ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧

  • 未来からのホットライン

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    ハードSFの巨匠、ホーガンが手掛けたタイムマシンもの。タイムマシンといっても荒唐無稽さはなく、本当にある話のように理論的。ゆえにちょっと難解。ホーガン独特のスピード感と展開はスリリング。

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    2009年10月04日
  • 星を継ぐもの

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    序盤は専門用語だらけで、正直着いていくのがやっと。チャーリーやルナリアンの謎に迫るパートは面白かった。
    読み終わった後の満足感がすごいが、これフィクションなんだよね?笑 生物や歴史の知識がひっくり返るかと思うくらい精巧な造り込みでした。

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    2025年12月16日
  • 巨人たちの星

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    ★3.9くらい
    こういう異星人か〜でも確かに納得!と思って楽しく読んでたら最後また「?!」となった。面白かったです。でもまだ明らかになってないこともあるし続き読みたい!読みます!

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    2025年12月09日
  • ミネルヴァ計画

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    うーーーーん。いまいち楽しめんかった。

    多元宇宙もの。
    巨人たちの星で過去に飛ばされて輪廻に閉じ込められたという終り方だったのを、そこに多元宇宙を持ってきた。

    チューリアンを閉じ込めようとしたジェヴレン人が別の閉じ込められ方をしたと言うそこが良かったのだけど、正直、孫悟空が新たな敵と戦っていくような、少年ジャンプ的な展開と受け止めた。

    まず、多元宇宙を説明する理論が全く頭に入らない。そこと行き来する説明が、全く記憶に残らない。
    星を継ぐ者から巨人たちの星はハードSFでありながら、ページを捲り返すような難しいSF設定を必要とせずぐんぐん読めた気がするのだけど、その後の2作は、がっつり後戻り

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    2025年11月25日
  • 内なる宇宙 下

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    多分ホーガン氏は、最良の書き手ではない。

    ような気がする。

    ファンタジー系の描写、これは、日本語訳者が悪いのか。
    全く興醒め。
    社会科学的なところとかも、もう仕掛けがわかった後ではどうってこともなく。

    うーん。

    要はバーチャル社会からの人の意識を通じた「侵略」で、面白いんだがなんか、いまいち乗らない感じが否めない。もうちょっと突っ込んだ設定が出来たのではないかな。
    そも、基本の設定のところの説明が数式のないブルーバックスみたいで、二、三度読んだがよく分からん。
    ゾラックは相変わらず可愛いが、ハントとダンチェッカーの掛け合いはほとんどないし、そう、全体に消化しきれない不満が残った。

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    2025年11月21日
  • 内なる宇宙 上

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    SF小説の最高峰の一角と信じてやまない、星を継ぐ者のシリーズ4作目。
    3作目までで感動的なほどに完結してるのになんやねんと言うのはドラクエとおんなじ。

    相当昔に一度読んだんだが、なんだかなあ、と思ってそれから一度も再読していない。

    今回久々に手に取ったのは、ミネルヴァ計画という、これが本当の完結編というのが出版されて、ならばと全く記憶のないこの一編が必要になったから。

    3作目も実はそうだったんだが、スペオペ的なところはあんまり期待してないというか、その部分は特段秀とするところもない気がするのだが、本編はさらに、プチファンタジー要素を入れ込んであって、そこが、なんともうざいのだ。

    大幹に

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    2025年11月19日
  • 内なる宇宙 下

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    これを書かれたのが1992年邦訳1997年。コンピューターゲームとしてはドラクエが1986年でウィザードリィは1981年。黎明期と言ってもいいぐらいのタイミングでこの物語ができたことは当然なのか驚くべきことなのかはちょっとよくわからない。個人的には後者と感じる。内なる宇宙の発生については独自のハッタリがきいていて私は好きだった。面白かったがこういうシリーズは若いナンバリングの方が衝撃が大きくなりがちかなぁと思うと、ファン必読、というのがオススメ度としてはぴったりくるかな。

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    2025年11月13日
  • 星を継ぐもの

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    こんな正統派SF作品は初めてだ。
    ミステリーやサスペンス等の他要素も一切ゼロ。
    紛うことなきサイエンス・フィクションでめちゃくちゃ新鮮だった。
    テーマはいたってシンプル。
    月面で発見された五万年前の死体の謎をひたすら追究する。
    本当にこれだけの話なのにぐいぐい読めるし、辿り着いた真相には「なるほどなあ」と納得させられた。

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    2025年11月08日
  • 星を継ぐもの

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    ネタバレ

    あらすじに興味をもち手に取った。SF読み慣れしてないせいか、それとも書かれた年代の言い回しもあるせいか最初はちょっと読みにくいかな?と思ったけれど、月で見つかった謎の死体がつけていた日記が解読され、実際にはどういう太陽系のどういう方向にいたのか、消えてしまった惑星と月の関係などが解明されていくところが面白く、地球に住む人類の誕生をまさかそんな視点で描かれるとは思わなかった。ガニメアンという存在の謎もあり、そこは解明されなかったのはもやっとしたが、解説で続編があると書かれていてたので探してみようと思う。

