ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧

  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

     ふとSF小説を読みたくなったので、とりあえず名前だけ聞いたことあったこの本を購入。あらすじすら知らなかったが、本当に面白かった。
     着実に解明されていっているはずなのにどんどん深まっていく謎、全てが繋がった時の爽快感、このテの物語は終わってみれば拍子抜け、というパターンが多いイメージだったが、なんらの落胆なく最高潮のまま読み終えることができた。

    0
    2026年10月04日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    人類の2500万年に及ぶ因果の物語、なんて壮大な話なんだ...。ハードSFだから相変わらず小難しくてクエスチョンも多々あったけど、夢中になって一気に読んでしまった。

    『星を継ぐもの』で残った謎が、ガニメアンとの遭遇を機に次々と解明されていくのがまた読んでて気持ちいい!
    前作からお馴染みのハントやダンチェッカーが続投してくれるのも嬉しい。

    5部作ということなので、続編も楽しみ!

    0
    2026年09月27日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    2026/08/31 読み始めた

    SFの名作と聞いたので。

    2026/09/21 読み終わった

    想像よりも名作だった。これはすごい。途中正直ダレたけど、真相に迫るにつれて凄みが増していく。SF要素(上質な)はもちろんあり、だが読後感はミステリに近い気がする。
    原題Inherit The Stars。The Starsは「星」というよりは星系、とか銀河、に近いイメージかも。

    続編があって全6作らしい。これ全部読むかどうか迷う。

    0
    2026年09月27日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    何よりもまず、タイトルがかっこいい。そして最後にタイトルとミステリーがピッタリはまるのが気持ちいい。生物、工学、物理、社会、言語など色々な要素が詰め込まれていて、まさにSFという感じがして楽しかった。
    ダンチェッカーが良いキャラ。すげえ優秀で堅物っぽいけど可愛いやつで好き。

    0
    2026年09月22日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    SF小説の金字塔と聞き読んでみた。文句なしに面白い!SFミステリーという感じで、登場人物たちが月で発見した死体にまつわる謎を解き明かしていく。仮説を立てながら読み進めたが、見事に裏切られた。

    1977年に書かれているので、当時フィクションとして描かれた2020年代と現在を比較するのも面白かった。

    0
    2026年09月16日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    面白かった〜!ここにきてミステリー味が強くなった回でもありました。そこがまた面白かった。SFミステリーアクション映画みたいだった。いたるところに伏線があって、最後の最後まで「なるほどー!」と感嘆しました。
    前作の『ガニメデの優しい巨人』ではガニメアンに思うところもあったのだけど、今作でガルースたちの地球人への愛というか信頼になんか心打たれたな……。再会のシーンに嬉しくなったし、シャピアロン号で乗り込んでいくシーンで心配になって「死ぬなー!」と心の中でずっと叫んでた。誰も死ぬな頼むから。

    あと最初、『軍縮したのに地球内の各国の対立がなくなったわけではない』という作中内の状況を知って「なぁんだ……(´・ω・`)」と思ってたんだが(完全に理想だけど国境とか国家間の対立とか関係なく一蓮托生で宇宙開拓を目指す話が好きなので)、中盤以降のロシアとアメリカの友情に泣けた。ロンドンでのあの会話が、現実にもあると信じたいよね。



    ↓⚠︎こっからネタバレあり⚠︎↓



    それにしてもスヴェレンセンにもっと痛い目見てほしいんだが〜!取り巻きたちも含めて!顔殴ってやれマジで。リンはスヴェレンセンの顔殴っていいほんまに。月面でのペイシーの怒りは当然だし、それ以上にソブロスキンの行動にも泣けた。アンタだってリスク背負ってるのに……友のために……泣かせてくれるぜ……。
    科学者じゃないヘレンの弁論シーンもカッコよかったな〜こういうそれぞれの専門分野が活躍しているところも好き。
    あとほんまにコールドウェルが個人的にド好みすぎる。いざという時に軍人の顔になるの好きだわ。最初のテューリアンの回りくどいやり方に「前置きは結構」とバシッと言い切ったり、作戦指揮取ったり、「楽に構えてください、私らがすぐ後ろについてるんだから」って言ってきたりとかさ〜〜〜好きになるわこんなん。調査研究が任務だったとはいえ『国連宇宙軍』だしやっぱ軍人で指揮官なんだよなあ。好きな容姿で想像して勝手にメロついてる。

    0
    2026年09月05日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても面白かった。ミステリのように、自分でも考えながら読み進めることができて、とても楽しかった。やっぱり宇宙って雄大で、未知で、ロマンが詰まってるな。スケールが大きすぎて、ミネルヴァから月が飛んできたというのは、開いた口が塞がらなかった。来年はチャーリー発見の年だ!イーロン頼んだ。

