ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧

  • 造物主の掟

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    この本が出たのは1983年。ボイジャーが丁度タイタンの撮影を行った時期でもあります。当初から大気があることやメタンの雨が降り注ぐ事で話題を集めていたタイタンの雰囲気が本著にはふんだんに盛り込まれています。

    物語は異星の惑星開発機械がトラブルに見舞われるところから始まり、それが目的地を誤ってタイタンに着陸し、様々な要因を経て知性機械体に進化することで進んでいきます。異星人とのコンタクトや機械と人との関わりを描くSF小説は数あれど、異星人の生み出した機械とのコンタクトを描いた作品というのはSFの中でもかなり異色の部類に入るでしょう。

    機能性の塊であるはずの機会が非効率的な封建社会を構築している

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    2015年04月10日
  • 未来からのホットライン

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     「タイムトラベルもの」と言えるか。
     人や物が時を超えるわけではなく、メッセージが伝えられるだけなのだが、それが過去へ届けば、歴史を変える力は十分にある。
     タイムトラベルものには、扱いに困る矛盾が色々とあるにもかかわらず、元祖「タイムマシン」から多くの作品が描かれているが、そこにはやはり、「もう一度やり直せたら・・・」という人間の願望が表れているのではないか。
     ホーガンらしくちょっととっつきにくい理屈をこねる場面もあるが、「やり直すことでの影響あれこれ」という基本はしっかり描かれており、前半のスローペースからは考えられない急展開も控えている。
     ラストがいいです。

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    2017年08月16日
  • 造物主の掟

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    ずっと本棚の奥で埃を被って眠っていたSF小説を引っ張り出して読む。

    ジェイムズ・P・ホーガン 著 「造物主(ライフメーカー)の掟」
    もう購入してから10年以上も本棚の肥やしとなっていた作品だ。
    毎回半分程度まで読み進むと決まって話の筋が判らなくなってしまって、挫折してしまうのであったが、今回は挫折する間も無く一気に読破してやった。

    話のあらすじは、だいたいこんな感じ。

    「遠い昔、地球外知的生命体によって建造された無人宇宙船が土星の衛星タイタンに着陸した。
    宇宙船には内蔵されたプログラムによって自己増殖し、鉱物資源を採掘・精練して故郷の星へ送り届ける任務を与えられたロボットが搭載されてい

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    2010年03月15日
  • 創世記機械

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    その昔初めて読んだハードSFがこれ。
    途中の物理運動の解釈が難解で、何度も読み返した記憶がある。
    でも、それがあの結末に繋がるのにぶったまげた。

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    2009年11月14日
  • 時間泥棒

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    ネタバレ

    題材としては初期SFに近い空気を感じつつも、題材への切り口はアメリカSF的な空気も持ち合わせている不思議な一冊。すんなり読めるけど、練りこまれた傑作。

    事象の考察への切り込み方はホーガンらしい。印象的だったのが以下の一文。

    「分かりませんね」とコペルスキーは答えた。「そいつはあなたの専門でしょう。ですが、なんでも頭から否定して、スタートする前にブレーキをかけようとするより、まず可能性を認めてその根拠を検討したらどうです? そして、どこに考えが落ち着くかを見てほしいですね」

    この一文のすぐ後にもある通り、帰納的に考えるのではなく演繹的に考えるべきだという事を、ホーガンは星を継ぐものでも書い

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    2015年04月10日
  • 造物主の掟

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    超異世界のお話。
    とはいえ、これが、舞台は土星のタイタン。
    どっか遠い星の自動機械たちが
    いろんな不調を乗り越えた結果
    地球の生態系にあたる進化を繰り広げちゃった。。。という話。
    その説明も空前絶後。
    もう唸るしかないっ!

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    2009年10月04日
  • 創世記機械

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    良いですね。これぞハードSF。
    発表されたのが1978年。舞台は近未来の2005年と言う設定です。
    現実の2005年は、作品に描かれているような、東西対立が激化し世界大戦前夜という状態では無いけれど、また科学技術の進化も随分と違うけれど、それはそれで良いんです。預言書ではないのですから。
    何と言ってもこの作品の魅力は「科学の発展はきっと人類を幸せに変える」という古き善きSFの徹底したオプティミズムの精神で描かれていることです。アシモフ、ハインライン、クラークの世界です。
    そのため「未来はきっと良くなる」そういったポジティブな気持ちになれる、何とも爽やかな読後感です。

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    2016年08月05日
  • 時間泥棒

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     「時間泥棒」と聞いて真っ先に挙げられるのは、やっぱりエンデの『モモ』。ファンタジーという形式を取りながら、現代を的確に風刺した『モモ』を真っ先に思い浮かべてしまうので、本書はちょっと物足りなさも感じてしまう。また、ホーガンらしい緻密な理論構築も、従来に比べて少々甘いような気もする。
     それでも、主人公のコペクスキー初め、モイナハン神父やエーリンガー博士など、魅力的な登場人物の描写は、やはりホーガン、と思わざるを得ない。犯人である「虫」を、トラックに積んだ大量のエサで釣って回る、というコミカルな発想も、ハリウッド的で、エンターテインメントとしてはそこそこおもしろいと思う。

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    2009年10月04日
  • 未来の二つの顔

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    ホーガンの近地球・近未来作品。地球軌道上でAIを実験的にイジメた人間達は? なんで、そんなことしたんねん?

