浅井晶子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ
・感想
ケイト・リンヴィルシリーズ3作目。
このシリーズの特有の鬱々とした雰囲気は相変わらずで実家のような安心感(?)。
事件のラストに驚いたんだけど…次はあの続きからなのかな?
でもあれが事件の終局でも納得する。
あの終わりでも納得できちゃうのがこのシリーズだと思う。
人並み外れて有能な主人公たちが、粉骨砕身して事件を解決し大団円!!みたいな作品じゃないもんね。
今作で一番可哀想だったのがサーシャ。
彼は一貫してどこにいても「被害者側」だった…。
でも、そんな彼も幼稚園での事件を思うと「常に被害者」だとしてない気がする。
作品に出てくる人間たちの身勝手さ、それを取り繕う弱さと自己弁護。
そんなものさえ振り切ったサイコパスの犯人の描写に気が重くなったけど、やっぱ最後までノンストップで読める面白しさがあったな。
ケイレブのケイトへの思いは唐突に思えていまいち理解出来ないんだけどでも恋愛にはならなさそうなのもあの二人っぽい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2025年の21、22冊目は、シャルロッテ・リンクの「罪なくして」です。シャルロッテ・リンクの作品を読むのは、2023年の10月以来です。主人公は、同じくケイト・リンヴィルです。ケイトは、ついにスコットランド・ヤードを退職し、ケイレブの勤務するスカボロー署の犯罪捜査課に転職します。しかし、ケイレブはある事件の責任を取る形で休職中となっています。
シャルロッテ・リンクの書く作品は、相変わらずストーリーが秀逸です。興味を引く導入部から、そういう終わり方なのねというエンディングまで、読者を飽きさせません。これまでのケイトとケイレブの立場を逆にした構成も見事です。
オリヴァー、アリス、クセニアの選択した行動は、決して許されるものでは有りません。サーシャが全てを理解して、受け入れていたという事実が、何とも言えない気持ちにさせます。
そして、つくづくケイトの人生は付いていませんが、ケイトは本当に強い人だと思います。そのひたむきさに希望を感じ、ケイトに何かしらの幸福が訪れる事を願ってやみません。
☆4.7良い本だと思います。 -
Posted by ブクログ
がーーーーーー(# ゚Д゚)
早う一緒にやれや!
はい、刑事ケイト・リンヴィルはまたしてもスカボローで事件に遭遇し、前作でほのかに想いを寄せたケイレブ警部と3年ぶりの再会
前作で事件を見事に解決に導いたケイトですが、自信のなさは相変わらず
ケイレブが世界で唯一自分を認めてくれているのは知っていますが、そうじゃないのよ、そこじゃないのよ
むしろそっちはどうでもいいのよ
一方のケイレブは未だアルコール依存症から抜け出せず、かつての自分のような天才的閃きは最早望むべくもないと、常に自分が選んだ道に迷いながら捜査を進めます
ふたりともに自己評価最低
ケイトは事件が気になりますが、自分なんかがしゃしゃり出てケイレブの邪魔になってはいけないと、またしても独自の調査を開始します
ケイレブもなんとかケイトにアドバイスを求めたいと思うものの、あまり強く求めても迷惑になると感じて早々にあきらめてる感じ
いやいやいやいや!
早う一緒にやれや!
んでサクッと解決しろや! -
Posted by ブクログ
刑事ケイト・リンヴィルのシリーズ。というか、ケイトとケイレブ・ヘイル警部のシリーズ。
第2作。
1作目の事件から3年後、2017年10月。
ロンドン警視庁(スコットランドヤード)の巡査部長ケイトは、父親が殺された事件の現場だった実家を売る決心がつかず、人に貸していた。
ところが、借家人は家を荒らし放題に汚した挙句に夜逃げ。その始末に帰ってくる。
近くのB&Bに宿をとったところ、その家の娘アメリーの行方がわからなくなった。
スカボロー署のケイレブ・ヘイルが訪れて、思わぬ再会。
父の事件の捜査をめぐって二人は対立したが、ケイトの推理の方が当たっていて、ケイレブにはそれを認める度量があった。
ケイトは内気で頑なで社交性がなく、本来優秀なのに自己主張が全く出来ないために、職場では功績があっても、誰もはっきり認識しないような有様となっていた。
ケイレブは、ケイトの才能を認めて天才的だとすら評価した唯一の人間なのだ。ケイトはそんなケイレブにかって恋した。
ケイレブは有能なリーダーだったが、やや思い込みが激しく、間違った方向へ猛進する場合があった。人の生死を左右する仕事の重圧に負け、アルコールの問題を抱えている。
互いに深い所で通じているのだが、見た目がよくモテてきたケイレブが地味で暗いケイトに恋するはずはなく、もうケイトはすっかり心を抑えている。
半年前から、マッチングサイトに登録するというかってない行動に出て、あまり上手くは行ってないけれども、自分から男性と会ってみるということも始めていた。
14歳のアメリーがいなくなった日、1年ほど前に行方不明となった同じ年頃の少女の遺体が発見される。
パニックになる両親。
ケイトは、4年前のハナという少女の行方不明事件とも関連があるのではと疑い始める。
アメリーは、堤防から海に落ちかけるという、思わぬ状況で発見されることになるのだが…
一方、マンディという少女は母と喧嘩して家出して、街を転々としていた。
犯人と思しき人物の独白が挿入され、それが一人とは限らないが、犯罪であるのは間違いないと読者にはわかります。
でも一筋縄ではいかない!(笑)
不穏な空気が漂う中、奇妙な出来事が相次ぐ展開に引き込まれます。
ヒロインの造形がユニークで、話は二転三転、秀逸なシリーズ。
25年5月30日、レビュー。 -
Posted by ブクログ
奥さんが調子悪くてさ
でもってこんなとき頼りになる上のお姉ちゃんが残業でさ
もう十年以上ぶりにお父さんが晩ご飯作ったんですよ
まぁ、ご飯炊いてお味噌汁作って魚焼いただけなんだけどね
いやなんかやっぱたいへんだわ
仕事終わって帰ってご飯作って後片付けしてってもう本なんか読んでる時間ないもの
ねー
そりゃーイラッとするわなー
疲れて帰ってきてご飯作ってる間のんきにアホみたいに本ばっか読みやがって月に何十冊も(お前な)
感謝感謝感謝(上っ面感)
はい、サスペンス!
これちょっとすごいよ
ひと言で言うと、上手い!
サスペンスの上巻(前半)に求められるものを完ぺきな形で提供してきやがりました
それ何かと言えば「不穏」です
もうね、出てくる人出てくる人みんな程度の差はあれど愚かなんよね
全員間違いを犯してるのよ
分かるかなー?
で、読む方は見えてる訳じゃないですか?
いやそっち行っちゃダメなんだって!
でも行っちゃうのよ!
当たり外れが見えてるの
でも全員外れの方に行くのよ
これぞサスペンスですよ!
だから言ったじゃん!が58個くらいあった(適当)上巻から下巻へ
「志村、後ろー!」