    0
    2026年08月31日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    面白かった。とても。
    実は初めて読んだSFだったのだが、想像以上に論理的な破綻がなく、我々のいる現実と繋がっているのかもしれないとすら思わせてくれた。各分野のプロフェッショナルが弾き出した事実を統合する役割、前提を疑う柔軟性を持つことの重要性も感じられた。確かに、想像できなかった真実だった。
    そして、最後まで読んだからこそ、『星を継ぐもの』という題が指し示すものに感動し、彼らの明るい展望を思わせる読後感を得られた。楽しかった。

    0
    2026年08月22日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ザ理系の科学者たちの議論が面白かった。

    自分の信じてきた理論を絶対に揺るがしたくない学者と、もっと柔軟にあらゆる角度からじっくり検討すべきで、早急に結論を出すべきではないとする科学者。単純に謎を解くだけではなく、科学者たちがどうやって真実に近づいていくのか、その過程そのものが物語になっている。

    特に面白かったのが、本当にわずかなヒントから科学的に分析して、そこに存在した世界の条件まで逆算していくところ。骨格や筋肉の構造から体重と筋力の比率を調べたり、持ち物の素材の結晶構造から重力の強さを推測したりする。ごく小さな証拠から何千万年前の世界を復元していく科学そのものに感動したし、そんなところまで分かるのかと何度も驚いた。文章にもすごく知性を感じた。人間の科学って本当にすごい。

    一方で、かなり学術的な本でもあった。

    小説というより、「巨大な科学論文を物語形式で読んでいる」感じに近い。

    作中では、

    観測事実 → 仮説A → 反証 → 仮説B → 新証拠 → 仮説修正

    を何度も繰り返す。科学者がもっともらしい説を唱えても、それが確定事項なのか、その時点での暫定説なのかがだんだん頭の中で混ざってきて、かなり集中力を使った。

    たった310ページ程度なのに、ものすごく長い本を読んだような感覚がある。実際、読み終えるまでに、他の同じ分量の本と比べても2倍くらいの時間がかかったかもしれない。

    途中までは調査結果や科学的な説明を辛抱強く読む時間が長く、正直かなり推進力は弱かった。そこから、それまでバラバラだった情報が少しずつつながってくると一気に面白くなる。

    世界の壮大さだけなら10点をつけたい。最初の謎から、ここまで大きな話になるとは思わなかった。

    ただ、その壮大な世界にたどり着くまでに論文のような説明や議論がかなり多く、物語としてぐいぐい読ませるタイプではなかった。そこを含めて総合的には8点。

    10段階評価: 8点

    0
    2026年08月22日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    ホーガンのハードSF第二弾。「星を継ぐもの」の続き。人類の誕生と2500万年前の異星人=巨人の関係が明らかとなる。壮大な構想力に脱帽。

    0
    2026年08月10日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    なんかダンチェッカー冷笑されてるけど言ってることは割と筋通ってるよな
    冷笑してるハントムカつくわぁ
    ↓
    ハントなかなか勘がええやんけ
    っぱダンチェッカーは噛ませか。なんかしつこいし
    ↓
    ハントの推理すげえ!さすが主人公!
    なかなか驚きの真相やな。まさに文字通りの驚天動地
    なんやダンチェッカー、最後の最後までしつこいで。空気読め
    ↓
    ふぁっ!?
    ↓
    これもうダンチェッカーが主人公やん…!!
    わいは信じてたでぇ!!

    0
    2026年08月09日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    面白すぎた〜〜〜!一日で読み終わってしまった!先が気になって1時間のうたた寝と夕飯と風呂以外ずっと読んでた。止まらんかった。現在時刻夜中の3時!

    科学的な試行錯誤の面白さは大前提なので感想は割愛するけど、いや〜おもろい。科学だけじゃなくて言語学とかも力を発揮する場面とかテンション上がった!あまねく事象や知識は無駄なものなどなく、全てが繋がっているんだよなあ。
    個人的に、視野の狭かったダンチェッカーが地球→ミネルヴァじゃなくてミネルヴァ→地球の方程式の真実に至ったのがなんかよかった。あんだけ絶対的な結論しか信じずに他との生産的な議論を寄せ付けなかったのに…これが成長と変化…!となった。これもコールドウェルが狙って期待してた人間関係の化学反応のひとつだったんだろうな〜と。
    あとコールドウェルとハントの関係性にちょこっとブロマンスみを感じてそれもなんかよかった。でもコールドウェルは指揮官だしハントと肩を並べて異星の景色を見ることはできないんだろうな…。

    そういや作品内の年月日が2028年〜2030年くらいで、もうすぐじゃん!となんか嬉しかった。作中と同じように国家間の諍いがなくなって軍縮して代わりに宇宙開発に全振りした未来が来てくれたらなあ。現実で月面旅行ができるのはまだまだ先になりそうだね。

    0
    2026年08月09日
  • ミネルヴァ計画

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ最終作に相応しい大団円で良かった。
    文化や価値観の違いに焦点を当てた哲学的な部分が多く、特にミルドレッドとフレヌアの会話が印象的。ジャイスターよ永遠なれ...

