浅井晶子のレビュー一覧

  • 暗黒の瞬間

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    連作短編小説ですが、海外ミステリーでここまで連作短編小説の出来が高いの始めて!

    連作短編小説としての仕掛けも良かったが、ひとつひとつの話も切れ味鋭く最後まで飽きなかった。

    そして今作がデビュー作とは天晴です!!

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    2026年04月19日
  • 暗黒の瞬間

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    ネタバレ

    評判通り、まさに驚異の新人。今から続編が待ち遠しい。

    ひとつひとつが忘れがたい。瞬発力と持続力を併せ持つ連作短編。

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    2026年04月16日
  • 暗黒の瞬間

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    凄いとしか初めの感想はなかった。
    ドイツを拠点に活動する刑事弁護士が主人公の連作短編集。其々主人公が関わった裁判と裁判に導く描写が凄い。また自分の仕事に誇りを持って事件に邁進する姿が好ましい。夫のぺーターとの関係性も素晴らしく、ノンフィクションかと思い違いした程だ。どの章も凄いが、「自白」だけでも読んで頂けたら、、一章を置いて伏線回収の章があるがそれがプロローグに繋がるという、各章も計算され尽くしてあり、お勧め度はマックス。

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    2026年04月15日
  • 暗黒の瞬間

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    鬼★5 いかに悪魔になってしまうのか… 法の隙間から漏れ出た人の醜さを描いた犯罪小説 #暗黒の瞬間

    ■あらすじ
    ドイツの刑事弁護士であるエーファ・ヘアベアゲン。凄腕弁護士の彼女が担当した事件と弁護を認めた物語。まもなく引退が近い彼女は、これまでの加害者の害悪性と法律で解決できることの差異に罪の意識が芽生えていく。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    鬼★5 正当防衛、過失、少年犯罪、偽証など、刑事弁護士が法の隙間から漏れでた人間の醜さを描いた犯罪小説。

    誰しも人を傷つけることなく幸せに暮らしたいと思っている。でも決して犯罪はなくならない。どうして人は犯罪に手を染めてしまうのか… 心が空っぽにな

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    2026年04月13日
  • 誘拐犯 下

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    前作からすっかりハマっているロンドン警視庁ケイト・リンベル刑事シリーズの2作目…

    前作から3年後
    残された父の家を片付けるために故郷ヨークシャーに戻って来たケイトだったが、少女の失踪事件に巻き込まれる

    数年前に行方不明になっていた少女の遺体も発見され、地元の刑事ケイレブたちは連続誘拐事件も考慮し捜査を始める

    実は有能なのに相変わらず自己肯定力の低いケイト
    でも今作はマッチングアプリなんかに手を出しちゃってる…(笑)
    まぁ、大きな成長かしら…
    そして前作同様、物語はそれぞれの登場人物の視点で語られながら進んでいく
    さらに合間に犯人視点の語りもあるのだが…
    まぁ、見事に裏切られた
    完全な思い

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    2026年04月11日
  • ポルトガル限界集落日記

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    場所を限定せずに働けるスキルって素敵だなと思う本。田舎の不便さ、というより生活を仕事にしないと生きていくのが難しいだろうなと思う山奥で暮らせるのは羨ましいわ。生活の仕事が多すぎて、お金稼ぐ暇ない、みたいな。楽しそうだ!ここに出てた青池保子の「アルカサル 王城」を早速読もう90

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    2026年04月12日
  • 暗黒の瞬間

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    1本の短編で、長編小説が書けるような気がする
    電車で読みながら茫然としてしまった
    罪が確定しても、誰も幸せになんかならないことも多いんだろうなあ

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    2026年04月01日
  • ポルトガル限界集落日記

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    著者は、ドイツ語文学翻訳者であり、20年間ベルリンで暮らしていたが、十年ほど前、ポルトガルの、人口が10人の限界集落に空き家を買い、数年前にドイツ人の夫ともども、引っ越した。

    この本は、海外滞在記が好きな人なら、たぶんみんな楽しめると思う。
    文章がとても理知的で、一方的に決めつけるのではなく、冷静に書いているのだが、ユーモアもあり、飽きさせない。
    村の人たちとも、うまく、楽しく交流しているのだが、それも、よそ者であるからだということも冷静に見ている。

