失踪者 下
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失踪者 下

小説・文芸
1,324円 (税込)

6pt

3.7

エレイン生存情報に、現地に駆けつけたロザンナと弁護士だったが、人目を避けて隠れ住んでいたエレインを名乗る女は彼女のパスポートこそ持っていたが、本人ではなく、何かに怯えるパメラという謎の女だった。なぜ彼女はエレインのパスポートを所持しているのか? 夫との仲がぎくしゃくしていたロザンナは、誰もが疑ったエレイン最後の接触者である弁護士マークの無実を証明することに熱中し、次第に彼に惹かれ始めていた。エレインはどこにいるのか? 弁護士は何か知っているのか? 真実はどこに? 最後の最後に、震えるような衝撃が……。あなたはこの小説を途中でやめられますか? ドイツ本国で210万部超の大ベストセラー・ミステリ!

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失踪者 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 失踪者 上
    1,324円 (税込)
    イングランド南西部の田舎町に住むエレイン・ドーソンは幼馴染みのロザンナの結婚式に招待され、ジブラルタルに向かって出発したが、霧のためロンドンのヒースロー空港で足止めされ、親切な弁護士の家に一泊したのを最後に失踪する。何があったのか? 五年の時が流れ、雑誌の元記者だったロザンナはこの事件をはじめとする失踪事件について、調べることになる。当時疑われた弁護士は何か知っているのか? 障害のある兄の世話に疲れたエレインは自発的に姿を消したのか? ロザンナは友人の不可解な失踪事件の調査に次第に深入りしていく……。最後にあなたを待つ震えるほどの衝撃。作品すべてがベストセラーとなる、ドイツ一の人気作家による最高傑作!
  • 失踪者 下
    1,324円 (税込)
    エレイン生存情報に、現地に駆けつけたロザンナと弁護士だったが、人目を避けて隠れ住んでいたエレインを名乗る女は彼女のパスポートこそ持っていたが、本人ではなく、何かに怯えるパメラという謎の女だった。なぜ彼女はエレインのパスポートを所持しているのか? 夫との仲がぎくしゃくしていたロザンナは、誰もが疑ったエレイン最後の接触者である弁護士マークの無実を証明することに熱中し、次第に彼に惹かれ始めていた。エレインはどこにいるのか? 弁護士は何か知っているのか? 真実はどこに? 最後の最後に、震えるような衝撃が……。あなたはこの小説を途中でやめられますか? ドイツ本国で210万部超の大ベストセラー・ミステリ!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    彷徨うということ

    “霧のロンドン”、古く冷たい建物に曇天ばかりの空をもつ街、少し都会を離れると、荒涼とした台地と陰鬱な太陽が照らす、イギリスという国のイメージ。
    “彷徨う”という言葉がとてもよく似合う。 

    自分を“見失う”
    からだはここにいるのに、ココロは漂よっていて、何処にも向かうべきところがない。
    それも一つの“失踪者”なんだろう。

    他者を“束縛する”
    若くして脊髄障害を負った男、孤独な田舎の高齢者の男、一応の成功と家庭を持ったにも関わらず自分のコントロール下においていないと絶えず不安に苛まれている男、怒りの爆発、暴力の果てに相手が取る驚愕に陶酔し、制御不能となる男、この物語に登場する男たちを、どこか道徳めいた日本の2時間テレビドラマではここまで描けないほど赤裸々に描写する。

    物語は下巻に入ってジェットコースターのように急展開する。
    そして最後は……

    少し予想していたが、まぁそうでなければ締まらないかなぁ。

    面白かったです。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    パメラとセドリックの、悪人ピットからの必死の逃亡劇から始まる下巻は、冒頭から、先が気になって仕方がない展開。最後の結末は、予想ないかもしれませんが、それでもそうくるのかぁという展開でしたが、最後のほうは、やや冗長だったかなと思いました。人間関係もわかりやすくて、翻訳も読みやすくて、良い海外ミステリーでした。

    0
    2025年04月17日

    Posted by ブクログ

    ドイツの作家「シャルロッテ・リンク」の長篇ミステリ作品『失踪者〈上〉〈下〉(原題:Die letzte Spur)』を読みました。
    「フォルカー・クッチャー」、「ライナー・レフラー」の作品に続き、ドイツミステリです。