    0
    2026年08月08日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    いつも小説を読むと、最初の章って意味わからんな〜ようわからん、、ってなるんですけど、もう後半も後半になると、何回も最初の方のページに読み戻って、五万年もの過去に思いを馳せられる、すんごい良いんですわぁ〜

    0
    2026年08月02日
  • 星を継ぐもの

    購入済み

    ミステリとしても満足

    あらすじを読んだ時点でもう面白い。

    SFとしての壮大なスケール、緻密なロジックが生む圧倒的な納得感、そしてミステリとして鮮やかに決まるトリック。そのどれを取っても一級品です。

    近年のSF作品にも少なからぬ影響を与えているのだろうと感じました。SFやミステリが好きなら、ぜひ一度は読んでほしい一冊です。

    #アガる #深い

    0
    2026年07月30日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地球外高度知的文明に遭遇したことがないはずなのに、こんな感じなんだろうなと思わせてしまうガニメアンの振る舞いの描写が良かった。
    科学的な説明のパート、特にシャピアロン号の推進機構の仕組みはまだちゃんと理解出来ているか怪しい。三体の曲率推進みたいなもんかな

    0
    2026年07月26日
  • 造物主の選択

    Posted by ブクログ

    日本人が、しかも良い役割で登場している…!ホーガンが日本で人気ということを受けたサービスだろうか、嬉しい!

    光の速度を越える高次元を発見した『創世記機械』の後に、ペテンで光の速度を超えた造物主を読むとなんか不思議な気分でした。
    最後の20ページくらいで、「俺たち何にもしてないのに、自滅したぞ!!」みたいなホーガンお得意の超納得のテンポ良い伏線回収が爽快でした。まあ大体ザンベンドルフが気づかぬ内に布石を置いているのだがそれにしても毎度見事です。あとボリジャン自身のために用意した未来の便利な体をまさかジニアスが使うことになるとは。そしてちゃんと保持していたのか。掟からの要素をしっかり回収していて見事と満足です。これは掟も読み返さねば…。

    さて、個人的な本作の見所ですがボリジャンには煽り散らかすのに(地球人に対しては)シニカルでありつつ素直で悪知恵が働くジニアス(とても賢いです)の活躍シーン。なんか健気です。友達認定とされてるし、一々絵にして示すところがまた可愛い。
    そして恒例ザンベンドルフの心霊術師としての本領を発揮するシーン。人々を見事に手玉に取り挙句の果てにAIを騙して結局全て丸く収める勧善懲悪?物語は本当に見ていてスッキリします。

    ホーガンの書くシニカルなヒーローという主人公像はとても格好良く、どんな逆境でも折れないので読んでいて安心できてとても好きです。

    0
    2026年07月18日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第3巻にしてさらなる事実の発見、それによるリフレームがもたらされる痛快。

    今まで一枚岩か疑うことすらなかった地球人の中での(米ソという既存フレームでない)分断、空間の飛行でなく時間の飛行の概念が導入される。

    一方で、第二巻から続く「進化してきた環境が精神構造を規定する」論理は通底。各登場人物の行動を、取り囲む環境や歴史の紐解きにより解釈し、精神構造の位相まで露呈させる。

    「星を継ぐ者」の解像度が高まるにつれ、地球人だけが太陽系を母星と捉えているわけではないことが明らかにされる。
    同じ場所を故郷と捉える者たち、またそれを支援する別の存在といった構図は実在の歴史を思わせる。

    自分たちは生きている間に北極星を地図検索で目的地として打ち込むことはあるのだろうか。

    0
    2026年05月31日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    「星を継ぐもの」シリーズ第三弾。前2作で本当に地球の歴史がそうだったんじゃないかと思わせてくる本格SFを味わった訳だけど、本作で3作が輪になって繋がってきたときの衝撃がエグかった。ラスト100ページくらいの対ジェブレン人の下りは痛快すぎて気持ちよかった。地球人は凄いんだとポジティブな気持ちになれる。読むのはめっちゃ時間かかったけど後悔しないシリーズですね。次作もまだあるみたいなので近々読みます。

    0
    2026年05月30日
  • 火星の遺跡

    Posted by ブクログ

    あの『星を継ぐもの』で知られる著者の作品。

    『星を継ぐもの』では衝撃的な人類の謎が描かれたと思いますが、この作品でも、そう言う人類の歴史に繋がる超古代宇宙文明の話が出てきます。そしてそこにちょっと、スターウォーズ的な宇宙での人の営みのエッセンスが加わり、人類の未来として(あるいは、忘れ去られてしまっている遠い過去かもしれないけど)身近に感じます。

    いやぁ、でもさ、キーランの様な怪しい商売をする人は、いつの時代、いつの惑星でもいるんですねw

    中身は、登場人物と時系列的に連続して発生したという事以外には直接的には関係のない二つの話で構成されています。中々面白かったです。

    0
    2026年05月30日