    自分が悪くても、絶対に謝らないドイツ人に比べ、笑顔で、ごめんごめんとすぐに謝るが、仕事にルーズなポルトガル人は、生活するには困ったところもあ

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    2026年03月31日
  • 暗黒の瞬間

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    ドイツ、弁護士の回顧録的連作短編集。強盗を銃殺した件や母親殺しなど。

    大変面白かった。事件一つ一つに癖がある上に短編の中に大きなひねりがある。そして彼女のトラウマとなっているシュテファン・ハインリッヒの件とは何か?分かるとすべて腑に落ちる。

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    2026年03月26日
  • 暗黒の瞬間

    購入済み

    60代の女性弁護士が主人公の連作短編集。彼女が携わった事件と裁判を遡りながら、彼女の大きな決断にたどり着きます。仕事への熱心な姿も繊細な心理もリアルでのめり込んで読みました。

    #ダーク #カッコいい #深い

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    2026年03月23日
  • 罪なくして 下

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    ドイツの作家シャルロッテ・リンクの長篇ミステリ作品『罪なくして〈上〉〈下〉(原題:Ohne Schuld、英題:Without Guilt)』を読みました。
    シャルロッテ・リンクの作品は、昨年1月に読んだ『裏切り』以来ですね。

    -----story-------------
    〈上〉
    何の接点もない二人の女性がまったく別の場所で、同じ銃で狙われた!
    新天地でケイトが捜査にあたる驚くべき事件。
    本書には、読者がミステリに求める要素がすべて揃っている。――「オーバー・バーディシェ」

    スコットランド・ヤードを辞め、ヨークシャーのスカボロー署へ移籍する直前の旅の列車内で、ケイトはある男に銃撃された女

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    2026年03月21日
  • 罪なくして 上

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    ドイツの作家シャルロッテ・リンクの長篇ミステリ作品『罪なくして〈上〉〈下〉(原題:Ohne Schuld、英題:Without Guilt)』を読みました。
    シャルロッテ・リンクの作品は、昨年1月に読んだ『裏切り』以来ですね。

    -----story-------------
    〈上〉
    何の接点もない二人の女性がまったく別の場所で、同じ銃で狙われた!
    新天地でケイトが捜査にあたる驚くべき事件。
    本書には、読者がミステリに求める要素がすべて揃っている。――「オーバー・バーディシェ」

    スコットランド・ヤードを辞め、ヨークシャーのスカボロー署へ移籍する直前の旅の列車内で、ケイトはある男に銃撃された女

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    2026年03月21日
  • 裏切り 下

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    ロンドン警視庁の刑事ケイトの父親が自宅で無惨に惨殺されたことをきっかけに連続殺人がおこる
    実はケイトの父親も元刑事で優秀な伝説的な名警部だった
    物語はこの事件を追うスカボロー署の刑事たちの物語と
    脚本家のクレイン一家が、仕事から距離を置くため人里離れた別荘にこもるも、そこで大変な事態に巻き込まれてしまう物語とか並行に進んでいく!
    とにかくずっと不穏な空気に包まれている
    なぜ、信頼の厚い優秀な刑事が無惨に殺されたのか?
    犯人が誰なのか?
    全くわからない
    終盤、急に犯人がわかるのだが、それは想定のしようもなく…(笑)
    でもそんなことはどうでもよく、犯人の動機にプロローグが急によみがえり、胸が苦しく

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    2026年03月17日
  • 暗黒の瞬間

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    ネタバレ

    これはすごい!!
    「人が罪を犯すのは、人生における最も弱く、最も暗い瞬間です」という作者の言葉通り、人間の暗い面が描かれた法廷ミステリ。ひとつひとつの短編は短く読みやすい。早々に主人公は過去の事件を引きずっていることが示唆されつつ、彼女に何があったのか、とひきこまれる。最後円環が閉じるように幕が下ろされ、重い余韻が感じられた。

