ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み始めは科学用語の連続で難しく音をあげそうだったが、読み進めていくうちにはまり一気に読むことができた。ストーリーの面白さもさることながら、登場人物のキャラクターが立っててそれぞれ魅力的。宇宙軍側のリーダーであるコールドウェル、原子物理学者でイギリス人のハント、生物学者のダンチェッカーなど。プロジェクトの進行で心が通うにつれ、名前呼びになっていく。実にアツい!映画にするならこの俳優がいいな、とか考えてしまいそうだ。
光瀬龍の「たそがれに還る」が昔好きだった。少し違うかもしれないが、物語のアイデアは似ていると思う。同じSFでもこちらは無常観とか滅びといったものが描かれ、「星を継ぐもの」はどんなものにも屈しない人類のたくましさが強調されている。どちらにも魅了される。
ミステリーのように謎が解き明かされるていく過程がとてもおもしろかった。「星を継ぐもの」というタイトルも好き。
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Posted by ブクログ
む、難しかった〜!
専門用語とかたくさん出てきたし、普段目にしない単語熟語いっぱい出てきてなかなか頭に入らない。。
いや、知らない単語熟語四字熟語たくさん出てくる作品大好きです。
SFかつ壮大なミステリーでもあったな。
1977年に書かれた作品で、作中の舞台が2028年くらい?50年前に書かれた52年後の世界の作品なのか。。不思議な感じでした。
人は未だに月に行けてないもんなぁ。
地球、月、ルナリアン、ミネルヴァ、ガニメデ、ガニメアン、、、の関係性がややこしくて混乱した。ルナリアンは月で発見されたからルナリアンなだけで、ミネルヴァから来たとか、、ガニメアンもガニメデで発見されたからガニメアンなので。。
最後タイトル意味回収されてスッキリ。タイトル回収される作品良い。 -
Posted by ブクログ
『星を継ぐもの』が面白すぎたのでシリーズ全部読も!となり続きを買いに行きました。今回から異星人との交流が出てきたの熱かったし、何よりゾラックが便利すぎる!欲しい!マーベルでのジャーヴィスを彷彿とさせる。
俺は人類なので、戦争ばかりしてる人間にほとほと嫌気がさしてるのは事実なんだけど、異星人から面と向かって「狂ってる」と言われると、だからこそ正しくあろうと前を向いて頑張ってる人類もいるんじゃないかと抗議したくなっちゃったな……。そしてその産物は君たちが手を加えたからだぞ、と詰りたくもなる……。無邪気な好奇心だった前作に比べて、そこの行為の責任の重さというか、結末に対する落ち度へ理解を求める気持ちが読後にすごい出てきてしまったな。まあでも干渉したのはガルースたちじゃないから、それもお門違いといえばお門違いかもしれないけどね -
Posted by ブクログ
ネタバレ『星を継ぐもの』ってそういうことだったのか……!と分かった時のカタルシスがすごかった。本を読めばタイトルの意味がわかる類の作品が大好き。
宇宙服を着た遺体が月面で発見された。その遺体は五万年前に死亡していた。五万年前に一体なにが起きていたのかを主人公のハントを中心に探っていく、というのが大まかなあらすじ。
ルナリアンという類が、ミネルヴァという惑星にいたこと。その生物が完全にヒトと一致していること。ガニメアンという2500万年前に生きた巨人。惑星内での争いによって月に移動していたこと。様々な研究によって明かされていく真実。
結論として、ミネルヴァの月は今の地球の月と同じものだった、ということが明らかになる。そしてそこからさらなる真実が明らかになる……。
この最後の真実が明らかになるまで、かなり退屈な話だなと思っていた。5万年前に今の地球より優れた文明がどこかに存在していた、という話だったのか……と少し萎えてたのもある。なんかその辺にタイムスリップ的なトリックがあるのかなとか考えてたので。全然そんなことはなかった。
最終盤に至るまで、情報の羅列のような文章にあまり面白みを感じていなかったというのもある。謎が明らかになっていくパートは面白かったが、逆に言うとそれ以外の、どういう装置を使っていてどういう研究をしてて……みたいな描写が長ったらしく、読んでいて退屈だった。この情報に1P使ってるけどあってもなくても変わらなくないか?みたいな箇所が多かった。ハントもそうだが、登場人物にキャラクターとしての魅力を感じてなかったというのもある。
そのため、最後の真実が明らかになるまではあまり面白くないなと思ってた。