    -----story-------------
    〈上〉
    イングランドの田舎町に住む「エレイン」は幼馴染みの「ロザンナ」の結婚式に招待され、ジブラルタルに向かうが、霧で空港に足止めされ、親切な弁護士の家に一泊したのを最後に失踪してしまう。
    何があったのか?
    五年後、ジャーナリストとしての仕事で「ロザンナ」は、「エレイン」を含む失踪者たちについて調べ始めた。
    すると、「エレイン」を知るという男から連絡が!
    彼女は生きているのか?!

    〈下〉
    五年前に失踪した「エレイン」生存情報に、「ロザンナ」は急遽現地に駆けつけたが、「エレイン」のパスポートを持つその女性は、まったくの別人だった。
    どうやって彼女はパスポートを手に入れたのか?
    「エレイン」失踪で疑われ、人生を狂わされた弁護士に「ロザンナ」は惹かれ始め、彼の無実を証明することに熱中する。
    真実はどこにあるのか?
    最後の最後にあなたを待つのは、震えるほどの衝撃だ。
    訳者あとがき=「浅井晶子」
    -----------------------

    ドイツの作家による、イギリスを舞台にしたミステリ… 謎に満ちた、愛憎渦巻く人間ドラマにひきずりれ込まれ、ページをめくる手が止まらない感じでした、、、

    面白かったですね… 二転三転する巧みなストーリーテリングと丁寧な心理描写により、重層的な物語に仕上がっていましたね。


    イングランドの田舎町に住む「エレイン・ドーソン」は、幼馴染みの「ロザンナ」の結婚式に招待され、ジブラルタルへと出発したが、霧で空港で足止めされ、親切な弁護士「マーク・リーヴ」の家に一泊したのを最後に失踪した… 何があったのか?  結婚後、仕事から離れていた元ジャーナリストの「ロザンナ」は、五年後、事件の取材を始める、、、

    弁護士は何か知っているのか?  彼女は自発的に姿を消したのか?  「ロザンナ」は調査に深入りしていく… そして「エレイン」生存の情報が……。

    発見された女「パメラ・ルーク」はなぜ、「エレイン」のパスポートを持ち、「エレイン」を名乗っていたのか?  彼女はなぜ隠れるように生きていたのか?  本物の「エレイン」はどこにいるのか?  生きているのか?  それとも……?  当時疑われた弁護士を取材した「ロザンナ」は、彼に惹かれ始め、その無実を証明することに熱中する… そして 彼女の行き着いた真実とは……。


    多くの登場人物の視点を切り替えながら物語は進みます… 一見、無関係とと思える人物やブツ切れに思えるエピソードや事件がじわじわと関連付けられていく展開が愉しめました、、、

    消えた女、疑われた男、死んだ女、追う男、逃げる女、助けようとする男、探る女… 点だった存在が線としてつながる瞬間が快感でしたね。

    抗い難く引き込まれる筆力… とでも言うのかな、、、

    ストーリーはシンプルで、奇抜な設定や大掛かりなトリック、どんでん返しがあるわけじゃないんだけど、登場人物の心理を絶妙に生かしたスリリングな展開に心を鷲掴みにされましたね… 理屈抜きで愉しめる作品でした。

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    ドイツのベストセラー、後半。
    5年前に行方不明になったエレインはどうなったのか?

    ロザンナは5年前に結婚して、ジブラルタルで暮らしていました。
    義理の息子を育て、幸せもあったが、結婚後も仕事はするはずだったのに何のかのと家庭に縛りつけたがる夫に阻まれ、ついにイギリスでの仕事の依頼を引き受けることを決めたのです。
    自分の結婚式に招待したのにその途上で失踪した幼馴染のエレインの追跡取材だから、他人事ではない。
    もしかしたらどこかで生きているのか、どんな事情が隠されているのか、それとも‥?