    主人公エーファはときに過剰ともいえるほど真摯に事件や真実に向き合う。残虐で救いようのない事件でも、淡々と語られるのは弁護人であるエーファの視点ゆえだろう。
    ウガンダ人の犯罪と彼が作り出した結末。ひとりの無実の者を救うために、十人の罪ある人間を無実にしてよいのか。事件の

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    2026年03月11日
  • 暗黒の瞬間

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    ドイツの法学者が書いた弁護士が主人公のミステリ小説。三宅夏帆さんおすすめで読みました。
    原告の言い分を逆手に取って依頼人を救おうとしたりと、法学に精通している著者だからこそ書ける物語だなぁと感じます。
    短編ミステリ集ですが、どの物語も初めて読む新鮮な設定です。とても面白い!

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    2026年03月09日
  • 暗黒の瞬間

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    ネタバレ

    法律家が書いたミステリということで、シーラッハを連想もするが、また別の後味。主人公が60代女性であるからか。また、その主人公の、事件に対してや自分の人生に対しての迷いや葛藤がリアルに描かれるからか。面白かった。

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    2026年02月25日
  • 暗黒の瞬間

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    めちゃくちゃ良かった。

    犯した罪と、
    それに対する償いや罰が
    どうにも釣り合っていない世界は、
    終始、不安定なままだ。

    それでも連作のラストで示される
    主人公の決断が、
    その揺らぎきった世界に
    一瞬だけ、澄んだ空気を通すようで
    不思議と読後感が悪くない。

    この本に出会えて本当に良かった。

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    2026年02月22日
  • 暗黒の瞬間

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    ネタバレ

    これは面白い〜!
    凄すぎた。9編あって、それぞれ短い話なのにこんなに濃密なストーリーを描けるなんて!
    数行読むだけで一気に引き込まれて最後まであっという間だった。こんなに面白いのは勿体ないからゆっくり読みたい……けど気になって読んじゃう。
    前評判通りです。
    浅井晶子さんの訳が素晴らしく読みやすいのもあってほんとに一瞬だった。

    どの話が良かったかと言うと全部になる。
    その中でも特に良かったのは「塩」
    この話から物語全体が繋がった感覚がした。
    典型的な形で進むのに情報の出し方がほんとに上手い。余分なことが少ないのに余白がいっぱいあるように感じられる!すごい。
    育児を押し付けるクソ男に責任転嫁され

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    2026年02月21日
  • 暗黒の瞬間

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    『暗黒の瞬間』プルーフ版先読みキャンペーンに
    当選して読みました。

    読み始めてから、2日で完読。
    この小説の中に出て来る人たちの行く末が気になり、通勤のカバンに入れ、通勤時やお昼休みに読みました。
    登場人物は皆、知人たちであるかのようでした。

    人の、他人には知られたくない、
    見せたくない部分を曝け出すのが法廷。
    その場で露わにされていきます。

    正義、悪意。
    弱さ、エゴ。
    緩慢、狡猾。

    加害者を守るのが弁護士という仕事ですが、
    これまでいろいろな事件のニュースを見て
    「なぜこんな非情な犯人を弁護するんだろう。」と思うことが多々ありました。

    今回『暗黒の瞬間』を読み、『完全ではない裁判』

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    2026年02月17日
  • 罪なくして 下

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    スコットランドヤードの刑事ケイトは控えめで自己評価の低い性格が足を引っ張り凡庸な刑事だと思われていた
    しかし世界でただひとりケイトを天才捜査官と認めるヨークシャーのスカボロー署の警部ケイレブの熱心な誘いに移籍を決意する

    だが移籍前の休暇を利用した旅行の最中、銃撃事件に巻き込まれ、否応なく捜査の前面に立たされてしまう
    しかも頼りのケイレブはまたしてもアルコール問題により停職処分となってしまう

    孤軍奮闘捜査を続けるケイトはやがて事件の背景に隠された大いなる「罪」を暴いていく

    物語が描くのは、まさしく「罪」だ
    そして物語が紡ぐのは、「罪」を背負う者、「罪」に蓋をする者、「罪」を楽しむ者、そして

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    2026年02月02日