ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
'星を継ぐもの'の興奮再び!という帯に書かれた文句に惹かれて読む。視点の逆転がキーワードか。
主人公は金星人という設定に、違和感を感じながら読み進めると、すでに人類が絶滅した地球の探査がテーマになっている。その謎を解く鍵が月の裏側から発見され、最後に残った人類は恒星間航行を完成させて、どこかの惑星に移り住んだらしい、という設定になっている。この月で発見された人類の遺産ともいうべき構造体は、地球からの脱出を意味しているのか、あるいは舞い戻ってくることを示唆しているのか。謎の追求は地球に向かい、金星人と地球人の類似性の謎解きに帰着する。科学的な記述に無理があり、読者をうならせるSFの域には達していないと感じた。 -
購入済み
本筋は単純 理屈は困難
タイムマシン物だけど 誰かが過去や未来に飛んで行って大暴れ なんて話ではない 実に地味なタイムマシンだ 物語でのタイムマシンの理屈も? その影響も? 読んでる途中から これはもう一度最初から読まないと駄目だな と思った 今から 2回目を読もう
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購入済み
う~む なんだかなぁ
今まで 何冊か読んだことがあり すべてが面白かったので 何の疑いもなく 今回も面白いだろうと思い購入 内容は まぁ 普通 普通すぎて「?」って感じ どこか見落としたのかな と思い 後半部分は3回読んだけど やっぱ 普通
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Posted by ブクログ
言葉だけ、それも一度に6文字だけを過去に送ることのできる機械を作り上げたチャールズ。そこへ数学者や物理学者を集め、どのように活用、改良するかを議論する。そんな中、世界中で謎の現象と謎の病気が流行り始め、直ちに原因は判明するが、過去にある原因を止めることができるのか?
全部読み切ると、よく考えてあるなあという小説だが、いかんせん途中がダレる気配があり、天候も影響して正直なところ眠いのを我慢して読んだところがある。
過去へ送れるものは、文字だけ。それも一度に6文字だけ。でも連続して送ることで、過去における未来に起こる事故を回避することができる。分岐型の未来像ではなく、ホーガンは違う"時間線"に乗り換えるという言い方をしているが、早う話がタイムパラドックスをどう議論するのかという点がかなり長々と、図まで加えて書かれており、そのへんはハード。
別の意味でハードなのが、メッセージを過去に送った時点で、過去の話にポンと飛ぶ。難病が発症して全く動かなくなった人が、次のシーンはその前に戻って会話していたりする。同じセリフなどでうまくつないでいるものの、若干ついていくのが厳しいと感じるところだ。また、そこで違う時間線の話が始まるわけで、そのパラドックスを十分には楽しめなかった。
2/3ほど進んだ当たりで、目的がはっきりし始める。はっきりしてしまえばホーガンらしいストーリー展開で、安心して読み進められる。ただ、地球規模の危機が立て続けに起こりすぎであり、起こる事件は1つだけで、それを解決でも良かったんじゃないかと思う。
ところで、「タウ波」については少々力技という部分はあれど、プログラムにしろブラックホールにしろ謎の病気にしろ、ちゃんと取材して調べて書かれており、ここんとこ読んだ日本の微妙なSF作品とは、月とスッポンほどの違いがある。
ただまあね、真ん中の1/3は読みにくいよねこれ。その辺加味して、ちょっとSF玄人向けかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ紛争調停人のキーラン・セインは、休暇で火星を訪れた。ギネスを伴って。彼は彼の親友。黒色のドーベルマンとラブラドールの血を継いでいた。ジューンのアパートに腰を落ち着いたキーランは、クアントニックスのテレポーテーション技術の実験の結果を聞いていた。今度は開発者自身が被験者になったという。そして成功したと。でもそれはオリジナルがコピーされたので失敗はないとのことだった。キーランは驚いた。オリジナルのコピーがいるのだと。それは問題にはならないのだろうか?久しぶりのホーガンだ。火星に巨石遺跡だって!でもなかなか巨石遺跡にはお目にかかれない。ようやく第二部で出てきたけど。どうも脇役のような感じ。それに最後に巨石文明を作った古代人の呪いとかの言及が…。ちょっと、期待したホーガンとは違うようだった。
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Posted by ブクログ
設定が幾分ご都合主義というか、ガニメデシリーズで感じたような虚構としてのリアリティが弱いように感じた。
であるが、魅力的な設定でもあり、概ね楽しく読めた。
一方で登場人物が非常に多く、それぞれが結構な頻度で物語に関わってくるため、読みながら誰が誰なのか判別に苦労することが多かった。口調や行動規範によって判別することも難しく、そこに関してはアニメ/漫画的な過剰なキャラ付けのないリアルさ、と言えるかもしれない。読み手の問題ではあるだろうが、翻訳文が意味を取りにくいと感じた箇所も散見された。
ネガティブな要素ばかり書いてしまったが、序盤から中盤にかけて、地球から舞台が移り変わるあたりでは、特にワクワクさせられ、次へ次へと読んでしまった。再読するともっと面白さがわかるかもしれない。続編も読んでみたいと思う。