    エレインは障害のある兄の世話に縛られていたため、それで家出したという説もあった。
    当初疑われた弁護士のマークに会ったロザンナは、マークに惹かれ始めるが‥?
    一方、エレインのパスポートが発見される。

    身元を隠して生きている女性の描写が書き込まれ、それがエレインなのかそうでないのかという謎もあり、引き込まれました。
    普通の人が多いところにリアリティがあり、その人なりの必死さと愚かさに複雑な気持ちに。
    犯罪者も出てくるので、これは‥普通の人にはなかなか歯がたたないところ。

    ロザンナは基本は正直で前向きな人で、だからこそ悩みもします。10代の義理の息子にちゃんと信頼されているけど、次々に起こる出来事に目をくらまされるあたり。
    エレインもなんか感じのいい人でもなかったり。
    読後感にいまいちなところがあったので、すぐ感想を書けなかったのですが~
    このリーダビリティとインパクト、読まずにいられないだけでなく、1年以上たってもずっと話を覚えているのは‥
    人の心に突きつけてくる何かがあったのだと。
    力のこもった作品だったと思いますね。

    0
    2018年07月31日

    Posted by ブクログ

    ストーリーとしては非常にシンプル。元ジャーナリストの女性が、5年前の失踪事件を取材するというもの。幼馴染が失踪したのは自分の結婚式に出席する道中だったため、主人公はある種の責任を感じながらの取材となる。

    複雑なトリックも、凄惨な描写も、奇抜な設定もなく、日常生活がそのまま事件につながっていく展開にも関わらず、ページを繰る手が止まらない。その要因は巧みな人物造形だと思う。主人公に関わらず、「モヤモヤ」を抱えたキャラクターが次々登場するのだが、彼らの描写は表層的に終わらず、人間の持つ多面性、迷いなどが重層的に描き出されるので、どうにもこうにも目が離せない。ドイツで売れっ子作家というのも納得。普遍的なずるさや弱さが巧いという点では、宮部みゆきと似たタイプなのかもしれない。

    二転三転する巧みなストーリーテリングと丁寧な心理描写で、物語に説得力と厚みが出ているが、ミステリとしては弱いかも。期待していただけに、若干の強引さが目立ってしまいただただ残念でした。謎解きは二の次で、人物に注目して読むならば、久々に期待できる作家を見つけたなー、という感じ。

    0
    2017年05月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    5年前に失踪したエレインの事件を軸としながら、複雑な人間関係が交錯していてなかなか面白かった。
    特に上巻は、これからどうなるの!?とハラハラしたけど、結末はちょっと予想範囲だったかな。
    真実は結局マークがいなくなって闇の中だけど、ロザンナがすっかり信じていることに少しもやもや。

    0
    2026年04月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結局真相はマークの証言のみってことで。自己弁護ばっかりでいまいち信用出来ないけど信じるも信じないもロザンナ次第だし、ロザンナが新たな一歩を踏み出すきっかけにはなったのは良かったかな。
    パメラはもっと掘り下げて書けば準ヒロインになれる逸材なのにもったいない。セドリック、幸せにしてやれよ!
    上巻のクソ野郎筆頭のジェフは改心したのにデニスとロバート親子はクソ野郎のままでした。
    マリーナはあんなにロバートの面倒見たのに可哀想すぎない?もうちょっと報われても。いくら過去の過ちの償いとはいえ。
    あとフィールダー警部ももうちょっと描き方変えれば名脇役なのに。アンジェラにはしっかり寄り添ってて良い描き方してたのにパメラから見た印象が悪すぎて。
    とまあ登場人物多いのでさすがに全員を掘り下げては書けないので仕方ないとはいえ魅力的な人物が多いだけにもったいですね。

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    安定のおもしろさ。中盤の山場はほんとにハラハラした。
    この著者、加害者 - 被害者のラインが2本に収束していくプロットと、DV男に心身を支配される女の描写が本当に上手い。
    後半、いかにも中高年の西洋人の価値観…っていう臭いがどうしてもちょっと気になってしまった。

    0
    2024年02月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻の終わりから第二部の終わりにかけては非常に面白かったのだが、第三部になり、ちょっとだれてきて、最後はやっぱりそこに落ち着くのかみたいな感じでちょっと残念。

    0
    2017年10月25日

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