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    2025年10月13日
  • 星を継ぐもの

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    文庫本自体が薄いので侮っていたが、読み終わるまで想像の数倍の時間がかかった。
    生物学に始まり天文学、宇宙工学、地質学、言語学など様々な知識が動員された一冊で、現代の、ストーリーに重きを置いたいわゆる“エンタメSF”とは似て非なる“サイエンス”フィクションであった。
    月面で発見された5万年前の死体がどこから来たのか?という謎がジャンピングボードになって物語が進んでいくのかと思いきや、始終、その謎を解明する一点のみが描かれることで、しかしそれでいて読者の想像を宇宙規模へスケールさせてくれる。
    読み終えてみて、星を継ぐもの(原題:Inherit the Stars)とは好く言ったものだなぁと思う。

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    2025年09月13日
  • 星を継ぐもの

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    ようやく読み終えた。
    70年代ハードSFの金字塔の作品。僕は長年のSFファンです。なのになぜか今までJ.P.ホーガンさんの作品は読んでこなかった。
    そんなすれたSFファンなので、センスオブワンダーが感じられなかった。ラストのシーンはニヤリとさせてくれるけど。あー、今となってはインパクトが感じられない。
    これは作品の問題ではなく、僕のSF読書経験のせいなのだ。もっと早くに読んでいれば良かったな。

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    2025年08月30日
  • 星を継ぐもの

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    めっちゃ面白かった!!
    ただ、専門的な議論の部分はよくわからない部分も
    多かった
    謎が解明されていくところは
    めっちゃドキドキした!!
    ミステリーとは違うドキドキで
    なかなか体験できる本はないのでは

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    2025年08月30日
  • 巨人たちの星

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    星を継ぐものが非常に面白かったので、ここまで惰性で読んだ感じ
    やっぱ1作目を超えるのは難しいね
    次作も買って積んでるけど読むかどうか迷う、、、

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    2025年08月21日
  • 時間泥棒

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    面白い考え方、暇つぶしに良い
    具体的な話はむずかしいところもあったけど噛み砕いてくれるキャラクターが出てくるので大まかなことは理解できる

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    2025年08月12日
  • 星を継ぐもの

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    ネタバレ

    海外SF2作目
    内容が難しく中々頭に入らない中
    最後まで読み終わりました。
    普段は推理小説を読んでいるので目的(犯人)があるのですが
    目的がどこにあるのか?分からず困惑
    チャーリについて調べることは間違っていないが
    進化や物理や色々とあり難しく思えた。
    しかし最後の結論には度肝を抜かれた
    最後まで読んで良かったと思いました。
    一点解読出来ていないのが
    5万年前のチャーリー
    2500年前に地球から生物を運んだ
    その生物が進化してルミナリアンになったと思っているけど年代が前後していてよくわからない。

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    2025年06月02日
  • 巨人たちの星

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    気分が乗らずに1年くらいかけて読んでしまった。なんかもう少しミステリー調を期待したのだと思う。登場人物の名前がいまいち覚えられず辛かった記憶。
    間を空けて中盤くらいから読んだら、気分と合っていたのかするすると。登場人物たちの駆け引きとかを楽しむ感じで読むとうまく読めたかな?あとは映像的な想像をしながら読むとうまく読めた気がする。自分は想像以上に文章を文章として抽象的に読んでいるのかもしれない。

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    2025年05月24日
  • 未来からのホットライン

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    ネタバレ

    ホーガンよ、前置きがあまりにも長いし細かいし難しい。
    物語の世界では、発明したコンピューターの実験により、過去に干渉すると未来が書き変わってしまう。本来あったはずの未来から干渉してきていることが証明できたが、未来はすでに書き変わっている。単純な直列宇宙でもなくパラレルワールドでもないところが面白い。

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    2025年03月19日
  • ミネルヴァ計画

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    シリーズが完結し伏線が全て回収された達成感はあるが、第一部のマルチヴァースの理論部分は非常に長く難解でほぼ流し読みになってしまった。第二部だけでも良かったかなと思う。

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    2025年03月07日
  • ミネルヴァ計画

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    「星を継ぐもの」シリーズ最終巻となるこちら。前半はけっこうかったるいというか甘めな展開で、呑気な宇宙観光物語を延々読まされて、これ最終巻で大丈夫かと思ったけど、さすがの後半はバリバリマルチヴァースな内容で盛り上げてくれる。おもしろいのは、銃火器を使ったドンパチなシーンが皆無なこと。そういった意味で科学者達が主人公の物語であることが徹底されていて、ただのなんでもありのマルチヴァースな物語になってないのが良い。

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    2025年02月24日
  • ミネルヴァ計画

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    何がなんだか分からなかった。

    マルチバースを行き来する話だが、専門的知識ばかりで、何で行き来出来るのかわかってない。

    でも面白い。

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    2025年01月31日