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    2009年10月04日
  • 創世記機械

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    堅苦しい題名ですが中身はちょと現実味があってイイ感じです。
    いつか世界もこうなればイイなぁと思いました。一気に読めますよ。

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    2009年10月07日
  • 仮想空間計画

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    本物のAIを作ろうとしたのにいつの間にかヴァーチャルリアリティ=ヴァーチャルワールドの開発に話がすりかわり、メイン科学者が敵対していた同僚の姦計によって、それまでの記憶を消されてヴァーチャルワールドに閉じ込められた! 装置のスイッチを握ってるのは相手のほう。果たしてメイン科学者・コリガンは無事にその狂ったヴァーチャルワールドから脱出できるのか? 最高にジリジリする……

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    2009年10月04日
  • 未来からのホットライン

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    ハードSFの巨匠、ホーガンが手掛けたタイムマシンもの。タイムマシンといっても荒唐無稽さはなく、本当にある話のように理論的。ゆえにちょっと難解。ホーガン独特のスピード感と展開はスリリング。

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    2009年10月04日
  • 星を継ぐもの

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    ネタバレ

    月面で発見された遺体は、人間と同じ姿かたちをしていながら死後5万年が経過していた。世界中の研究者が彼・チャーリーの正体に迫る。

    自分の整理のために書くので、以下めちゃめちゃネタバレです。

    謎1、チャーリーは何者なのか
    →かつて火星と木星の間に位置した惑星ミネルヴァの住人。なぜ彼が月で発見されたかというと、月はもともとミネルヴァの衛星で、戦争によって母星が破壊され彼らルナリアンは宇宙に投げ出されたから。

    謎2、木星の衛星ガニメデで発見された2500万年前の巨人の遺体は何者なのか、コリエルはガニメアンなのか、なぜルナリアンと戦争をしたのか、等々
    →次作「ガニメデの優しい巨人」に続く。

    むず

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    2026年06月14日
  • ガニメデの優しい巨人

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    50年近く前に、50年後くらいの近未来を想定して描いているので、残念ながら人類はそんなに有望ではなかったよ…という気持ちになる
    ついストーリーとは別の感想が先に立ってしまうが、面白かった
    途中、ハントが突然セクハラおじさんぽいことを言い出したところだけはいただけない
    あれは特に必要のないエピソードだったし

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    2026年06月11日
  • 星を継ぐもの

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    やっと読み終わった〜が第一声。
    プロジェクトヘイルメアリーが読めたなら元々持っていたこれも読めるはずと思って読み始めたけど難しかったね。
    海外+SFってのが難しさUPさせている気がする、、とにかく言葉が回りくどい長い(海外小説だったらそうだよね)


    話としては壮大でSF好きな人だったらハマる!私はすごく刺さったわけではないので⭐️3.2ぐらい。
    全ての辻褄が合う感じ、そして予想もしなかった展開が面白い。ただ難しいが一番にくる。

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    2026年06月08日
  • 星を継ぐもの

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    ネタバレ

    確かに、人類って全生物の中で特異な生き物だよなあと。宇宙の謎を解き明かす中で「闘志」というホモサピエンスの本質を再認識し、それが題名とも繋がってくるのがなんともロマンチックだった。
    理系チックな単語が続くが根本はわかりやすい話なので、そっちに明るくない人も根気で読める。一方で、人物の喋り方がどれも似通っていて(話の妨げになりたくないという訳者の配慮かもだが)、人情ドラマみたいな楽しさはあまりない感じだった。

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    2026年05月30日
  • 星を継ぐもの

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    初めてのハードSFで固有名詞や専門用語が多く、とても読みづらさはあったが、人類史に新たな一面を見いだした結末が面白かった。特に生物学、言語学からのアプローチが緻密だった。

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    2026年05月29日
  • 星を継ぐもの

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    50年近く前の作品なので、色々と古さを感じる
    ブラウン管やら要ケーブルの動画撮影やら、会議中の当然のような喫煙やら、書かれた当時としては当たり前すぎたのであろう事柄が、時代を感じる要因となっている
    それをさておけば、ストーリー自体は面白かった

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    2026年05月27日
  • 内なる宇宙 下

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    扱われた題材はとても興味深かった。
    SFの良いところだ。
    話としては3部作が良かったので、
    まあまぁという感想だ

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    2026年05月22日
  • 内なる宇宙 上

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    初読。
    おもしろいはおもしろいんだけど、シリーズを読み進めるほどに最初が一番よかったなという気持ちになっている。
    とりあえず下巻を読む。

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    2026年05月17日