存とたたかう

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    ギャンブル依存の恐ろしさが書かれた一冊。ギャンブルはただの習慣ではなく病気と捉えるべきであるということが本書で一貫して書かれている。

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    2010年08月05日
  • アフリカの蹄

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    アメリカの防疫センターでの火災で、保管されていた20万トンの医薬品が焼失した。このことが事件の発端だった。
     アフリカの大学病院に留学した作田信は、黒人のスラムに出入りしている。ある日、スラムの医師サミュエルの診療所に、全身に水泡が現れた黒人の子どもが診療にくる。その後も、多くの黒人の子どもに同じような症状が現れる。それは、WHOが1980年に絶滅を宣言したはずの天然痘だった。
     NHKでドラマを見て、読んでみました。ドラマよりももっと暗かったですが、アフリカの現実がよく解りました。

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    2010年11月09日
  • エンブリオ 上

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    胎児を利用する部分は、抵抗があって読み進めるのをやめようかと思ったが、読んでみた。
    手術のところなどリアルな部分はさすが。

    上巻ではたんたんと話がすすむ。
    下巻ではどうなるか。

    あと、カジノのシーンは退屈だった。

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    2009年10月04日
  • エンブリオ 下

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    イロイロと考えながら。印象的だったのが、主人公の彼のスタンス。ただ優越感を感じていたいだけなのだろうかとか考えてみたり。しかしこういう病院が本当に存在すれば、救われる女性はとても多いだろうと思う。

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    2009年10月04日
  • 受精

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    医療サスペンスかと思いきや、意外な結末。
    著者は、九州大医学部卒の精神科医が書いたと聞けば、なんだか納得してしまう展開。
    まぁ、全く予想しない結末だったので、楽しめたけど、最初の宗教チックなにおいが読み進めにくかったから、★3つ。

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    2009年10月04日
  • アフリカの瞳

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    ストーリーはなかなか面白いのですが、冗長すぎます。1/3くらいは削りたいかな。あるいは、その代わりに農村再生の動きをもっと書き込むか。そうすれば、全体に締まった感じになったろうと残念です。
    しかし、エイズに実情、政府援助がもたらす問題、アフリカの貧困の実情などを描き、社会に対する警句としてはなかなか良く出来た作品と言えるかもしれません。
    気になったのは、欧米の製薬会社はアフリカに無料でエイズ治療薬を配布すべきだという説が随所に出てくることです。会社勤めの人間としては、会社と言うのは営利団体であり、そこまで要求するのは酷な気がします。この薬で欧米では十分に利益を出しているのだからという根拠ですが

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    2016年08月16日
  • アフリカの蹄

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    絶滅したはずの天然痘を使って黒人社会を滅亡させようとする白人支配層に立ち向かう日本人医師の話。
    スリル満点でおもしろいけど、白人による黒人差別の根本的問題には触れてないので、作品として終わってしまっているのが残念。
    ただ、差別を受ける黒人たち・スラムの子どもたちのために自分の特権も何も捨てて献身する主人公の考え方・姿勢・価値観に考えさせられる点が多かった。

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    2019年03月04日
  • 受精

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     昔、NHK-FMでやっていたアイラ・レヴィン原作の『ブラジルから来た少年』を思い出した。ナチスの遺伝子への関心は、そのまま現代の医学への夢でもあるけれど、ここまでプロットが重なると、少々幻滅。『ヒトラーの防具』の香田少佐が登場してしまうのも、そういう感覚の一部になっていると思う。
     ただ、そうは言っても、やっぱりおもしろかった。この人の文章には想像をかき立てるものがちゃんとあって、それを邪魔しないだけの静謐をもたらす雰囲気もある。

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    2009年10月04日
  • カシスの舞い

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     再読。
     前二作に比べて、なんとなく物足りない。テーマそのものは精神医学における人体実験という重いテーマで、その分の読みごたえはあるが、水野とシモーヌや剣道の仲間たちという緯糸が、経糸とうまく絡んでいないように感じる。
     一番面白く読んだのが、最後のシモーヌの手紙だった。この手紙部分で、この話の全てが語りつくされてしまうところが物足りなさの根っ子か。

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    2009年10月04日
  • 安楽病棟

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    色々な事情で安楽病棟に入院してくる患者を医者からの立場と若い看護婦からの視点で淡々と描写しており、最初はドキュメントのような印象も受ける。しかし、飽きさせない筆致で最後まで読むと・・・。

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    2009年10月04日
  • 国銅(下)

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    奈良時代の庶民を描くという、地味な物語ではあるが、なかなか爽快な読後感が味わえる傑作かも。
    できれば若いうちに読むべき本。おじさんにはちょっと物足りないかな。

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    2009年10月04日
  • ヒトラーの防具(上)

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    統一されたドイツで現地の人々に剣道を教えている駐在邦人。

    そんな彼の元に旧東ドイツ地域の大学に昔の剣道の防具らしきもののがあるとの情報が入る。

    そこで彼がみたものは・・・。

    そんな書き出しで始まる第二次大戦中のドイツを舞台に繰り広げられるストーリー。

    ドイツ人と日本人の間に産まれた主人公がその時代の中で何を感じ、どんな行動をしていくのかが淡々と描かれています。

    現実と虚構がうまく混ざり合って、もしかしたらノンフィクションを読んでいる気にさせる作者はさすがだなと感心しました。
    その分ラストシーンはもうちょっとかな?

    第二次大戦中の日独関係が詳しく書かれていて、現実の歴史の勉強がてらに

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    2009年10月04日
  • アフリカの蹄

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    帚木蓬生が描く医療サスペンス。

    アフリカの大地で絶滅した天然痘が流行し始めた。
    そのアフリカで最先端の臓器移植を学ぶ日本人医師がとった行動は・・・。

    今、世界各地でテロが起き、そして今恐れられているシナリオの一つが天然痘を使った生物テロ。
    そんなテロの恐怖と人種間対立の醜さが存分に描かれています。

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    2009年10月04日
  • 受精

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    著者は、現役精神科医。医学分野のみならず、ドイツ、第2次世界大戦にも造詣が深いようだ。
    ヒトラーの陰謀(?)の一つに、完璧なる民族の存続と繁栄のための『生命の泉』とよばれる計画が、からみ、それに今ほぼ解明されつつあるゲノムを駆使して、遺伝子診断から、遺伝子差別への時代を、ぴょぴょーん、と飛び越えて納得させられてしまった。
    私のお気に入りの小説家の一人なのだが、見事なお手並みである。

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    2009年10月04日
  • 受精

    購入済み

    竜頭蛇尾

    冒頭と結末があまりにもテーマが変わりすぎている。
    私の求めていた話とは違いました。
    内容も冗長で所々読み飛ばしました。最初は幻想的で、消息盈虚をどのように描くのか楽しみだったのに本当に残念です。

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    2021年04月12日