なぜルナリアンはこれほどまでに人類と同じなのか。この問いの答えが「地球からミネルヴァに移されたから」だけではなく、「ミネルヴァの月が地球の月になった時、月から地球にルナリアンが移ったから」というもので、私はとても驚いたし、同時に納得感に包まれた。ネアンデルタール人が絶滅した時期と一致しているというのもいいスパイスだった。
そして、タイトルの『星を継ぐもの』だ。今地球に生きている我々こそが、ルナリアンから地球という星を継いだものたちなのだ……とわかり、話が終わる。そこに凄くカタルシスがあった。 -
Posted by ブクログ
前半1/3ぐらいまでは、これが名作?まぁ確かに設定は面白いけど読みにくいなぁ…と思ってたけど、そこを越えると加速度的に面白くなり止まらなかった。
読みにくい文章や、難解な内容は最後まで変わらなかったがフワッとした認識でも大体分かりやすいまとめ文があるので理解出来た。
PHMが好きな人におすすめ!みたいな流れで読んだけど、PHMとは違ってドラマやキャラクターありのエンタメというより、理系理系理系!!これがハードSF!!!俺の理論を見てくれ!!!!いう感じで、振り切っていて面白かった。
ネームドキャラが結構出てくるけど、登場人物紹介に載っている数名、どころか最終的に3名覚えとけば読めるのも面白い。その3名もなんとなくキャラクター属性が分かるだけでそこまで深掘りされていないのも、振り切ってて良い。
徐々に明らかになる事実や、その度に起こる矛盾に素人なりにこういうことかな?と考えるのが楽しかった。どれがフィクションでどれが現実に謎と言われてる事柄なのか分からなかったので、ちゃんと知識のある人ならもっと面白いだろうな。
終盤の怒涛の伏線回収や、バラバラになっていたピースがハマるのが気持ち良すぎてウワーー!となりながら、何回もプロローグを読み返したり、その発想に至ったページを読み返した。
エピローグは物語の締めとしてめちゃくちゃよくて、タイトルの星を継ぐものがスッと入ってきた。
チャーリーの本筋とは少しズレるけど、解明されていない謎もあるような?と思っていたら5部作と聞いてずっこけた。そんな長いの…?気にはなるけど、今作の前半本当にキツくてしばらく読まない時期もあったし、中盤からも難しいよーと思ったので結構疲れた。(それに勝る面白さはあったけど)そんな作品の続編があと4本も…と思うとちょっと心が折れそう。
漫画版があると知って無料公開分だけ読んだけど、かなり改変されていてそれに突っ込みまくってしまって読めなさそう。
せめて2作目までは読みたいな。なぜならおそらくガニメデの優しい巨人と指されている彼が好きなので…。
すごい映画的だなーと思うけど、大体おじさん達が議論してるだけになるし、謎もめちゃくちゃ残るから難しそうだなぁとは思う。けどいつか映像で見てみたいなぁと思う作品。
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Posted by ブクログ
ネタバレ夏のSF読書3つ目。
月面で発見された遺体。
5万年前の物と判明したそれは何処から来たのか。
チャーリーと名付けられた遺体の謎を各分野の専門家達が調べ、様々な仮説をたてていく。
矛盾のない仮説はどんな物になるのか?
SFミステリな作品。
最後まで読んでから、タイトルを見ると、人類が受け継いだ物について考えてしまう。
面白かった。
異星人の存在を記しているが、生存者は出てこなかった。続編があるようなので、そちらに続くらしい。楽しみ。
エピローグがなんか好き。
プロローグの彼が現人類の祖先として地球に降り立ったんだ、ということが示唆されていた。
終わり方に美しさぎあると思った。 -
Posted by ブクログ
難しかった…1ページ読むのに5分くらいかかって、10ページ読むのに30分とか要した。
難しくてついてくのに必死だったけどすごくおもしろかった。
月で見つかった5000年前の人間の遺体。
チャーリーと名付けられた彼は地球で生まれた存在なのか、それとも他の星からきたのか。
めちゃくちゃロマン…
知的生命体がこの広い宇宙のどこかにいるのかもと誰もが一度は夢に見るけど、それを現実のものとして、だけどすでに滅んだ星の生命体として過去を紐解きながら判明していく事実にめちゃくちゃわくわくした。
あと個人的にハント博士とダンチェッカーが地球から離れた月に来て、地球を眺めているうちに同じ地球生まれであることを思い出し、「下で一杯どう?」「君の飲み慣れない非アルコールなら。珈琲なら大歓迎さ」なんて冗談を言い合い急に距離が縮まる場面はぐっときた。
これが自分が生まれる前に描かれた作品なのがすごい。残念ながらハント博士たちの生きる2030年あたりは、まだ作品の中のようにまでは宇宙開発は進んでないんだよ…
続編もぜひ読みたい。